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表題作東京イミテーションナイト

大地/たこ焼き屋の露天商 裏では殺し屋をしている
夕貴/ハーフで病弱な青年 以前売春宿にいた

あらすじ

「そんな可愛い顔をしていいのか? もっと責めるぞ?」夜に生きる、闇の仕事人──アサシン。昼はたこ焼き屋を営み、身分を隠している大地は、身体の弱い恋人、夕貴と共に海外で暮らすため、危険な依頼を引き受ける。ターゲットは藤堂四代目! しかしそれは、大地からあるモノを奪うための罠で…!?大地が窮地に陥るなか、その可憐な容姿に目を付けられた夕貴までが拉致され、淫らな薬を使われてしまう!大地は無事任務を遂行し、愛しい恋人を救い出せるか──!?『東京ミッドナイト』のあのふたりもまたまた活躍! 月に照らされる東京ナイト、甘く危険な恋物語!!

作品情報

作品名
東京イミテーションナイト
著者
雅桃子 
イラスト
青海信濃 
媒体
小説
出版社
リーフ出版
レーベル
リーフノベルズ
発売日
ISBN
9784434032820
1.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
1
評価数
2
平均
1.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

“アサシン”って何度も言われても…(照)

大地(たこ焼き屋の露天商 裏の顔は殺し屋)×夕貴(ハーフで病弱な青年 売春宿で働いていたところを大地に連れ出され一緒に暮らすようになる)

※この作品にはシリーズ1作目「東京ミッドナイト」のキャラが登場しています。

大地は殺し屋で、依頼を受け藤堂組・組長の命を狙いますが、自分の恋人・夕貴と同様の青い目の持ち主(藤堂の恋人・真琴)に気を取られ、暗殺計画は失敗してしまいます。その後藤堂に捕らえられてしまう大地ですが、恋人の夕貴が藤堂の暗殺を依頼してきた奴等に拉致されたことを知ると、ターゲットを変更し夕貴を救出するべく敵のアジトに乗り込みます。

…ちなみにこの作品の中で大地は“アサシン”という設定になっているのですが、殺し屋とかせめてヒットマンじゃいけなかったのかなぁ(あぁでも銃を使う訳じゃなくてナイフだからヒットマンとは違うのかな)。別に“アサシン”でもいいんですよ。でもものすごい頻度で“アサシン”“アサシン”と表記されているのを見て、何か訳もなく恥ずかしくなってきちゃって困りました(苦笑)。

ストーリー自体はまぁ多少(!?)無理があるっちゃあるんですが、それほどぶっ飛んだ展開でもなく、このシリーズの中では比較的普通に読める作品でした。シリーズ1作目の主役である藤堂と真琴カップルもまたまた登場していましたが、何だか普通のキャラみたいに登場していたのがかなり残念でした。

私の中ではこのシリーズの4作目「東京ディープナイト」のトンデモ展開と、そのきっかけになった藤堂と真琴のキューピッド役(むしろギャグとして楽しんじゃおう!という感じ)での登場がかなりお気に入りだったので、こういう風に普通(とは言い難いところもありますが)にまとめられてしまうと、逆に楽しむポイントがなくなってしまってキビしかったかなという感じがしました。(あくまでもこのシリーズの中では普通という意味なので、色んな意味で突っ込みどころは満載ですし、充分普通じゃない話なんですけどね)

2

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