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表題作誘惑の甘い航海(クルーズ)

レナード,豪華客船レディ・アリス号の乗客
栖原尚之,29歳,レディ・アリス号の船医

あらすじ

親友に裏切られ、無実の罪で大学病院を追われた栖原尚之は、豪華客船レディ・アリス号の船医となった。
傷つき、仕事にも人生にも疲れきっていた尚之に「この船に乗っている間だけ、恋をしてみないか」と甘く囁いてきたのは、王族のように優雅なハンサム、レナード・ウィンスローだった。
強引なセリフに、最初はレナードを拒んだ尚之だったが、情熱的なレナードに身をゆだねる行為は、蜜のような蠱惑に満ちていた―。
クールな医師と謎めいた大富豪とのロマンチック・ストーリー。

作品情報

作品名
誘惑の甘い航海(クルーズ)
著者
いとう由貴 
イラスト
小笠原宇紀 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784778100254
2.3

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
6
評価数
3
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

エロ甘な航海

1冊丸ごと表題作です。

11年間友人だと思っていた同僚に罠に嵌められ、傷ついた尚之(受け)は日本を離れようと、豪華客船レディ・アリス号の船医になります。ため息をつく尚之に、レナードという客が話しかけてきて…。

抱きしめ、キスをして去ったレナード。乗客名簿に名前が載っていないことや、連れ込まれた客室がから、尚之はどういうことだと調べるようになります。その辺の興味の引き方が上手だなぁと思いました。船のオーナーだというオチではあるのですが。

犯罪に巻き込まれたりする派手さはありません。尚之が海底噴火で負傷者を手当てする場面はありますが、船医としての仕事の場面はそう多くなく、恋愛模様がメインとなっています。

初対面でキス、二度目でエッチをする展開なので、全体的にエロな場面は多めです。あっという間にそういう関係になってしまうのですが、深く考えず勢いに流されて読めば楽しめます。強引に抱く場面もありますが、そう痛そうではなく甘い雰囲気が漂っています。

尚之からの目線で物語が進んでいくので、尚之はまだしもレナードが尚之にハマっていった過程がもう少し描写で欲しかったところです。逃げ場の無い船上なのに、さらに部屋に監禁するってどれだけ執着しているんだってところです。

傷ついた受けを癒すセレブ攻め、愛する余り監禁してしまう攻め、仕事より愛だ!の攻め、がお好きな方にお勧めです。

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