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表題作しあわせにできる(3)

久遠寺皇(日芳プロジェクト課)
本田雪彦(日芳・建材部)

その他の収録作品

  • しあわせにできる5
  • しあわせにできる6
  • しあわせ輪舞
  • あとがき

あらすじ

日頃疎遠にしている母・静香たっての願いを受け、仕事の合間を縫い義弟・和哉の捜索を続ける本田。
ところが家出の理由を探るうち、料亭での一件以来、超要注意人物となっている映に借りを作ってしまう。
しかし次に本田を待ち受けていたのは、そんな大事なことを忘れ去ってしまうほどの殺人的忙しさ―年末。
脳天気な3課連中に囲まれ、一人眉間の皺を深くする本田だが、あり得ないクリスマスプレゼントに真っ白になり、自分ですら忘れていた幼少期の恥を暴露され、久遠寺に高価なシャンパンを飲まされ押し倒され…。
他人の三倍忙しい本田の年末修羅場編。
降って湧いたお見合い疑惑にまつわる書き下ろしつき、シリーズ第三弾。

作品情報

作品名
しあわせにできる(3)
著者
谷崎泉 
イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
しあわせにできる
発売日
ISBN
9784576040011
3.7

(17)

(7)

萌々

(4)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
6
得点
60
評価数
17
平均
3.7 / 5
神率
41.2%

レビュー投稿数6

3課メンバーの妄想がすごい

しあわせにできる3作目。

相変わらず本田のまわりにはキャラの濃いメンバーが揃ってます。
今回は家出をした本田の義弟探しと説得に翻弄します。
仕事と弟探しでヘロヘロになっている本田を、有無も言わさず
早退させた久遠寺の強引さが良かったです。

そして3課のメンバーの本田に関する妄想がすごくて笑えました。
勝手な思い込みで自分に関する話があらぬ方向に膨らんでいく様子を
ため息をつきながら呆れている本田が目に浮かびます。
(がんばれ本田)

そして映さんのクリスマス花束攻撃も最高でした。

4

はいさて、今回は本田家メインなお話でしたねぇ
そうか、そうかな部分も多々。
なんだかんだでいろいろなドタバタが本田に降りかかっているのは変わらないんでしょうが(ノ∀`*)ンフフ♪
なんにせよ、無事解決してくれるのがこの作品のいいところでありまして
カブw爆笑でした。想像するだけで可愛くてイカン。
弟さんもいいキャラクターで私は好き。

後半はクリスマス
久遠寺の「クリスマスプレゼントだ」のセリフ
と連動する行為と、本田さんの淫らな・・・・はぁはぁw

オマケは、お母さんが会社にやってきた!?
の裏話。面白かったですw

1

本田さんに穏やかな日々はやってくるのか…。

相変わらず振り回されっぱなし、本田さん。

今回は久遠寺はもちろん、課の面子も絶好調だし、そこに身内まで登場、カオスですw w

弟、和哉くん。……若いなぁ。
きっと何十年後かして、思い出して、恥ずかしくも甘酸っぱい思い出として笑い話にできるよ。笑
お水の女に入れあげて、独り相撲してましたって。

それにしても本田さん。
ますます絆されちゃって。
嫌よ嫌よも好きのうちって言葉があるんですけど、知ってます?本田さん。

「日本でクリスマスは…恋人同士のためにあるんだ」
久遠寺……なかなか恥ずかしいセリフを吐くね。
でもかなりキたよ。

しかし3課の面子は愉快な方ばかりですね。笑

1

森田がさんやっぱりいいよ~

どんどん楽しくなってくる本田さん絡みのストーリー。 今回表紙の男性(男の子)は彼の義弟で前巻途中から出てきて話の中心になってます。 お家のこととか恋愛のこととかで、家出した義弟を必死で探し回ってフラフラです。 見かねた久遠寺が裏に手を回してすぐ解決ですけどね。 久遠寺の嫉妬心がここでも登場(笑) おおっ、この顔が映さんの秘書の森田さんなんだ。5巻表紙の人だね。一言で言うならデキる人! 頼りがいがあって彼に任せれば間違いない。 メインで登場する人物の背景が大きいからそれが絡んでくると面白いです。

0

年末のサラリーマン、仕事にプライベートに大騒動!

今回も、義弟登場。
忙しい本田を、振り回します。
ホステスの女の子に振られ、家出した義弟を結局、久遠時の手助けで
探し出し、お礼にといって押し倒され、不本意だといいながら、
流されて体は、久遠時のとりこになってしまっている、
でも、認めていない。

さすがに、久遠時は、義弟にまで手をまわして、二人の仲を認めさせる
という、本田さんホントお気の毒。

今回も、イラストで良かったのが、本田が幼稚園の劇で、おおきなカブの
カブの役といって、久遠時が本田の方を、チラッと見るところ
とても気に入りました。

クリスマスの、悲劇も大みそかから新年にかけての、騒動も
次号のお楽しみ。

1

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