フィフス

fifth

フィフス
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神8
  • 萌×27
  • 萌4
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
6
得点
83
評価数
24件
平均
3.7 / 5
神率
33.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥855(税抜)  ¥923(税込)
ISBN
9784344805323

あらすじ

ある日、人材派遣会社『エスコート』のオーナーである榎本のもとに、新しい依頼人から電話が入る。
相手は衆議院議員の門真巽。
彼はボディガートを依頼し、さらにそのガードを同行させるプライベートな旅行に榎本を誘う。
実は榎本と門真は、17年前、榎本が中学生の時にある取引をし、月に一度、身体を重ねる関係だった。
旅行に誘われたのは初めてで、二人の関係の微妙な変化にとまどいを覚えながらも、榎本は門真の誘いを受けるが…。

表題作フィフス

叔父・国会議員・門真巽(46)
「エスコート」オーナー・榎本和佐(32)

同時収録作品フィフス / スタンス

志岐由柾 榎本の同級生・トップガード
浅生ユカリ 新米ガード (21歳)

同時収録作品フィフス / スタンス

延清美弦 トップガード
水嶋律 榎本の秘書

同時収録作品プレイス

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数6

惚れたらコドモ

 このシリーズ、ほかは制覇したのですが、本作だけ洩れてました。主役はエスコートのオーナー榎本(受け)。某所で「なめ●じ」呼ばわりされていたほど、ある意味強烈な人を食った性格で、読者の好き嫌いもはっきり分かれそうなキャラではあります。ただ私自身は、自分が間違っても愛されキャラではないと重々自覚したうえで、それでもわが道をゆくしかない榎本のようなタイプ、嫌いじゃないです。

 エスコートの関係者には家庭環境に難ありな人が珍しくないんだけど、
中でも榎本はかなり特殊。15の年まで父の顔も知らない母子家庭育ちで、その父はなんと現職の大臣だった。正妻との間にこどもができなかったので、榎本を引き取って後を継がせたいという。

 その知らせをもたらしたのは父の弟、つまり実の叔父である門真。昔自分と母を捨てておきながら何を今更!と激しく反発する榎本に、門真はだしぬけに持ちかける。「君の代わりに私が後継になってもいい」ただしとんでもない交換条件付きで「君が私のものになるなら」

 このとき榎本15歳、中学3年生。対する門真は29歳、大学講師。この構図では、当然いいオトナで教育者でもあった門続き真の方が非常識のそしりを免れようもありません。でもわたしは個人的に、BLに限っては近親相姦にさほど背徳臭を感じないので(生殖を伴わない、という1点において)初対面の実の甥に向かって「今どうしても君が欲しくなった」と駄々っ子のようなことを言い出す門真を許せてしまいました。まあ、お互い初対面だったからこそ、肉親とつがう生々しさを感じなかったのかもしれませんが。ともあれ病身の母との生活を護るという大義名分もあり、榎本は条件をのむのです。

 以来17年。門真は約束通り政界入りし、榎本は月に一度だけ門真に抱かれる。ずっと形も変えず、途切れることもなかった2人の「契約」。本来なら榎本の母が亡くなった時点で打ち切られてもいいはずなのに、どちらもやめようとは言いださぬまま。少年だった榎本もいまや押しも押されもせぬ企業経営者、門真は未来の総理総裁候補ともいわれる公人でありながら、どこか浮世からも、時の流れからも隔絶された感のある2人だけの世界。そこに突然門真の縁談という「現実」が投下される。

 タイトルの「フィフス」。2人の逢瀬が毎月5日だったことから付けられたようですが、もうひとつの意味は「5番目」。榎本は自分を門真の5番目だと思っている。仕事、家族、友人、趣味、その次くらいの存在だと。そんな自分には、門真の結婚に異議を申し立てる権利などないと思っている。

 門真は初めて、榎本を一泊旅行に誘う。でもそこまで。それ以上は動かず、榎本の出方をただじっと待つ。彼がずっと言えなかった本心をさらけだすまで。こういう場合、年長者の余裕とか、懐の深さとみるべきかもしれないけど、実は門真の方も結構いっぱいいっぱいで、余裕どころじゃなかったようです。その辺の心情は門真視点の後日談「スタンス」を読むとよくわかります。もう一つの後日談「プレイス」では、恐れを知らぬ若造のユカリに「オーナーのどこがいいんですか?」とマジで問いただされてましたし・・・惚れた弱みには年の功も無力なようです。

