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表題作感応喫茶店

藤波 元同僚
久原文央 脱サラの喫茶店マスター

同時収録作品思い知れ。

本郷 農業高校3年生
小川 農業高校生

同時収録作品ちなみに僕は

崎戸
町田

同時収録作品夜にむすぶ/夜につなぐ

金井 公務員
末 大学生

あらすじ

---この恋、俺にはちょっとムズカシイです。突然思い立って会社を辞め、純喫茶のマスターとなった久原。何故かその店に通い詰める元同僚・藤波の気持ちを計りかね、苛つくあまりつい…!?佐倉ハイジが贈る、思い通りにならないオトナの恋愛事情(?)。

作品情報

作品名
感応喫茶店
著者
佐倉ハイジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
ISBN
9784048537384
3.3

(16)

(2)

萌々

(3)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
53
評価数
16
平均
3.3 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数7

それぞれのカップル

「思い知れ」の1作目が入っているため購入。
コミック「思い知れ」の2人が大好きでしたが、あっちが大学編・社会人編なのに対しこちらは高校生編なのでこっちを後から読んだのはちょっとまずかったかな…と思ったり。この中の2人はまだ好き合っていないのでちょっと寂しい感じもしました。

表題作「感応喫茶店」
元同僚で年下の藤波×喫茶店店員の久原。
客として通ってくる藤波が自分に寄せる想いを知ってはいるのにだらだら保留にしているー…というお話。ちょとしっとりしつつライバルも出てくる王道系の作品でした。佐倉さんの話の受けはほだされ系が多い気がする。

この作者さんの作品は短編集が多いですが、いくつか短い話が入った一冊の中にはたまにものすごいツボに入るカップルがいたりするわけです。
今回良かったのがラストに入っていた「夜にむすぶ」の2人。
こういう押しかけて来てわけのわからん行動に出る変なキャラクター(押しかけ系?)も佐倉さんの話には多い気がする…
何だこいつ…って普通なら引きそうなんですが。
「好き好き」という気持ちを前向きにぶつけて来る大学生と、足が不自由な社会人のお話。せつなくて可愛くて、けどこの作者さんの持ち味のゆるさが上手い具合に合ってるお話でした。

0

一途に

久原は会社を退職する飲み会で突然同僚の男・藤波にキスされる。
そして久原は退職後喫茶店で働くも、藤波は毎日のように久原のいる喫茶店に訪ねてきます。
そして久原はとうとう藤波に告白されてしまう。
途中久原の友達が久原の家に泊まりにきて、あからさまに嫌そうになってる藤波が可愛かったwほんとに久原一筋なんだなあとw

表題作以外だったら『夜にむすぶ』が好きです。
受けがとにかく攻めが好きで必死でした。でも攻めは冷めてて。
受けが攻めに後ろからぎゅって抱きつくのに萌えました!

0

感応喫茶店レビュー。

マスターの表情がイチイチ可愛くてどうしようかと思った!
佐倉ハイジさんの描く受け子ちゃんの、照れた顔や困った顔や、愛されていると実感した時の何ともいえない色っぽい顔が大好きなんですけど…。
マスター可愛過ぎる!表紙の顔も可愛いよ!

お話は突然思い立って会社を辞め、純喫茶のマスターとなった久原。会社を退職する飲み会で突然同僚の男・藤波にキスされた。しかも、何故かその店に通い詰める藤波。
退職した主人公を追い掛け回す…って程でもないけど、主人公がやっている喫茶店にちょくちょく顔を見に来る藤波。彼の意味不明な行動が、少しずつ謎解きされていく過程に胸キュンキュンします。

