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表題作ラブ・ホーム

女好きだった小田切悟志・高3
毒舌美人の友永南・高1

同時収録作品ラブ・ロジック

崎谷叶 高3
悠 高1

あらすじ

男嫌いの小田切が転校した先は、なんと男子校!! 灰色の学園生活が始まるかと思った矢先、美貌の生徒・友永と出逢う。その見た目に反して毒舌な彼になぜか心惹かれる小田切は、友永が援交していると聞き、思わず「俺の専属になれ!」とつめよってしまい…!? 桐祐キヨイの初コミックス。恋が咲き乱れる、青春ストーリーをお楽しみ下さい!

作品情報

作品名
ラブ・ホーム
著者
桐祐キヨイ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
ISBN
9784877347598
2.2

(7)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
12
評価数
7
平均
2.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数5

ラブ・ホームレビュー。

同人方面で有名な桐祐キヨイさんの初コミックス。
サラッとした絵柄で読み易いのがセールスポイントだと思う。

女好きの小田切が転校した先は男子校。そこで小悪魔的美少年友永と出逢う。可愛い見た目を裏切る毒舌っぷりに心惹かれた……っつーんで、攻は気ぃ強い子を見るとそそられるってタイプらしい。

友永が生活の為に援交していると聞き、友永が気に入り始めていた小田切は他の客を取らせない様に大金を払ったり、自宅まで行ってみたり「だったら俺の専属になれ!」と強引に友永の面倒を見る。あれ?コイツ確か女好きだったんじゃ…ってツッコミはしちゃいけない。BLだもの。

この友永くん、援交したり捻くれた態度は全部過去のトラウマが原因。お世話になったお家で、性的虐待を受けていましたという本人も辛過ぎて記憶から抹消していた過去がありました。

小田切は今1人暮らし状態だし、友永は住むトコが必要だった。利害が一致したので小田切と友永が一緒に住む事になりました。友永は部屋に住まわせてもらっている代わりに家事を手伝います。しかし、同居生活がスタートして暫く経っても小田切は全く手を出してきません。それどころか、ベッドを別にしようとまで言い出してきた(今までダブルベッドで一緒に寝ていた)

自分は、恋人じゃないのか?だたの家政婦として必要だったのかなと不安になる友永。
しかし、友永が夜、虐待を思い出して魘されていたので小田切はちゃんと友永の口から事情を説明してくれるまでは手を出さないでおこうと決めていたのです。
結局、小田切の愛で友永はトラウマを乗り越えてめでたく心も体も結ばれましたな流れになります。ベタですねー。でも王道だよね!

表題作CPも良いけど小田切の悪友崎谷と友永の友人悠のCPの方がキュンときた。
友永の友人にしては凄く天然でぽやーんとしている悠は、ひょんな事から大好きで憧れていた崎谷先輩に口説かれました。でも崎谷の方は根っからの遊び人で、悠の事は気に入ってるし可愛いと思うけど痛がってさせてくれないから適当にセフレと遊ぶって割り切り思考の最低男。
他の女とそういう雰囲気になっても、痛くて受け入れる事が出来なくて泣き出した悠の顔がチラついて集中できない。こんな事初めてで、崎谷も動揺し、悠が好きだから笑顔が見たいし泣かせたくないって思うんだって気付く。
手馴れた悪い男が、純粋に自分を愛してくれる後輩と出会って真の恋に芽生える話です。

それと嫌味瓶底メガネとパシリのコンビも可愛い。メガネを外すと美形って…御約束過ぎるだろー!因みにこの2人の話は、「遅れて来た恋情」に収録されています。嫌味メガネがあそこまで可愛くなるとは…パシリの愛が凄い。

ハッピーエンドな話ばかりなので、ほっこりと胸が温かくなる話が読みたい方にオススメ!

2

綺麗な絵です

読みやす。とにかく絵が綺麗なので見やすい。
内容は特別面白いというわけではないですが、
特別はずれてひどくもないです。
いわゆる焼き増し的な内容です。
ゆえに王道ですがゆえに大外れでもないのです。
ありがちなアレですが、とにかく絵がお綺麗なことはとても素晴らしいセールスポイントだと思います。
あとは話をどう展開するかという事かなぁ。
しかし不思議なんですが、王道だったり焼き増しだったりするのに神作品になる作品もあるんですよねぇ。一体どうして違いが出てくるんでしょうかね。うーん。

1

期待ほどじゃなかったかな・・・

「遅れて来た恋情」を先に読んでしまっていたので、期待通りじゃなかったというのは酷かもしれません。こちらの方が先に描かれてるので。

表題作のカプより、「ラブ・ロジック」のカプの方が設定に無理を感じなかったのでよかったかと思います。
表題作のカプの方は、家庭環境の設定にちょっと無理があるかなと感じてしまったので。話の流れも強引な所があるかな~と思ってしまいました。

「おまけ」の漫画は表題作のカプで。
こちらの方が絵が明らかに上手い。「遅れて来た~」の絵が好きなので、嬉しかったです。

「遅れて来た~」に登場していた生徒会長、ここではすごく嫌な奴だったんですね(笑い)。
「遅れて来た~」の時にはこちらと比べるとかなりましになってるような・・・。俺様なのは変わりませんが。

2

モデルが分からない

それぞれが友人同士の2CPでした。
粗野な転校生×心に傷を負った通称ビッチ。
恋をしたことのない遊び人×純朴少年。

それぞれが担った役割を演じて既定のルートを辿るだけなので、萌えるタイミングが分かりませんでした。
分からない上に、最後にいきなり登場して因縁をつけてくるだけの生徒会長が、「眼鏡を取ったら美人」というどうでもいい情報が出て来て終わり。このキャラに何の思い入れもないんだけど…と戸惑っていたら、生徒会長の話が別のコミックスに収録されてるんですね。
この時点で発表されていないだけに、「ずっと読んできて、最後がこれ?」という肩透かし感しか残りませんでした。

あとがきに「小田切と友永は思いっきりモデルがあるのですが、分かりますね。まんまだし」とありました。

モデル、誰?

全然分からなくて、芸能人?アニメ?それすらも絞れず。
絞れたところでアニメならお手上げですが、誰だろう。気になる。

1

こんなうまい話があるだろうか、いやない。

私はなんで小田切があんなに友永に夢中なのかさっぱりわからない。
絵柄もそうなんだけど、あんまり友永が可愛いと思えなかった。

さらに言うならば、お互いがお互い流され合いすぎ。
読め過ぎちゃう展開も練り不足……

『腐女子はこんな物語すきでしょ?』って言われてるみたい。
友永が淫乱なのか、ツンデレなのか知らないけど
そこまで魅力的なのか?って疑問に思いました。

大抵受けの子は物事はっきり言う系で設計されてるパターンだと
このタイプの物語では思うんだけど……
その心意気が真っ直ぐに見えないから同情もあんまりできなかった。

2

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