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表題作ガラスの檻

実行犯・牧江田凌司
浅羽雅基(高校生)

あらすじ

ふつうの高校生の浅羽雅基は、学校帰りに誘拐されてしまった。実行犯の牧江田凌司は誰かに依頼されて雅基を監禁しているらしい。原因も理由もわからないまま、ヤクザみたいな凌司の命令に、雅基はまるで奴隷のように従わされる。最初は反抗していた雅基だったが、ひどく陵辱され、だんだん慣らされ堕ちてゆきそうで…。

作品情報

作品名
ガラスの檻
著者
水島忍 
イラスト
すがはら竜 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829653791
2

(2)

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萌々

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中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
2
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

すがはら竜さんのイラストがエロい

水島忍さんのいつもの甘めな作風にしては、拉致監禁調教奴隷でエロを頑張っている感じです。
無理矢理なのと首輪をつけたり道具を使ったりがあるので、苦手な方はご注意。

実行犯・牧江田凌司 鬼畜攻め×浅羽雅基(高校生)元気受け
身内が亡くなって遺産相続の話をされて、話合いの日に出席しないと無効だと言われる。
雅基は高校からの帰宅途中に、男に拉致される。
署名をしろと言う男に、拒否すると無理矢理犯されて。薬を使ってなぶられながら、快楽に堕ちていく雅基。
調教の最後の仕上げに、ビデオ撮影されて親戚達に送られて。

首輪をつけて裸で奴隷扱いでご主人様とか呼ばせていますが、あまり悲壮感が感じられなかったです。
元気受けなので反応が素直で快感に弱いのと、攻めのやっている事が無理矢理ではありますが、あまり酷くないからです。攻めの性格が残虐ではないので、道具や薬を使ったり、拘束プレイをしたりなので、プレイの範囲に治まる気がします。
俺は金の為ならなんでもするが、おまえはそうなるなみたいな矛盾した事を言ってきて疑問でいっぱいに。
好意的解釈をすると、自分は汚れてしまったが、お前はそうなるなと言う事ですよね。
金の為に監禁して無理矢理調教している男にそんな事を言われてもと思ったのですが、家族を亡くしたばかりで孤独な雅基は、同じく孤独な育ちの凌司に感応してしまうのはしょうがないのかもしれない。
愛と言うより、同情からのシンクロと言う気がします。
ちょっとダークなエンドで、受けが可哀想でした。

エロ:★4 首輪、ローター、無理矢理、騎乗位
総合:★3 読後感が悪いのと、消去法で選ばされたみたいな感じで、攻めに魅力があまりなかったです。

2

無理ありすぎ

無理やりラブに持って行った感がハンパないです。
他人から依頼を受けて、攻めは受けを拉致、監禁、陵辱、調教するのですが、直接的な表現はないものの、気分次第で蹴る、タバコの火を押し付けるなど虐待します。なのに受けは自分の孤独と攻めの孤独な過去を重ね合わせて好きになります。攻めは依頼が終わったからと優しくなります。性癖や執着で酷いことをする人より、金で人にタバコの火を押し付けたりできるほうがよっぽど怖いと思います。
これだけ酷い事をしておいて、受けが事情があって逃げたら「なぜ俺を裏切って逃げた⁉︎」はあ?です。なぜ愛して貰えると思えるのか謎。愛しちゃう受けも謎。

BLはラブがなくちゃね!と無理矢理ラブに持って行った感じ。これなら調教して奴隷になりました、という闇堕ちのほうがずっと清々しい。

0

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