夢に囁く天使の声

夢に囁く天使の声
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
13
評価数
3件
平均
4.3 / 5
神率
33.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
小学館
シリーズ
パレット文庫(小説・小学館)
発売日
価格
¥495(税抜)  ¥535(税込)
ISBN
9784094214178

あらすじ

不思議な力を持つ「祁内」の暖かな感動物語

K県警分署の若い小林巡査が双子の弟を虐待したと自首。妻と娘に去られた冴えない刑事安積が内偵を始めたが、そこに現れたのが、謎の男「祁内」。彼は、不思議な力で安積を導く。意外な結末と感動。祁内って何者?

表題作夢に囁く天使の声

安積裕三・32歳・刑事
伊藤・19歳・少年係巡査

その他の収録作品

  • 小さな椅子
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数2

2つの事件が交錯して最後には…

読み始めてからシリーズものだと気づいたのですが、これ単品でも読めるお話だと思います。

BLかと言われれば「??」という感じで、若干男色の気のある三十路刑事が主人公の割と本格サスペンスです。
たけうちりとさんの作品は初めて読みましたが、文章もこなれており、普通にミステリー小説として一般の方でも読める作品ではないでしょうか。
逆に言うとBLが読みたくて手を出した方には外れた作品かもしれません。

冴えない刑事・安積は、エリート警部補で2日間の研修に来た祁内と共に双子兄弟の虐待事件を捜査します。
同じ署では同日に起きた引ったくり死亡事件を捜査中で、その2つの事件が最後には…という、まさかここまで本格的な刑事ドラマを期待して読んでいなかった分、面白さに一気読みしてしまい嬉しい誤算でした。
こういう本格派の小説・大好きです。ラストの事件の真相には思わずあっと驚きました。

この小説の魅力は本当に居そうな刑事さんたちと、冴えないけど人情あふれる安積のキャラクターです。本当に魅力的。読んでいて楽しくて堪らなかったです。
このシリーズの他も是非読みたいと思いました。

0

面白いBLミステリといったらコレ!!

謎の男「祁内」が出てくるシリーズ2作目ですが話としての繋がりはないので、これ単作で読んで全く問題無しです。
パレット文庫、ごめんちょっとあなどってるイメージ持ってたよ!!おもろいよ、凄いーーーって床ローリングする面白さです。
ちとファンタジー要素は入るものの、ミステリーとして相当おもろいです、この作品。
伊藤が婦警だったらこのミス凄い!に入ってても驚かないです、そん位面白いです。
ミステリー好きな方は是非!今まで読んだBLミステリーの中でもベスト3。
長編1作ですが読み出したらもう止りませんよーー、なんちゃってミステリーじゃなくてしっかりミステリーです(異色ではあるけど)その面白さは保証します。
特に難しい部分はないですが、大人が読んでもしっかり面白い面白さです。

双子の少年が山へ入り滝へと上がって行く所から始まります。
そして場面は切り替わって警察署内へと、安積は32歳の通称なんちゃって刑事、妻と娘がいますが3年別居中で離れて暮らしてる娘の写真を持ち歩き溺愛してます。
バイク連続引ったくり事件で死人が出て大がかりな捜査が行われている中、冒頭の双子の兄、警察官小林続きが双子を虐待したと自首。
現役警察官の不祥事を内密に捜査する為に安積が選ばれ、その事件の真相を探るのです。
祁内はその相棒として安積と行動を共にし、時には導いていく。
双子の真相、兄がどうしてそんな証言をするのか、巧みに張り巡らされた伏線が最後に奇麗に一気にまとめ上げられて行くのはもう見事としか!
BL要素はありますが、直接的な描写なく前作より薄くなってますのでエロや熱い恋愛を求めてる方には不向き。
その分ミステリー小説としての要素が濃く、家族愛や親子関係が丹念に書かれているので素晴らしく面白いです。
なんか面白いばっか言ってますが、ホントに面白いんですよー。
ミステリー好きの方は読んで読んで~って感じです。
なんていうか活字好きの人でミステリもBLも面白ければ何でも読むっていう人は是非!

祁内シリーズはこれで最終巻らしいんですが、こんないいキャラがこれで終るのは勿体ない!また続編が出るのを期待してます。

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