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表題作夢の続きは恋の時間

砂上 憲司(高2)
黛 郁人(高2)

その他の収録作品

  • 夢見るMr.プリンセス
  • あとがき

あらすじ

好きだからこそ伝えられない、初恋の行方は?人気者の砂上は僕と親しい理想というより妄想に近い日記を書きためている郁人。本当は砂上と口をきいたこともないほど内気な郁人が、ある劇団にスカウトされて…? スウィートなボーイズラブ!

作品情報

作品名
夢の続きは恋の時間
著者
鹿住槇 
イラスト
祭河ななを 
媒体
小説
出版社
集英社
レーベル
コバルト文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784086004961
3.2

(4)

(1)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
12
評価数
4
平均
3.2 / 5
神率
25%

レビュー投稿数3

覚めても幸せな夢のようで

氏の作品では1位2位を争う好きなものです。
悪く言えば現実の人気者にイマジナリーフレンドを仮託してたような根暗少年がひょんなことから意中の彼と急接近して・・・といったもので砂上くんもどんどん好きになっていってくれるのでこの日記のことは割りとあっさり本人にバレてしまうのですが好意的に受け入れられます。その流れとそれからの二人の関係は現実にはお互いによほど気がないとまず絶対無理なのですけど、これは「夢の続きは恋の時間」になるお話なのでまぁそういうことかと妙に納得してみたり。
とてもやさしい話ですし絶対的な自己肯定のお話でもあるので、心が傷ついたり疲れているときや対人関係で一歩踏み出せないときに読むと現実ではこんな好転はは絶対にないと思いつつも元気をくれるお話かもしれません。少なくとも私はレビューを書きながら読み返したくなりました笑
でもまぁ人を選ぶ作品であることは間違いないので、物事がうまく行き過ぎるようなご都合が嫌いな方は避けたほうが幸せかと思います。

1

妄想に近いんじゃなくて「妄想」そのものだよ

冒頭の3ページで受けの「可哀相」な部分が十二分に伝わる非常に面白い作品です。
正直、腹抱えて笑いました。

今時日記をつけている子というだけでも付加価値がつくのに、よりによって妄想日記。本当に楽しませてくれる受けです。
物語は受けの切ない恋模様が中心ですが、受けの特殊な日課によってどうも切なくなりきれません。面白いです。ギャグです。

同時収録の続編ではくっついた後の話となりますが、ダラダラ感もなく読みやすい…というより、続編を含めて1本の話という感じかな。
読みやすさ、面白さから言って文句はありませんが、「中学生レベルの恋愛」という感じになってしまいます。
エッチなのはいけないと思います!みたいな。
少女小説のようなピュア路線を読みたい人はぜひ手にとって見てください。

アダルトやディープな内容を求める人には物足りなさすぎるので、要注意。

1

かわいいお話

あとがきにも書いてあるとおり、とってもピュアな作品でした。かわいいです。
妄想日記を書いちゃう郁人くん可愛かったです。
砂上くんは、最初ちょっと怖い人だなーという印象。
郁人くん、女装もあり。

1

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