楽園建造計画 1

rkuen kenzou keikaku

楽園建造計画 1
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×23
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
39
評価数
10件
平均
3.9 / 5
神率
30%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
二見書房
シリーズ
シャレード文庫(小説・二見書房)
発売日
価格
¥552(税抜)  ¥596(税込)
ISBN
9784576050829

あらすじ

桜陵大学経済学部二年の三木高穂は、わけあって学生課から紹介された格安アパート、パレス・シャングリラ五反田の住人になる。そこは一階がアトリエ、二階が住居という風変わりな構造で、住人のほとんどは桜大の芸術学部生。高穂の入居初日には歓迎鍋パーティーが催されたが、寮のようなノリの和気藹々ぶりに高穂は閉口気味。特に不動産業者巡りをしている途中で出会った写真学科二年の蝶野洸には、いきなり写真を撮られたり部屋に侵入されたりと、気分を害されっぱなし。ところが、その蝶野にバーのバイトに駆り出されて以来、彼が高穂の心の不可侵の部分に入り込み始めて…。武蔵野を舞台に繰り広げられる、同じ屋根の下の青春群像劇第一幕。書き下ろしは、もう一つの“理想郷”物語。

表題作楽園建造計画 1

蝶野洸・大学2年(写真学科)
三木高穂・大学2年(経済学部)

同時収録作品さよならを教えたい-春

屋敷了・高校生・美術部員
美延皐月

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レビュー投稿数5

ゆっくり読みたい作品

楽園建造計画というタイトルから、どんなお話かしら?と思っていたらアパートのお話でした。(作家買いだったので内容を見てなかった…)

寮でも下宿でもなくアパートなんですね。
でも雰囲気は一昔前の貧乏学生下宿に近いです。気楽な仲間が集まって、ファミリーのような生活、という設定は大好きです。そこに馴染まない子がいたり訳ありな子がいたり喧嘩したり病気したら看病しあったり…
お話としてはとても好感が持てました。

主人公の三木は母親の再婚を期にこのアパートに移り住みます。そこで何だか横柄な態度の蝶野と出会い、最初はけん制しながら暮らすんだけど、三木の心にある様々なトラウマを蝶野が彼なりに受け止めてくれ、次第に打ち解けていく…というもの。

三木が色々複雑なトラウマを持ちすぎな所がフィクションぽいといえばそうなのですが、三木の性格と蝶野の性格が何だか上手い具合の王道設定なので非常に楽しめました。
次回は主人公が変わるらしいですが、三木と蝶野もまだ始まってないような感じなのに、この2人最後までいくのかしら?

オマケで入っていた短編「さよならを教えたい」の方が続きが気になりまし続きた。4巻まで続いてるみたいですが、この2人は幸せになれるのか…
次回に期待します。

1

これからに期待

『楽園建造計画』BLっぽさはほとんどなく、普通に大学生ものの
お話を読んでいるような感じでした。しかしその分、蝶野と三木が
密着したりしてる時はキュンと来ます。特に響川さんが病院に
運ばれた後の場面で、蝶野が幹を抱きしめるところは萌えた~。
…くそっ、電話がいいところで邪魔しやがって!(笑)
終わり方もBLっぽさがなかったので、これから二人がどう進展
していくのか楽しみです。

『さよならを教えたい-春』こちらの話はちゃんとBLで、短いけれど
濡れ場もありました。屋敷の俺様っぽさと皐月の危うい感じがいいですね。
ただちょっとファンタジーっぽいというかなんというか普通の学園もの
という感じではなく、かといって完全にありえない世界観というわけでも
なく……うーん、この雰囲気を文章にするのは難しいです。皐月に見えて
いた世界がこれからどう皐月自身に関係していくのか気になりました。

0

シャングリラは楽園

同じ屋根の下青春群像劇の第一幕。
同じ大学の、芸術系の学生ばかりが暮らす、元は社員寮だったアトリエ付きアパート。
大家さんは近くに住んではいるけれど、アパート内のことは住人達に任されている。
この、学生寮のようでいてもっと緩い空間の中に暮らす、個性豊かな芸術系の学生と、そこに、家賃の安さにだけ惹かれてうっかり迷い混んだ経済学部の学生が、いつしか・・な、お話。
とはいえ、本当に、いつしか・・な関係にたどり着くのよね?この二人。
と、心配になるくらい、主人公達の間には、まだそれらしい具体的な事はおこらない。

代わりといってはなんだが、書き下ろしの「さよならを教えたい」にはエチシーンが。
こちらは高校生のお話。

2

青春群像劇

格安アパート「パレス・シャングリラ五反田」に暮らす大学生達のお話。
住人達は皆、個性的で。何となく訳アリな様子。
そんな彼らの事情や恋愛が描かれて行く訳ですが。

今回はシリーズ第一作目。
まだ導入部分ですので、恋愛描写はほぼないです。
しかし学生が抱える葛藤や胸の内を丁寧に描いていて。
読んでいて胸の奥が熱くなるというか、切ないです。

アパートの住人は学部は違いますが全員、桜陵大学の生徒です。
風呂ナシ。トイレ・台所は共同。
皆で鍋パーティーをしたり、学園祭準備に奔走したり。
まるで学生寮のような感じで、その雑多で和気藹々とした雰囲気がもう!
極上の青春小説のようで、たまりません。
甘酸っぱくて懐かしい気持ちにさせられ、胸がきゅんとして。
悲しくもないのに郷愁を誘われて、目頭が熱くなることが多々。

こういう学生時代の切なさ・楽しさ・美しさは、
絶賛学生中な人たちにはちょっと判り難いと思うのです。
美しい季節は過ぎ去って初めて気づくものですから。
この作品は学生時代を遥か昔に終えた人が読むと、
かなりツボにハマるのではないかと思いました。
続き

『さよならを教えたい-春』は、書き下ろし作品。
「パレス・シャングリラ五反田」の住人ではないですが。
大学生二人のお話………ファンタジックで切なさ全開です!
いずれこのお話は、本編と交差するのかな?

『さよなら~』も本編共々、続いていくようなので。
続きが楽しみな作品です。

3

ひりひり

やっぱ高遠さんの小説、好きです。
まず文章が好きだ。くどさがない。大事な場面もさらっと書いて、だからこそ余韻が残る、みたいな。
この第一巻は、恋愛的な要素はほぼないです。その前段階かな。
一つのアパートに住む六人が、これからどうなっていくのか楽しみです。
表題作以外に「さよならを教えたい」という短い物語(こっちも続いていく)が入ってましたが、これはズギューンと来ました。私のど真ん中ドストライクでした。
高遠さんにしか作れない、息苦しいセピアな空気感に酔いました。

2

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