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表題作片手想い

逸郎
暁生

同時収録作品夜腕

藤野計良
木下ひろむ(偽名)

同時収録作品八つ当たりの恋

古海、リストラされる
葉上、部下

同時収録作品落恋注意

成田幸、大学生
山ノ江、大学生

同時収録作品透ける闇

室田、社員
片平、契約のバイト社員

同時収録作品ざんげの値打ちもない

田原
日色、

同時収録作品秘鳴

知、大学生
彰人、大学生

同時収録作品きらきらと光りながら消えてく星のように

清一、兄
彰二、弟

その他の収録作品

あらすじ

ささいなケンカで恋人の逸郎が出ていってしまった。
寂しくて、不安で、押しつぶされそうな暁生の目に映るのは、逸郎が自分の手をモデルに作ったブロンズ像。冷たいブロンズに暁生の想いが沁み込んでいく…。
時に狂気にまで堕ちてしまいそうな切ない想いや、可愛らしく微笑ましい恋をちりばめた初作品集!!

作品情報

作品名
片手想い
著者
佐倉歩 
作画
佐倉歩 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三和出版
レーベル
サンワコミックス D?コレクション
発売日
ISBN
9784883563128
3

(2)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

背徳感にゾクゾクします

8つの短編が収録されています。どの話も短いながらも、コミカルだったりシュールだったり、色々バラエティ豊かで面白かったです。特に『秘鳴』の話は、母親が絡んでいて、その背徳感にゾクゾクします。

『秘鳴(ひめい)』
両親の不仲でムシャクシャしてる彰人が、コンビニで困っている時に助けてくれたのは、大学生の知でした。
家に居たくない彰人は、何度か会ううちに、知のアパートに行くようになります。そして、自然な流れでエッチをしてしまう2人。
そのエッチの最中にドアを叩く音がして、聴こえてきた知を呼ぶ声は彰人の母親の声で。

必死に誤魔化す知だったけど、実は、以前から彰人のことが好きだったのです。だから、家を突き止めて、度々遠くから家を眺めて。
そんな知を、母親は自分に気があると思って誘ったのでした。知は彰人の生活空間が見れると喜んで、誘いに乗って。
母親のことは、「君の産まれてきたところが愛おしかった。それだけだ」と恍惚と言う知。その背徳感と知の壊れ具合にゾクゾクして萌えます。
真実を知った彰人も、苦痛なのか快感なのか分からずに、知に囚われてしまったのも萌えます。題名も、ストーリーにピッタリで、一番印象に残っています。

他の短編も、癖のある話が多かったけど、中毒になりそうな面白さでした。

3

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