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表題作月夜に咲く花

ヘットハンティングされてきた開発課長・東俊輔
月の満欠で体質が換わる開発部技師・サキ

その他の収録作品

  • 本編・満月に誘われて
  • 本編・月のない夜には
  • 番外編・蜜月のまどろみ

あらすじ

満月の夜になると、真面目なサラリーマンの貴巳は、淫乱な身体に変化してしまう。持て余した熱を、誰よりも深い快楽で静めてくれたのは、野生的な顔立ちの男・俊輔だった。組み敷かれ、穿たれた雄で翻弄される悦び―。けれども、それは一晩かぎりの関係のはずだった。月が欠け、平凡な日常に戻った貴巳の前に、彼が上司として現れなければ。惹かれつつも、頑なにあの夜を否定する貴巳は、俊輔に翻弄されて…?身体から始まったエロティック・ラブ。

作品情報

作品名
月夜に咲く花
著者
橘かおる 
イラスト
緋色れーいち 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829622261
2.8

(5)

(0)

萌々

(2)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
12
評価数
5
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

これも二重人格って言うのかな?

満月で人格や体質、性欲まで変わってしまう受け様と
そんな受け様の一夜の相手だったはずが上司として再会し
秘密を暴かれながらも互いに惹かれあうエロティックロマンス。

個人的にはかなりエロい作品だと思って読みました。
官能的な感じは橘先生の作品でも高めではないかと思います。
受け様は、どんなメカニズムかはわからないけれど満月期の三日間だけ
異常な程性欲が湧いて男女問わず盛りまくる。
そしてそんな状況になっている時は人格まで変わってしまい
とても妖艶で目を見つめるだけで相手を従わせる事が出来る
能力が出て、そんな時は人を引き付けるフェロモンが出まくりで
まるで蜜に群がる蜂のように性別を問わず引き付ける存在に。
そしてそんな時は本来の地味で内気な性格の受け様は出てこないで
攻撃的な「サキ」と言う別人格が現われる。
でも、「サキ」になっている時の記憶はしっかりあるんですよね。
自分が見境なくセックスに溺れる事に嫌悪や恐怖があって
身を守る為に作った別人格のようでした。
そしていつものように相手を探していた「サキ」とても魅力的な
攻め様と出会う、一夜の相手と決めていつものように抱かれますが
いつもとは様子が違い満月期の受け様を相手にしてもタフすぎて
受け様が翻弄される、そして初めて翌日も一緒に過ごす事に
でも、そんな時泊まったホテルでトラブルが発生し受け様は
攻め様と離れる事に、でも攻め様はオレ以外は相手にするなと・・・

この受け様は色んな能力があるんですよね。触っただけで
相手の感情や考えが分かったり敏捷になったり狼男の子孫かも(笑)
でも普段の受け様は冴えない開発部技師で攻め様と別れた後
再会しても気づかれないと思ってるんですが攻め様にはバレる。
最終的にはどちらの人格もおまえであるんだから両方愛してるで
ハッピーになるお話です。

オーラを

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