東方美人 オリエンタル・ビューティー

oriental beauty

東方美人 オリエンタル・ビューティー
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
12
評価数
4件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
心交社
シリーズ
ショコラノベルス(小説・心交社)
発売日
価格
¥850(税抜)  ¥918(税込)
ISBN
9784883029822

あらすじ

198×年。
KGBの若き情報員“ヴァレンタイン”ことアレクセイ・ヴァシーリヴィチ・レスコフは西ベルリンへの検問所を英国人のパスポートで通過した。
アレクセイの最初の任務は同じくコードネーム“伯爵”という男に会うことだ。
そして出会った“伯爵”ことエーリク・サエキは驚くほど鋭利で美しい男だった。
アレクセイは西ベルリンでこのサエキと共に任務を果たさなければならなかったが、アレクセイには彼に言えない極秘任務があった…。
旧体制時代のドイツを舞台にストイックかつ情熱的な想いが溢れるドラマティック・ロマンス。

表題作東方美人 オリエンタル・ビューティー

アレクセイ・ヴァシリーヴィチ・レスコフ29歳,KG
エーリク・サエキ30代半ば・KGBのスパイ

評価・レビューする

レビュー投稿数2

完結してないんだよねぇ

冷戦まっただ中のベルリンでの、ロシアのスパイ同士の恋の話です。
よくもまあ、BLでこんなものを題材にしたもんだなぁと思います。
まだ完結してないので、今から手を出される方は気をつけてください。

スパイ小説としても迫力のある面白いものを期待したんですが、そっちは微妙でした。
かわいさんだから期待しすぎたのかな。もし他の人が書かれたものなら、そこまで期待しなかっただろうから、ガッカリもしなかっただろうし。
たとえば、初対面同士で、本名と偽名とコードネームのすべてを名乗り合うスパイたち…さすがにこれはないっしょwと思いました。
「周りすべてを疑う」という原則を説く男に、主人公がショックを受けて落ち込んだり。ナンダカナァ。平和ボケ日本で生まれ育った私ですら分かることが、なぜ共産国で生まれ育ってスパイにまでなろうとする男に分からないんだ、と思いました。平和ボケ日本人以下のキャラをスパイ設定にするのはヤメテ。
でも気をとりなおして、「これがフェイクに見せかけたフェイクで、こっちが本当のフェイクかな」と思いながら読んだんですが、いろいろと「まんま」っぽいのがガッカリ。
スパイ小説としてのクオリティ続きは求めてなかったんですが、それにしたってもうちょいキレるスパイが良かったし、ヒネリも欲しいなと思いました。

ただまあ、雰囲気というか空気感はさすがかわいさん、とてもいいです。
雰囲気だけを味わい、人間ドラマにだけ目をこらすようにすれば、がぜん面白くなる。
秘密を背負う孤独な男二人が共同生活するなかで、情や信頼関係が芽生え、それが愛情へと変わっていく過程には、緊張感のあるキュンキュンが詰まってました。

二巻に続きます。

0

古き良き王道。

スパイ!軍人!主従!そして共産圏!!
私の萌ツボをこれでもかとばかりに刺激する設定。いやなんか共産圏の軍モノって、自由主義国のものよりストイックな感じがして個人的に萌えなのです。
こういうスパイものでネタバレするのもどうよと思いつつ、ネタバレせずに伝える技量を持ち合わせていないので、以下がっつりネタバレさせていただきます。嫌な人はお気をつけ下さい。

その能力を見込まれ軍人から情報員となったアレクセイは、西側世界に送り込まれサエキの元で諜報活動を学ぶこととなります。美しいサエキに惹かれてゆくアレクセイですが、彼の極秘任務は西側のスパイ容疑をかけられているサエキの動向を探ることでした。
このサエキがまた素敵なクールビューティーです。しかも自制心の強いアレクセイを陥落させる魔性の誘い受!自分もアレクセイを好ましく思っているくせに相手から仕掛けさせようとする策士です。
そんな感じでお互いに憎からず思っていた2人の関係自体は結構すんなりと上手くいくのですが、他の情報員のサエキに関する不穏な忠告や匂わされる今後の任務など伏線がてんこ盛りで、本巻は設定の確認と説明の要素が強い一冊になっ続きています。

スパイ疑惑については、終盤、サエキはアレクセイを連れて西側の人間と接触します。見せ付けるように西側のスパイであることをアレクセイに知らしめたサエキは、自由主義社会を知り祖国のあり方に疑問を持ちつつも、家族や友人を想うアレクセイに自分をとるか祖国をとるかと残酷な選択を迫ります。そして、サエキへの執着ゆえ祖国を裏切る決意をしたアレクセイがサエキへの忠誠を誓うシーンで本書は終わります。

本巻ラストの時点ではサエキのアレクセイに対する想いはそれほど強いもののようには感じられませんでした。自分の感情にまだ余裕がある感じです。
おそらく今後はこのサエキの心情の変化が見所なのではないかと勝手に睨んでいるのですが、このシリーズ、全3巻の予定らしいのですが2巻までしか発行されていません。
好きすぎる設定なのに「萌」評価なのは、前半部分の文章がなんとなくぎこちなく感じたことと最終巻が出ていないからです。
もう出ないのかしら…。サエキのデレをものすごーく見たいんですが。

2

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