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表題作甘い誘拐犯

桐生慎、依頼されて稔吏を誘拐する男
茅野稔吏(みのり) 製菓会社の跡取(24歳)

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  • あとがき

あらすじ

製菓会社の跡取・稔吏は、端正な顔立ちの桐生に誘拐される。誘拐の依頼者に引き渡すまで行動をともにするうちに、自分を乱暴に扱う桐生に惹かれ始めてしまい…。

作品情報

作品名
甘い誘拐犯
著者
真崎ひかる 
イラスト
ねこ田米蔵 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784778100483
3.2

(4)

(0)

萌々

(2)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
12
評価数
4
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

天然小悪魔誘い受

この話すごく好き!
とにかく稔吏がかわいい!

始めはクールビューティーのお坊ちゃまかと思っていたら
途中から天然小悪魔誘い受けになりましたヽ(^◇^*)/

いつも無感動で世界がモノクロにしか見えなかったのに、慎と過ごしていろんな経験をする事でたくさんの感情を知り、ロボットが無自覚小悪魔に大変身!
慎が稔吏にメロメロになっていくにつれ、私もメロメロにさせられました。

跡取りとしては優秀だけど人間として何かが足りなかった稔吏、それを自覚していたけれど何が足りないのかが分からなくてもどかしい思いをしていた時に慎に誘拐され足りなかったものを教えられます。
なんだかとても強引な展開で、ラストもこうなるのかな?と思った通りに話が進んだんだけど、変身後の稔吏が可愛いすぎてそのあたりは気になりませんでした。
跡取りだし、パパが強そうなので二人の将来が少し心配ですが、稔吏は優秀なのでなんとかなるかな?慎がんばれ!

1

最初から最後までわけわからなかった・・・

う~ん、これはいったい何が言いたかったんでしょうか。
すみません、私にはさっぱり理解できませんでした。というか、読んでてまったく面白くなかったよ。

つまり『ローマの休日』のハッピーエンド・バージョン的な狙い?それ自体はいいんですが、ラブ面が(いやもうありがちではあるんですが)なぜここで愛が芽生える展開に行くんだ!と呆れてしまって、もうその時点でダメでした。

『誘拐犯』と『被害者』なんだよね!?といちいち確認しなきゃならんくらい、ナチュラルにラブになだれ込んじゃって、なんかもうアホらしくなりました。BLなんだから、そこは突っ込んじゃいけない、とわかっていてもこれは入り込めませんでしたね。

『ローマの休日』のような展開に持って行きたかったんなら、せめてもっと自然にそうなり得る設定にできなかったのか(なぜ『誘拐』でなきゃならんのか)、あるいは『誘拐』という設定ありきなら、もうちょっと無理のない展開にしてくれないと・・・私の大キライな『無理矢理→絆され』と同レベルで読んでてツラかったよ。

キャラクター2人の気持ちが近づいて行く様子も丁寧に描かれていたと思うので、余計に惜しかったです。

0

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