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表題作モラリストは猫を飼う

加地僚一郎 検事 義母の弟
笹尾侑哉 高校生

その他の収録作品

  • あとがき

作品情報

作品名
モラリストは猫を飼う
著者
京橋ナルミ 
イラスト
御園えりい 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアノベルズ
発売日
ISBN
9784775503584
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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
0
評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

今日の自分には合わなかった?

辛口コメントだな、我ながら不思議ですが。

キレイ顔の優等生「侑哉(ゆうや)」17才。
交通事故で父と義母を亡くし、幼い妹と2人で、義母弟・検事で物腰柔らかく優雅な美貌の「加地(かじ)」に引き取られる。
その加地、同居してみると、傲慢で性悪な二重人格と判明。
そればかりか、同居を解消したいと申し出る侑哉に「それなら、今まで世話してきた分、1回位抱かせろ」とのたまう始末。
モラリストの仮面を被った加地に反抗する侑哉は?
(背表紙より)

二重人格、裏表、本音と建前・・加地と侑哉がお互いのそこらを突き合っていました。
そこら辺、いけないの?普通じゃないの?
ずーっと疑問だったんです。
「アダルトチルドレン」なんて言葉があるからだろうけど、加地は自分もそうだったからと、気を使う侑哉に、何も気にせず子供らしくと言う。
元から二面性有って当然、と思っている自分には、そこら辺共感できなかったな。
強いる事はエゴだと思う。
うちの猫だって本音と建前を使い分けている時あるもの。

その加地、我慢していたけど、最初から侑哉を性対象に見ている。
30才検事が17才学生(そんな気更々無い)に「あ、すべった」ってキスするのを、可愛いと見るかですが、自分はダメだった。
モラリストなんでしょー?コレ犯罪でしょー?
BLってカテでは、背徳感や非生産の愛や年の差が好かれるからってどんどん許されていってしまう。
恋愛としても、この2人の強い想いを感じなかったし、大人としては軽薄では?と。
「安易」という言葉が浮かんでしまった。

今日の自分だからかも知れないけど(明日はベタ褒めかも?それは無いな)、特に心に来るものは無かったな。
京橋先生だけで作っているものではないでしょうから、編集さんとも、考え方が違うって事なんでしょうね。

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