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表題作純情ロマンチカ(4)

宇佐見秋彦,超有名小説家
高橋美咲,大学生

同時収録作品純情エゴイスト

草間野分,4才年下,研修医
上條弘樹,M大文学部助教授

同時収録作品純情ミニマム

(子供時代)宇佐見秋彦,向かいの家,同じクラス
(子供時代)上條弘樹,小学生

その他の収録作品

  • カバー下マンガ(孝浩と宇佐見の会話)
  • あとがき

あらすじ

超有名小説家(兼ボーイズラブ小説家)の宇佐見秋彦に振り回されながら、なんとか同棲続行中の大学生・美咲。離ればなれの危機を乗り越えてようやく一安心と思っていたら、今度は宇佐見が菊川賞を受賞して世間が大騒ぎに。そんな中ふいに『宇佐見春彦』という名前を目にして、宇佐見の事を何も知らない自分に気づいた美咲だけど「お前には関係ない」なんて言われてしまい…!? 純情色男×苦労性大学生のドッキドキ☆ラブレッスン第4巻。同時収録は、野分×上條の『純情エゴイスト』。そして大サービス描き下ろしは、宇佐見&上條の出会い編『純情ミニマム』!

恋を知って、愛に触れて。
ーーーアナタをもっと、好きになりました。

作品情報

作品名
純情ロマンチカ(4)
著者
中村春菊 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
純情ロマンチカ
発売日
ISBN
9784048537780
4

(41)

(18)

萌々

(10)

(12)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
167
評価数
41
平均
4 / 5
神率
43.9%

レビュー投稿数11

純情ロマンチカ(4)

「純情エゴイスト」
(3)で思わせぶりな終わり方をした、上條の過去編。続きが巻頭に来ています。
人を喰ったような篠田に、秋彦を想ってそれを隠し、殉じようとしている上條は常にケンカ腰。
でも過去の回想シーンで特に発展もなく終わり、再び野分x上條のストーリーとなります。
この2人はほんとに誤解と思い込みとすれ違いのCPで、読んでてジレジレします。
今回のすれ違いポイントは「呼び名」。
野分は上條を独占できているだろうかとグルグル。
しかし今回は、上條が頑張った!ちゃんと想いを言葉にしましたね。

「純情ロマンチカ」
ほんとに美咲ってかわいいね〜と思いました。
ここまで私は、美咲はガキっぽいなーと思ってたんですけど、4巻まできて美咲の可愛らしさがやっとわかってきた感じ。
宇佐見が大きな文学賞を獲り、宇佐見のことをもっと知りたい、おめでとうを言いたいって…なんていじらしいの⁉︎
そのあと、宇佐見の書くBL小説の通り自分からフェラしようとする美咲。
なのにまた宇佐見は自分の好きなようにしちゃうんですね。ここは年上攻めのダメな所なのかもなぁなんて思ったり。

1巻からくっついてる2人がどんな風に長編を形作るのか、グダグダしっ放し?なんて偏見を持っていましたが、逆に段々面白くなってきました。失礼な話ですが、これは驚きです。
これからこの2人はどうなっていくのか、興味がわいてきました!


「純情ミニマム」
これは…‼︎
上條が秋彦に恋をした、その時。
んまぁ〜、なんて可愛いの⁈なんていじましいの⁈
今となってはちっとも素直じゃなくて、弱さを見せずに突っ張ってる上條のこんな子供時代を見せてくれて、この「純情ミニマム」は素晴らしい!

0

エゴイスト、ロマンチカ、ミニマム・・・

この巻は三種類収録されています。
エゴイストは弘樹の過去の想い出のお話と、弘樹の名前の呼び方のことで野分が傷ついたりぐるぐるしちゃうお話。想い出のお話は何とも言えない切なさと優しさを感じるお話で、呼び方のお話は途中、さすがに野分に同情してしまいました・・・。最終的には、「ヒロさん」という呼び方が特別だと分かったものの、途中の展開は、読んでいるこっちまでちょっぴり傷ついてしまいました・・・
ロマンチカ・・・は、井坂さんが出てくる回でしたが、波乱の予感だけで、特に大きな事件もなく楽しめました。
ミニマムは弘樹の不幸の元凶というか、始まりというか・・・というお話でした。

0

純情ミニマムの第一話あります!

