スクランブル 上

可愛らしい恋愛と昼ドラのような愛憎劇

キタジの白石さんに惹かれていく描写や、恋に落ちてからの不器用ながらの一途さが丁寧に描かれており、可愛らしいです。初めてのキスでついがっついてしまったり…。キタジの抑えきれない気持ちの暴走など、「なんかっ　男でもっ　好きなんだもん」「これって恋愛だよなァ」というセリフの流れのように非常に胸キュンものです。

上下巻に分かれており、白石さんの過去が次第に明らかになったところで下巻へ。
下巻からは、ほのぼのさが消え、女性も絡んで、昼ドラをBL持ってきたような愛憎ドロドロものになります。