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表題作レモンの誘惑

甲斐敏史,32歳,凛の傍仕え
御堂凛,高校生,御堂グループの後継者

その他の収録作品

  • オレンジのため息
  • あとがき

あらすじ

御堂グループの後継者である凛は、広大な敷地の外を知らずに育った無邪気なお坊ちゃま。あるパーティの後、好意を寄せている傍仕えの甲斐に突然キスをされ、初めての体験に恐怖を感じながらも彼を信じて身体を預けたのだが…。

作品情報

作品名
レモンの誘惑
著者
真崎ひかる 
イラスト
しおべり由生 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784883029488
2.6

(3)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
6
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

この攻、恥ずかしいんですけど!

主従もの。クールな眼鏡の傍仕え×天然箱入りお坊ちゃま。

・・・と言うとマトモそうですが(ゴメンナサイ、先生)、でももうこれはイロモノに近いと思う。いや、私は好きなんですけどね。

HYPERレーベルは、コンセプト的にH多過ぎてラブがおろそかになるケースが多くて私はかなり苦手なんですが、これくらいアホらしい突き抜けた設定(100%褒め言葉ですから!)ならもういいやと思える不思議。

大元の設定の部分はコメディというかいっそギャグだと思って深く考えずに読みましょう。キーワードはレモンソーダと催眠術です。文字通りです。

立ち止まって考えたらそこで醒めます。もうこれは『こういうもの!』と割り切ってさら~っと軽く楽しむ作品です!

でも、キャラクターやストーリーのすべてがまったくのアホアホというわけではないんですね。←この表現、無茶苦茶だな・・・

う~ん、なんて言ったらいいんだろう。上手く伝えるのが難しい気がしますが、作品全体のトーンとしては決して『アホアホ・ギャグ』ではないですね。むしろ切なささえ漂ってますよ、この設定で!

真崎さんは基本的には好きですし、作家買いもしています。でも、個人的好みに照らして大当たりはほとんどないんですね、失礼ながら。

とにかく非常に作風の幅の広い作家さんなので、ホントにいろんな傾向の作品があるんですが、その中でも我ながら『なんで(数多くの中から)コレ・・・?』と思いつつもなぜかすごく好きな作品があるんです。こちらもそのひとつ。

勢いで番外編同人誌まで買ってしまったくらいです。真崎さんの同人誌、今も手元にあるのは2冊だけなのにうち1冊がコレ・・・

結局のところ、理由はないし間違っても名作だともオススメだとも思わないけど私は好きなんです!

あと、イラストですが・・・
しおべりさんはカラーとモノクロの絵柄のイメージが違って、読んでビックリってのが多いです。
決してキライな絵柄ではないし、こちらもキャラクターのイメージは合ってるんですけどね。

1

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