いいところで続きになった『純情エゴイスト』から始まる4巻です。 

・『純情エゴイスト』act.8~9
 「しょっぱい」と回想する上條の過去は、本当にしょっぱくて切ない過去でした。ウサギさんを好きな気持ちがこれでもかと伝わって来て報われない想いが悲しくて、そこに付け込む不動産屋の男が、中村先生が当て馬としてよく描くタイプの人なんだけど、この後ロマンチカの方で出てくる【強引かつ天然】な当て馬と違い強引一本なんですよ。それがとてもいい。この人のおかげで上條の魅力が引きだされたと思います。
 もう一本は名前の呼び方に野分が色々と考えるお話。野分って見た目の印象とか穏やかな話し方のせいで寡黙なイメージなんですが、実際はよくしゃべるんですよね。それが温和なわんこみたいで可愛い。最強ツンデレキャラの上條もそんなわんこにちょくちょくデレる姿が最高に可愛いです。「野分、さむい」と後ろ向く上條に萌えですヾ(≧∇≦)ノ"
 「ヒロさん」って呼ぶのは世界で野分一人だけだって。よかったね野分!

・『純情ロマンチカ』act.6-1~3 
 菊川賞を受賞したウサギさんにおめでとうの気持ちを伝えようと頑張る美咲のお話。一生懸命に自分に出来ることを考えて頑張る美咲が、Hも頑張ろうと自分からウサギさんを押し倒しすところがとても可愛いです!結局上手くできないんだけど、ウサギさんのためにって必死に頑張る姿が「ウサギ愛」でいっぱいです。
 
・『純情ミニマム』act.1
 登場人物たちの子供時代編の第一話。上條のお話です。負けず嫌いな性格で、自ら望んだことではあったけれど、毎日の習い事でいっぱいいっぱいだった子供の頃。唯一癒される【秘密基地】に、隣に引っ越してきた秋彦が現れて…。
 秋彦ことウサギさんは子供のころからタラシですよ!天然だけに始末が悪いですね(笑)「元気になるおまじない」と称して上條にキスしたウサギさんですが、イギリスで隣のお兄さんに教えてもらったと言うお話も、いつかミニマムにならないかなぁと思います。
 『純情ミニマム』はたまーにしか描かれないので、収録されているとテンションが上がります!

2

いや~王道をいってますね!

研修医:草間野分×大学助教授:上條弘樹です。
前回、ヒロさんのしょっぱい思い出話で終わったので、今回はその続きからです。
ていうか本当にしょっぱい思い出でしたねw
ある意味、黒歴史的な?

しかし!!

この後の話にはマジで萌えましたね!!
野分が、研修医になって多忙を極めていたのですが、忙しすぎてちょっとだけ
焦ってて、ヒロさんに行って来ますのキスで微妙な顔したり、ウサギさんにかなり
ヤキモチをやいてヒロさんを怒らせてしまったり。。。
名前の呼び方でかなりの嫉妬をしていました。

自分もヒロさんの名前を呼びたくて何回も呼びますが本気でやめろと言われて
しまいますが最後のヒロさんのデレっぷりが半端なかったです( ´艸`)

【純情ロマンチカ】
小説家:宇佐美秋彦×大学生:高橋美咲です。
孝浩(美咲の兄)に一緒に住むということになった美咲ですが、ウサギさんのおかげで
あっさりと解決しました。

そして、ウサギさんが、菊川賞を受賞したけど美咲はウサギさんの作品を読んでいない
というまさかの展開でした。
一応付き合っているんだから、読んでるものと思うじゃないですかww
しかもその読んでいないということをウサギさんや、相川、井坂さんの前で言うもん
だから。。。正直それってどうなの?って思いましたね。
と全然BLな話をしませんでしたが、ロマンチカに至っては、なぜか辛口に
なってしまいます。ごめんなさい。

【純情ミニマム】
これは全然BLでもなんでもなくて、ウサギさんとヒロさんの子供のころの話でした。
ウサギさんやヒロさんが好きな方は好きではないでしょうか?
ヒロさんは昔から頑張り屋さんでしたw

0

純情エゴイストで始まる第4巻

前回、上条の過去編で終わりましたが、今回はその続きからスタート。
上條さんの過去は意味深でしたが、ドロドロとは違う雰囲気で、
過去とか見るのが苦手な方でも大丈夫だったのではないかと思います。
過去に出会ったその男の人も、上條も、今は二人共幸せになっていて、
良かったと思える内容でした。

今回の野分は宇佐見が上條のことを下の名前で呼んでいることに嫉妬編でした。
宇佐見に嫉妬する野分でしたが、上條が「ヒロさん」と呼ばせているのは野分だけ、
ということが分かって嬉しかった野分。
呼び方にまで独占欲を丸出しの野分、いいキャラです。

そして『純情ロマンチカ』のほうですが、
美咲がようやく「仮にもウサギさんの恋人なら・・」みたいな事を思うようになるという。
ようやくです、ええ。
そして美咲の「まずはオフロにする?」「ゴハンにする?」「それともオ・レ?」の一人芝居に爆笑w

そして毎度の乙女展開がツボる。
狭すぎるシングルベットで美咲を一晩中無茶苦茶にする宇佐見さんにキャッキャでした。

1

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