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表題作征服者の特権

切れ者悪徳弁護士・上妻黎士
死んだはずの霧生組跡目候補・霧生晴人

あらすじ

3年前、ヤクザ同士の抗争で死んだはずの、霧生(きりゅう)組の跡目候補弱冠18歳の晴人(はると)の生きる目標は、両親を殺した瀬川(せがわ)組に復讐すること。晴人に絶対服従を誓う若頭の甲斐哲央(かいてつお)と瀬川組を探るうち、切れ者と噂の弁護士、上妻黎士(あがつまれいじ)と出会う。怜悧な美貌に雄の色香を漂わせる黎士は、「俺を懐柔してみろ」と挑発するように晴人を抱くが…!? 敵対しつつ激しく求め合うハードLOVEロマン。

作品情報

作品名
征服者の特権
著者
神奈木智 
イラスト
明森びびか 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199003196
3.5

(4)

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萌々

(1)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
13
評価数
4
平均
3.5 / 5
神率
25%

レビュー投稿数1

最後にぽかーん

370ページとかなりのボリュームがあります。
極道の跡継ぎである晴人[受]は3年前に両親を殺され、自分も大怪我を負いますが何とか生き延びます。
そして若頭である哲央と2人きりで両親の復讐と、行方不明になった妹を捜すのですが、その途中で上妻[攻]という一癖も二癖もある弁護士と出会い、晴人と上妻とのギリギリの駆け引きめいた愛情を絡めつつ事件が進んで行きます。
自分的には上妻より、どこまでも晴人に忠実で良きパートナーであり部下でもある哲央の方が好み。

それなりに読み応えはあるのですがやたら人を殺し過ぎなのと、最後のオチである黒幕の正体がえ……?って感じで、自分には何故妹がそこまで両親を憎んだのかがよく分からずぽかーんとしちゃいました。
その辺の説得力というか納得させる書き方があれば良かったんですけどね。

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