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表題作薔薇の支配者

元世話係で刑務所長・遊木
元坊ちゃまで囚人・森谷湊

あらすじ

無実の罪をきせられ、刑務所に送られた主人公の湊は、昔、家が裕福だった頃の世話係、遊木と再会する。
しかし、立場は昔と違い囚人と刑務官として…。
「重犯罪刑務所」・通称レベル4。
遊木はそこの最高責任者だった。
かつて告白までした自分の元主人を冷たく見下ろし、反抗的な態度を取れば懲罰を与える。
それでも無実を訴える湊に、遊木は事件を調べ直してやる代わりに、奴隷契約をもちかけてくるが…。
逃げられない、高い塀の内側で下克上の炎が燃え上がる。

作品情報

作品名
薔薇の支配者
著者
鈴木あみ 
イラスト
竹中せい 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
発売日
ISBN
9784812420317
2.5

(6)

(1)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
5
得点
12
評価数
6
平均
2.5 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数5

刑務所 いいですねぇ

舞台が刑務所ということで、受が囚人や看守から襲われたりとか、複数攻な要素があるのかなと思ったりしたのですが、誰かさんのおかげで未遂でした。
始めのあたり鬼畜が入ってますが だんだん甘くなる様子が見ていて楽しい。
最後は極甘でいちゃいちゃで、わーい♪でした。
湊は受だけど、女性的な部分はなく、年齢相応の男っぽさがあっていい。
湊がきせられた無実の罪については、え~っと...? とは思いつつ、整合性は取れてるからまぁいいか。

0

細かいことは置いといて

こういう変わった設定いいですよねぇ。
そういえば刑務所モノってあまり無い?

冤罪でレベル4という特殊刑務所に入れられる元お坊ちゃまの受け、そこで刑務所長となっていた昔の知り合い(色恋沙汰あり)と再会する。
この時点で二つ三つツッコミ所がある気がしますが、この際そんなことは関係ありません。

攻めは立場を利用して受けに色々する訳ですが、だんだん普通の鬼畜攻めと強気受けのカップルみたいになっていくので少し残念。刑務所の説明にも結構ページ割いてあったので、そういう環境を最大限に使って欲しかったかも。
前半のボールペンや鞭打ちあたりはいいね~と思ったんですが。
刑務所内の話がちょっと物足りない感じがありました。
ストーリー的に冤罪の件も解決させないといけないから仕方がないのかなぁ・・

0

甘めの刑務所物

刑務所物で、拘束Hが多めの甘めな話です。
この説明で、全てがあらわせるような気がします。

元世話係の刑務所長・遊木(敬語攻め)×元坊ちゃまで囚人・森谷湊(強気受け)
湊は元お坊ちゃまで甘ちゃんな性格なので、自白した方が楽という言葉で自白して、
お金もないのでやる気のない国選弁護人に見放されて、あっさりと刑務所送りに。
刑務所先で、元お世話係で刑務所長となった遊木と再会したが、以前とは違ってとても冷たくて。
湊が奴隷になる代わりに、遊木に事件を調べなおしてもらう契約をする。

刑務所物ですが、他の囚人からはちょっかいは出されません。
拘束はされたり、奴隷扱いになりますが、案外甘いエッチで、鬼畜エロなティストはあまりないです。
元お世話係なので、湊は先生と言って強請ります。
事件は、冤罪なんですが、調べが甘いというか、事件自体も軽いというかで、色々と物足りなかったです。
その分、拘束Hや道具を中に入れられて3回震えたら呼び出しの合図とか、エロエロ面では楽しめた気がします。
最初は冷たく見えた遊木ですが、後で明らかになる遊木の過保護振りにはまいりました。
刑務所で、拘束プレイをする恋人と言った感じな体です。

エロ:★4 拘束H、鞭打ち、道具等ですが、鬼畜ではなく甘めです。
総合:★3 刑務所物にしてはHも軽いし、事件も薄いしと、もう少し読み応えが欲しかったです。

1

私には合わなかった

キャラにどうしても感情移入できない。文章が合わないのかもしれません。

湊が呆れる程アホの子。遊木は亡くなった奥さんのことを大雑把に説明した直後、あの状態で盛りだすシーンが受け入れられない。理解に苦しむ。

脱獄のシーンでは、「そんな行き当たりばったりで脱獄出来るかっーー!!」と叫びました。
もう少し捻りのきいた物語を期待していたのですが、肝心な部分はご都合主義。

湊は遊木にしか抱かれません。
刑務所の色が薄いので、苦手な人でも取っ付き易くはあるかも。

0

え?愛ってそんなもの?

受けの冤罪(しかも強姦)を信じちゃう攻めって初めて見たかもしれません。
一度でも愛した人なのに、奴隷契約を結ぶまで、調べなおしてみようとすら思わないとか、意外と薄情な攻めです。
たわいないことで鞭打ちとか人権侵害しだすところもなあ……
うーん、受けはなぜコイツが好きなのでしょうか?

0

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