妖魔なオレ様と下僕な僕 3

youma na oresama to shimobe na boku

妖魔なオレ様と下僕な僕 3
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
15
評価数
5件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
シリーズ
アズ・ノベルズ(小説・イーストプレス)
発売日
価格
¥850(税抜)  ¥918(税込)
ISBN
9784872574319

あらすじ

真夏のある日、美形妖魔、司野の営む骨董屋・忘暁堂に、一人のエグゼクティブ然とした金髪男性が…。
なんと司野に英国貴族から、家に憑いた霊を落としてほしいという依頼がきたのだ!初めての海外出張に当然、下僕兼お食事係の正路も同行することになったが…。
築二百年の屋敷をめぐる謎…正装しての本格ディナー…とドキドキの連続で…。

表題作妖魔なオレ様と下僕な僕 3

辰巳司野,骨董屋を営む妖魔
足達正路,浪人生

その他の収録作品

  • あとがき 椹野道流
  • あとがき 唯月一

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レビュー投稿数3

独占欲全開の妖魔な攻めさま

3作目の今回のお話は、なんと海外でのお仕事なんですよね。
舞台はイギリスロンドンになります。
ポルターガイスト現象の出る住まいの除霊のお仕事をする事に
なった二人、受け様はお盆休みを前にして攻め様と旅行なんて
してみたいと思っていたところだったので仕事とはいえ海外に
二人で出かける事が楽しみなんです。
ご主人様と下僕ではありますが、受け様はやっぱり妖魔な
攻め様への思いが強くなっているんですよね。
攻め様と言えば、相変わらず傲慢なオレ様ぶりなんですけど
受け様の事は自分の所有物として扱ってますが妖魔の常識の
範囲内では扱いは格段以上だと思えるんですよね。
でも、攻め様は人間以上に知識も豊富ですがやはり人間の
感情の機微は理解出来ていませんから、受け様と一緒にいる事で
不本意ながらも少しずつ理解して行くような展開になるのかな?
なんて今回も読みながら感じました。
それと同時に受け様も妖魔的な考え方と人間的な考え方を
すり合わせて考える事がやはりこちらも少しずつ出来るように
なって行くのかも知れませんね。
旅先で今回はお互いの心がかなりすれ違ってしまうの続きです。
人間の受け様にしたら攻め様の態度は冷たいとしか思えないけど
妖魔にすれば普通の事、ましてHが食事の攻め様ですから
食事後に餌とベタベタするなんて考えられないことですよね。
受け様は傍にいたいなんて思ってるけど・・・・
そして除霊の依頼主の秘書が受け様に急接近することで
攻め様は感情の大爆発をしてしまい、受け様を怯えさせる事に
感情が暴発すること自体が受け様への強い気持ちを表している
ような感じでしたがそれを向けられた受け様はかなりパニック
受け様もかなりの鈍さがあったお話でした。
そして擦れ違いからまるで折檻のような攻め様の行動で
受け様は風邪をひいてしまう、高熱で苦しむ受け様の熱を
取り去ろうと攻め様はしたらしいが、受け様の心に拒絶され
それもかなわなく、人間の医者に受け様を見せる事態に・・・
攻め様の誤解が受け様を追い詰める展開のストーリー
3作目はちょっとバイオレンステイストでしたね。

0

初の海外出張編

妖魔司野の営む骨董屋、忘暁堂にある日金髪のエグゼクティブな男性が現れた。
彼の目的は司野の裏家業である「憑き物落とし」の依頼だった。
しかもその対象となる「家」があるのはなんとイギリス?!
司野のお食事兼下僕の正路も当然同行することになり……

シリーズ初の海外出張編です。
奇談シリーズでもイギリスには来ていたけれど、この二人はこの二人で別の味わいで楽しい。
でも敏生にしても正路にしても迷子は基本なのねとにやにやしてしまう。

司野にライバル登場か!?と思ったら今回はものすごいアテウマさんでした。
でも嫉妬のあまり暴走する司野というとてもめずらしいものが見れたので個人的には大満足です。
まあまあ司野さんったら人間らしくなって。
とは言え、まだ感情表現がお子様レベルなので、正路はこれから苦労しそう。
そう言う意味ではこの作品、恋愛ものであると同時に妖魔である司野の成長ものって見方もできるなあなんてにやにやした。
二人ともがんばれ。

司野を作った辰冬に、嫉妬していると自分で言ってしまう正路に、辰冬は辰冬お前はお前と言い切ってしまう司野。
さらにそれに納得続きする前向きな正路。
この時の二人の会話が二人の関係とこの作品をよく表しているような気がしました。

0

それは明らかに嫉妬です

ひき逃げされて瀕死の重傷だった正路は、妖魔(司野)の下僕になるという契約を交わすことで命を救われます。そして司野が店主を務める骨董品店「忘暁堂」を手伝いながら、霊力を高める修業をし、定期的に司野の餌である「気」を与える(Hをする)行為を続けています。
そんなある日「忘暁堂」にイギリスから来日したという客が訪れ、所有している屋敷の怪奇現象を解決してほしいと依頼してきます。司野と正路はともにイギリスへ向かい仕事をこなしますが、依頼人であるイギリス人青年が正路にアプローチしてきます。

妖僕シリーズ3作目です。司野と正路が暮らし始めてから5ヵ月目という設定です。
今作での注目は、正路にアプローチする当て馬の出現で司野が嫉妬するというところでしょうか。

そもそも何故海外からの依頼という設定にしたのか!?という点で疑問を持ってしまいました。いわゆる観光名所的な場所に正路が行くというシーンも出てきたりもして、海外にいるという点は一応押さえているとは思うのですが、その設定を楽しめるまでのアクセントにはなっていなかった様な印象がありました。ただ、屋敷で起こるポルターガイスト現象といったら続き、やはりイギリス(海外)にした方が雰囲気出るし…とか、甘い言葉で言い寄ってくる当て馬は日本人より外国人の方がそれらしいし…、という考え方も出来るのでこの辺は微妙なところです。

二人の間での進歩と言えば、正路にちょっかいをかける男の存在や、男に対して無防備過ぎる正路の態度に司野は怒りを覚え、正路を乱暴に扱ってしまい一時は怖がらせてしまいます。でも司野がそういう感情(司野自身は嫉妬だと認めてませんが)を持ってくれたことに、正路は素直に嬉しいと感じ、司野に対しての気持ちが尊敬や好意からハッキリと“恋”に変わったことを自覚します。それに比べると司野の変化はまだ微々たるものかもしれませんが、確実に距離は縮まってきているなと感じました。

ちなみに前作で酒に酔った正路とHをした司野は、正路の発する「気」が普段(酒を飲まないとき)よりもずっと甘くなると気付き、その状態でのHがやたらと気にいっていた様でしたが、今作でも司野はさっそく正路に酒を飲ませて「気」を甘くしようとしていました。何だか変な事を覚えてしまった様です(苦笑)。

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