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表題作サディスティックな恋愛契約

アシュラフ・アル・ザイーディ
小林優悧

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「君を抱く。君の身体が俺に屈服するまでだ…」ホテルグループ総帥の秘書として働く優悧は、異国の地での仕事で砂漠の王族でもあるザイド財閥の御曹司アシュラフと出会う。
突然「君は俺の運命の人だ」と迫ってきた獰猛で強引なアシュラフに振り回され、ついにはマンションにまで押し掛けられてしまった優悧。
しかし、優悧には他に想う人がいると知った途端、仕事を盾にアシュラフが「二週間だけ俺の奴隷になれ」と脅してきて…!?運命から始まる―シンデレラ・ラブロマンス。

作品情報

作品名
サディスティックな恋愛契約
著者
水上ルイ 
イラスト
こうじま奈月 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
ロマンティックな恋愛契約
発売日
ISBN
9784044486068
2.5

(6)

(0)

萌々

(0)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
13
評価数
6
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

おバカな王子とクールな秘書の恋物語。

『恋愛契約』シリーズ5作目です。

前回登場した、アシュラフと優悧のお話です。

アシュラフ(攻め)はザイーディ一族の時期首長で、ザイド財閥の時期総帥でもある。
そんな彼が一目見ただけで、優悧(受け)に恋した。
それ以来アシュラフから会社に何度も電話ををかかってくるし、更には優悧に会いにくる為、空港でSPを置き去りにし、会社まで押しかけてくるアシュラフ。
かなり迷惑がる優悧だった。
アシュラフに帰るように言うが、優悧の部屋に連れて行かないのなら、ライバルグループの人間でもある自分と優悧の会社の関係は最悪になると言われ、嫌々自宅へ連れて帰ることになった。
案の定、寝込みを襲ってくるアシュラフ。
武道を嗜んでいた優悧に、押し倒されてしまうアシュラフだが、やはりアシュラフの方が力は上で逆に押さえ込まれてしまう。
初めてのキスに動揺する優悧から頬を打たれ、その晩は終わる。
翌朝、優悧の作った朝食に大喜びのアシュラフ。
特にコーヒーは絶品だった。
優悧にコーヒーが美味しいと言うと、彼は照れたように豆の事や焙煎の仕方を教えてくれていたのだが、話している途中、急に言葉が途切れ様子がおかしくなった。
心配するアシュラフだったが、急に冷たくなった優悧は、アシュラフに帰るように告げて先に出て行ってしまった…。


前作で、実は優悧が好きなのはジャンニなのかと思っていたが、どうもそうではない様子だったので気にはなっていた。
だが今回で優悧の想い人が分かります。
よくよく考えたら「あ、そうだよね」って思った。
優悧を運命の人だとしつこくつきまとうアシュラフに、優悧もバカ王子と言っていたが私もそう思った。
こんなバカ王子が一族の次期首長でもあり、財閥の次期総帥だなんて大丈夫なのかと…(-_-;)
でも優悧を想う気持ちが一途だし、拐われた優悧を助けに行く場面では「さずが次期首長様!」と関心した。
二人の初めてのエッチは馬の上か!?と、期待したが違っていたのでちょっと残念…。
それに、アシュラフには意外な事実があった!
これにはかなり驚いてしまった(;゚Д゚)!

もちろん優悧もアシュラフを好きになりますが、最後の最後まで優悧の事が好きでたまらないアシュラフでした。

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