1

何から何まで苦手三昧。

水壬さんも『エスコート』シリーズそのものも基本的には大好きなんですが、こちらはどうしてもダメでした。
でも、シリーズ内でも人気作なんですよね。相変わらずズレてるようです。ゴメンナサイ。


まず、近親(血縁)が非常に苦手なので『ガチ叔父×甥』の時点でもうどうにも無理でした。生理的に受け付けません。←近親なら『義兄弟』がギリギリ。『父子』は義理でも無理だ(余談ですが、だから『スキャンダル』もダメだった)。

しかし、設定を別にしても榎本(受)が・・・もともとこういうキャラクターがものすごく苦手なので、脇で出てても鬱陶しくてイライラすんのに、メインって勘弁してとしか言いようがありません。特に、ツンツンした生意気な受が大ッキライなので、受キャラクターとして許容不能です。
その上、オヤジ趣味もまったくない。

CP・ラブに関しては、完全に好みどころか理解の範疇外でした。
実の叔父が甥にああいう契約を(もちろん『契約すること』自体ではなく内容の問題ですよ)・・・というだけでもう気持ち悪くて堪りません。
年の差や当時の年齢(29歳×15歳)そのものはまったく平気なんです続きけどね~。
ちなみに前述の通り『オヤジ趣味皆無』なので、現在の2人(40代×30代)は年齢だけでホンットど~でもいいし、読みたくもないんだけど。

実は、個人的にCPとしては『年の差(年上攻限定)・高校生受』が何よりも!というくらいに好きなんです。
そんな私でさえこれ読んで、普段は(大変申し訳ありませんが)『ふ~ん、そういう人もいるんだ』としか思わずに聞き流している『大人が未成年受にどうこう~が生理的にダメ』と言われる方のお気持ちが、初めてなんとなくわかった、ような気がしました。←でも、いまでもやっぱり『未成年(中でも高校生)受』は大好きなままなんだけどね!単にこの作品が無理だってだけで。中学生だからじゃありませんよ、念のため。『受は若いのが何より(ただし下限は中学生)』が持論です、ええ。
くどいですが、中学生がHしても何の抵抗もありません。さらには、小学生以下も絶対ダメなわけではない(できれば読みたくないですが)。どちらも『愛と同意』が必須条件ですけどね。
でも、これはどーしてもムリだったってことです。


イヤもう、まさに↑レビュータイトル通り何ひとつ好みの要素がありませんでした。
メインCPに関しては、最初から最後まで『なんでこんなの読まされてんだろう・・・』とイヤでイヤでしょーがなかったですね。ただひたすらに不愉快でしかありませんでした。

なので、(このシリーズ自体はホントに好きなので)メイン『以外』のキャラクター・CPのために読んでる!と自分に言い聞かせてなんとか我慢して読了。

旧版全部持ってるのに、新装版文庫も1作目の『エスコート』は買うだけは買いましたが(そして他もきっと・・・)、少なくともこちらは出ても買う気しません(もうひとつ『クラッシュ』も。シリーズでこの2作だけがダメ)。

5

結構、好きです。

オーナーのお相手は誰だろうと、そもそも榎本は受けなのか攻めなのかどっちだろうと思っていたのですが、さすが水壬さん!お相手は国会議員できましたかという一冊です。

叔父であり、国会議員の門真巽さん・46歳。
彼が榎本をとても可愛がり、甘やかし、榎本の意地悪な発言にも動じないいいオヤジなのです。
まさに割れ鍋に綴じ蓋のような二人。

榎本が15歳の時、親戚である二人に今後を左右する重大な話が降りかかります。
ある政治家の後継者に巽さんか榎本かどちらかがならなければいけないというもの。
二人とも冗談じゃない、嫌だとなるけども選ばなければいけないのです。
榎本はまだ学生で、巽さんはまったく政治とは無関係な仕事をしていて興味もなくて。
どちらかが自分の人生を犠牲にしなければいけないという状況の中、二人は話し合いの場を設けて話すのですが平行線のまま変わりません。
そして巽さんが言うのです。
ちょっと飲んでもいいかな、そしてお酒をあおります。
榎本は、こんな時に飲むなんていい気なもんですね、みたいな事を言いますが巽さんは、自分でも馬鹿なことを言うんだ飲まなければやってられな続きいといいます。
そして二人の関係が始まります。