思い通りにならないオトナの恋愛事情…って売り文句の作品ですが、なんか思い通りにならない方が可愛くて良いよって思っちゃう。

ちょっと不憫な位が丁度良いカップルです。読切作品もゆるく切なく甘くて読み易いです。

0

小粒に萌えたっぷりな短編

ゆるゆる感が漂いつつも締める所はしっかりと締めていて、ストーリーにも萌える漫画です。
受け攻めの体格差があまりないタイプなので、受け受けしい受けが苦手な方でも大丈夫です。
エロもほんのりで描写もソフトなので、BLビギナーの方にもお勧めです。
どの話も萌え所がありましたが、「夜に結ぶ」の金井×末のカップルが今回のお気に入りです。

「感応喫茶店」
元・同僚・藤波 年下ヘタレワンコ攻め×脱サラの喫茶店マスター・久原 ツンデレ受け
会社を辞める最後の最後に、藤波からキスされて。
それから何もなかったように、脱サラ先の喫茶店に現れるようになって。

受けの覚悟が出来るのが遅くて、そのささやかな抵抗が可愛くて可愛くてしょうがなかったです。
待て状態で、攻めがよく我慢したものです。

「思い知れ。」
4年の先輩・本郷 天然野獣攻め×後輩・小川 ツンデレ受け
寮生活の同じ部屋同士のカップルです。
小川にのみ、天然で野獣な本郷がよかったです。
同タイトル「思い知れ。」のコミックの前エピソードで、2人の出会い編なのでチェック必須です。

「ちなみに僕は」
大学生・崎戸 お調子物攻め×大学生・町田 クール受け
軽くて女好きな崎戸が自分に本気だとは信じていなかったが、それを否定したら傷ついたと言われて。

短編だけど、大好物な設定でした!普段軽くてちゃらいんだけど、好きな子には真剣というのがたまりません!
受けに信じてもらえなかったのは、普段が軽すぎたのがいけないと思います。
ふっと軽い顔から素のシリアスに戻る所が絶妙で、攻めが凄く好みでした。

「夜にむすぶ」
金井 眼鏡黒髪クール攻め×愛人の息子・末 おポンチ乙女受け
クールな金井に甘えても、基本スルーかあっさりとした反応で振り払われる。
愛を感じられないと嘆く末だったが。

実際の受けの末の方がヘタレワンコ攻めで、眼鏡は受けだとばかりずっと思っていのに!
と、実際の現場をみて裏切られた感がカプにありました。
普段冷たいけれど、さりげなく甘やかしていて愛がある攻めだし、末の反応が子供みたいでカワイイしと、カプ事体も萌えました。
このカプ、どうやって最初の関係が出来たの?と、始まりが気になってしょうがないです。

「夜につなぐ」
金井視点の漫画なので、末への愛がしっかりと伝わってきて、ニヤニヤできちゃいます。
上の話だけだと、末からの押せ押せが強かったんですが、これで納得出来ます。
とことん、お子様でおバカな末が可愛かったです。
末の天然で明るくて甘え上手な所に、感情表現が苦手そうな金井はまいっちゃったんだろうなと想像が出来ました。

0

良短編集

佐倉ハイジさんの漫画は、絵が好き。間が好き。
過剰じゃないのが好き。
全体的な空気感が好き。

『感応喫茶店』
リーマンと脱サラした喫茶店のマスターの恋。
全体的なテイストは大好きなんだけどなァ…。
攻めの静かだけどとっても熱い一途な恋心にキュン。
でもストーリー的にはあと一歩って感じでした。
社会人設定でここまでカマトトな受けは、微妙にチガウと思ってしまう。

『思い知れ。』
寮で同室になった高校生同士の話です。
なんかやたらと淡々としてるんだけど、この淡々とした感じが好きだなと思いました。
物足りなさ含めて好き。

『ちなみに僕は』
このお話が一番好き。
受けの「えっ 付き合って…たの…?」ってセリフに吹きました。
自業自得ながら、攻めが気の毒w
でもこういう攻め、私好みです。

『夜にむすぶ』
なんかこう…、「そうなるまでの二人」を色々と想像してしまうお話ですね。
一生懸命な受けが可愛かったです。

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