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表題作あいつの腕まで徒歩1分

エリートサラリーマン・月村将人
マンション管理人のお手伝い大学生・高岡朋彦

あらすじ

「オレ、誰にでもあんたみたいにお節介やいてるわけじゃない」元気が取り柄の大学生・高岡朋彦には、今気になってしょうがない男がいた。それはハンサムだけど不愛想で、しょっちゅう部屋に女を連れ込むエリート風サラリーマン・月村だ。まずは気持ちのいい挨拶から…両親に代わってマンション管理人の務めを果たすべく、朋彦は月村を社会人として躾けようとするのだが、なぜか無理やりヤられるはめになっちゃって!?大型犬×小型犬の睨み合いのエッチ&ラブ・バトル登場。
(「BOOK」データベースより)

作品情報

作品名
あいつの腕まで徒歩1分
著者
桜木ライカ 
イラスト
山田ユギ 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
発売日
ISBN
9784813010500
2

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
2
得点
2
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

可愛い管理人さん

題名が印象的な作品です。

主人公・高岡朋彦は大学生。下宿が老朽化→取り壊しになったため、両親のところに同居することになった、そこそこ真面目な学生です。両親がマンションの住み込み管理人をしていることから、どうしても用事を手伝わされることになります。

6階に住んでいる月村将人はハンサムなサラリーマン。忙しいのか帰宅も遅く、たまに早く帰っても無愛想です。そしてそんなときは必ず女連れ。それも毎回違います。
でもマンションの女性人全員、月村に対して好意的です。
「シャイだ」「クールだ」と褒められて、母親も「オアシスだ」という姿に、朋彦はあきれてしまっています。

最悪の出会いを経て、元気者の朋彦は、社会人として礼儀がなっていない月村を「調教してやる」と燃えに燃えてしまいます。
ところが、逆に月村から快楽の手ほどきを受けてしまい…。

可愛くて元気な管理人さんが、素敵だけれどちょっと抜けている素敵な店子と繰り広げるラブ・ストーリーです。

途中、自分の身体だけを目当てにされていると勘違いした朋彦が、マンションを飛び出してアルバイトを始めると、事態はますます急展開! そのバイト先では「売り」と呼ばれる少年売春を手がけていて、朋彦がその毒牙にかかってしまうのです。
月村に開かれてしまった自分の身体が嫌で、壊してしまいたくなった朋彦は…!

どきどきしながら読みましたが、「売り」の話が唐突に出てくる感じがしました。また月村がタイミングよく助けに現れるのですが、それまでの彼なりの逡巡とか焦りとかも見てみたかったです。
最後まで朋彦が「月村」と呼び捨てにするのも、少し引っかかったかな、という感じです。

1

気になるのは恋の始まり??

 最初は腹が立ったから、挨拶させようと思っただけだったのに……というような話。

 朋彦は自分の両親が管理人を務めるマンションに住む、エリート風サラリーマンの月村が気になってしょうがなかった。
 朝も挨拶もなく無愛想な月村に対して、月村を社会人として挨拶を躾けようとする。
 そんな最中、風邪で倒れてる月村を見つけて、寝かせようとすると、なぜか、ベッドに引きずり込まれて……
 そこから、何となく距離が近くなっていって、月村の連れてきた女をつい追い返したりしているうちに、なぜか無理やりやられるハメになって……

 とまぁ、気になるのは恋の始まりでした、という感じの割とBLにはよくあるパターンのお話。
 1回目なら冗談で済んだのに、2回目もやられちゃったから、朋彦は逃げ出したけど、逃げ出した先でもっと酷い目にあって……と。

 まぁ、この順番でコトをしたら、BLじゃなかったらまず間違いなく嫌われてますよね。

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