巽さんは飲むときにいろいろな決断をしていたんですね。
政界へは自分が行こう。
榎本を行かせるのは可哀想だ。
しかしどうしても腑に落ちない何か。

男の悲哀がにじみ出ていいのです。

水壬さんの作品で同じ政界ものの「スキャンダル」という義父と養子の話もありますが、そちらはこんな幼い子に何を愛人契約なんかして!ひどい!と思いましたが、こちらはそんなことも思わず、すんなり入り込めました。
叔父×甥だからでしょうか。
榎本の妙に大人びた性格だからでしょうか。
このお話は好きでした。

7

ついに登場オーナー編

ある日、エスコートのオーナー、榎本の元に大物議員の巽から隠密旅行のボディガードの依頼が入った。
巽はその旅行に榎本の同行を求める。
実は、巽と榎本は17年前にある取引をしていた。。
月に一度だけ体を重ねる関係の二人。けれど今まで旅行に誘われるなんてことはなかった。
とまどいを隠せない榎本だったが・・・・・・

ついに来ました榎本編。
私てっきり榎本は攻だと思っていたのでかなりびっくりした記憶が。
そんなこんな議員×オーナーです。
巽のキャラクターはナイスオヤジでよかったのですが、榎本が15歳の時にした二人の取引の内容がどうにも腑に落ちなくて。
榎本からは父、巽にとっては兄にあたる大物政治家の後継者候補に上げられた二人。
巽は自分がそれを引き受ける代わりに、榎本に身体こみで月に一度彼のものになるという取引を持ちかけます。
ちょ、巽さんほぼ初対面の甥っこになんてこと言い出すんですか!!

お話はおもしろかったんですが、それが腑に落ちなくて結局あんまり入り込めませんでした。

3

どこにも萌えがなかった

攻めも攻めだし、受けも受け。
どっちもどっちで、どこにも萌えられなかった。
残念。

1

月1回の逢瀬×17年間≧愛?

叔父・国会議員・門真巽(46)×甥・「エスコート」オーナー・榎本和佐(32)
「エスコート」シリーズ第4弾はオーナー登場です。

『フィフス』
毎月5日は契約の日。
月に1回会って抱き合う。
それが榎本が巽と結んだ契約。
巽の未来を縛る代わりに、巽の自由に振る舞わせる。
その関係はもう17年も続いている。
なのに、その契約日以外に旅行に出かけようと言われて…。

オーナー、実は15才の誕生日から御手つきでした。
ちょっとびっくりしました。
ある種、契約愛人のような関係になるんだけども。
それは巽が「飽きたら」終わりになる契約で。
17年の間、その日以外呼び出されたこともなかった榎本は何かが変わるんだなとぼんやり思っていて。
それでも、自分はそれに素直に従うだけだと思っていたんだけども。
泣いて縋る榎本は30男だとしてもやっぱり可愛かったですv
巽の方はもっと自信家なのかと思ってたんだけども、そうでもなかったんだなと。

『スタンス』
巽サイドからの過去の回想とその後。

初めての時の榎本の初々しいこと。
それでいて、減らず口なところは現在続きまで変わらずで。
最初の頃からなんとか巽と対等にあろうとしてるのが見て取れて。
そんなところに巽も心動かされたのかなーとか思ってみたり。
契約結んだのも衝動的なものだったしね。
初めての月1回じゃない逢瀬に戸惑ってる榎本もかわいい。
言葉では抗うような素振りとか見せても素直に従っちゃう榎本ってばホントかわいい。

『プレイス』
初めて巽が榎本の部屋を訪れる。

何よりも2人の時間を大事にしたい巽。
榎本の前で議員との食事をキャンセルする電話を入れてみたり。
ホント巽は榎本に対して甘いなぁ。


このシリーズでは「リミット」が一番好きなんですが、その次にこれが好きかも。
いつも飄々としてる榎本がどこか巽の手の上で転がされてる感じがして。
減らず口を叩く榎本と巽の言葉遊び?みたいなのも楽しいし。
これ、CDで聞いてみたいなぁ…。
CDは2作目の「ディール」までしか出てないので、これが出るとしたら先に「ミステイク」が出てからなのかもしれないけども…。
だって、榎本、コニタンだもん。
コニタンが受になるんだもん。
…超聞いてみたいんですけどー。
受コニタンて聞いたことがないので。
あと、その場合、誰が巽をやってくれるのかも気になるところで。
誰かCD化して!!

4

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