• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作おぼっちゃまにはわかるまい

桃園路博親・大富豪のおぼちゃま
麻野真理・攻様を助けたAV男優

あらすじ

大富豪のおぼっちゃま・博親は、世間の荒波を経験しようと「庶民の生活」を始めた。美形AV男優・真理は、そんな博親が悪い人に連れ去られそうになっているのを見て、つい助けてしまう。居候させてくれと頼む博親に、真理は仕事用ゲイビデオの練習台になれと命じるが、奴はおぼっちゃまのくせにやたらとHがうまい! 「真夜中のプリンス」と呼ばれ、AV界で負け知らずの真理が、逆に喘がされてしまって!? 御曹司×ビンボーAV男優の奇妙な同棲生活。

作品情報

作品名
おぼっちゃまにはわかるまい
著者
髙月まつり 
イラスト
タカツキノボル 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829622360
2.3

(3)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
5
評価数
3
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

おぼっちゃまw

高月まつり先生の実に軽快な書き出しからはじまるこの作品。
お坊ちゃま×貧乏ドケチな二人のお話。
書き出しは、お坊ちゃまが一人暮らし!?な家庭事情から入るわけですが、なにを隠そう箱入り息子。両親・兄・使用人たち。すべてに甘やかされ、過保護にされ、何も苦労をしらないで育ったらどうなるかというところですね。
逆にいえば、これだけ素直に育っているのが正解なのか否か。
そんなお坊ちゃまが、街で絡まれているところを助けたのが今回の受である真理くん。
夢は南のリゾート地で悠々自適生活。
のために、稼げることはなんでもして、ド貧乏・ドケチを貫く男。
今は、女性向けAV男優の仕事をメインでしていると。
ひょんなことからお坊ちゃまを抱え込むことになった真理だが・・・!?

全体的にライトな感じなので読みやすいかと思います。
個人的には、お坊ちゃまの家族会議が面白すぎて、もっとそっちが見たかったというところもあり。
だって、なんだかんだいっても恋の駆け引きらしい駆け引きもなかったんですもの。
お坊ちゃまは童貞の癖に上手いし。
最初っから、真理はお坊ちゃまの可愛い顔にほだされ傾向だし。
ノンケで男なんてNG!といいながら感じまくってしまうあたり。
どうもこうも。
もう少し、こぉ・・・・スリルとサスペンスじゃないですが、いい意味での緊張感があればよかったかなと。
ただ、作品としては読みやすいですし、サラッとしてて面白かったとおもいます。
エロシーンももっとねちっこければよかっ・・・ry(イイカゲンニシロ

0

天然おぼっちゃま×AV男優

蝶よ花よと大切に育てられたおぼっちゃま・博親〔攻〕はこのまま甘えている生活をしていたらいかーん!と一念発起し、実家を出て一人暮らしを始めます。
しかし彼はペット禁止のそのマンションに拾った子猫を連れ込もうとして拒否をされてしまい、子猫と共に町を彷徨いうのです。
それを偶然拾ってくれたのが、真理〔受〕
真理は筋金入りの節約家で、いつかお金を貯めて南の島で暮らすのを夢見ている貧乏暮らし。
そんなボロアパートにおぼっちゃま、博親が転がり込んだのですからいろいろやらかしてくれちゃいます。
真理は大手通信会社の企画広報室で、女性向け通販ビデオのAV男優をやっています、彼のキャッチコピーは「真夜中のプリンス」ときたもんだ。
女性向けなのでAV男優といってもそれ程えげつないものではなくソフトな作品ばかりです。

しかしこのおぼっちゃま博親なんですが、これが天然で童貞なのに朝から真理の朝勃を抜いてくれようとしたりと悪気はないだけに始末が悪い。

そんな折、真理に新たな仕事、つまりゲイビデオの話が舞い込んできます。
その台本を持ち帰り、博親を相手に練習するもしっかり感じてしまい相互オナニーしてしまったりもする。

一緒に生活している内に博親は真理にしっかり懐いてしまい、そして真理もいつの間にかそんな博親を可愛いと思う様に。

最後は博親の家族にも祝福されちゃうというコミカルで呑気な話です。
サラッと読む分にはいいとは思う。
でもどうせならAV男優っていう設定をもっと生かして欲しかったなあ、これならただの女性人気俳優って感じだったので。

あと関係ないですがこんなタイトルで昔、とんね○ずがドラマやってませんでしたっけ?最後は2人のキスシーンで終わるという凄いラストだった記憶があるんですが。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP