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表題作オーガニック・サンズ

春野太陽  東京生まれ東京育ち 19歳
青井空  田舎で有機農業を営む 26歳

その他の収録作品

  • キツネノヨメイリ
  • ローリングライスケイク
  • 発酵熱
  • 花よめ(男家)は夜汽車に揺れて
  • エンゲージ

あらすじ

夜行列車で毎週片道13時間の遠距離恋愛にガマンできず・・・
田舎で農業にうちこむ空の元へすべてを捨てて向かった太陽。彼の実家に同居はうれしいけどHの場所にはちょっと困る。たまに弱音をはくけど愛ゆえの根性、2人はタダ者はない!!
シリーズ5作+描き下ろしカラーイラスト、さらに番外編マンガでは、空が太陽の両親と会うことに。旬な有機栽培ラブストーリー待望のコミックス化!!

作品情報

作品名
オーガニック・サンズ
著者
定広美香 
媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
発売日
ISBN
9784896440850
3.3

(9)

(1)

萌々

(1)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
30
評価数
9
平均
3.3 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数4

レーベルを考えれば良作

ジュネというレーベルという事の割にはしっかり背景、物語が筋とおっていて、農村ゆえの苦悩であるとか(都会の様にそこかしこでやれる環境があるわけじゃあない・・・)作物を育てていく喜びだとかのサイドの飾り要素もなかなかしっかりしてる。
もちろんエッチに関しても他のレーベルの様に抱き合って終わりなんて言うおざなりなものではなく、がっつりとやってるしノーマルで無いパターンにも結構踏み込んでたりする。友人交えた3Pとか。

まぁメインのテーマはやりてぇ!なのだし、若くてガテン系の香り漂う二人ゆえにそりゃぁやりてぇだろうよ、と素直に思えるし。
子供はできないけど(当然!)二人で作る作物を子供の様に愛して一生幸せに生きて消そうな気がすごくするハッピーなエロ物語です。

0

『結根(けっこん)』かぁ…なるほどね(笑)

学生時代から自分はゲイなのか悩んでいた青井空(受)は、結婚式の前夜、上京し向かったハッテン場で春野太陽(攻)に出会う。その後恋人同士になった二人。空の実家に太陽が押しかけ、家族の反対にもめげず、農業(とH)に精を出しラブラブな日々を過ごす。…みたいな感じの話です。

定広さんの作品の中では比較的クセがなく、スタンダードな設定で読みやすいんじゃないかなと思いました。リバもないし、主人公CP以外の人とのHも(3Pはあるけどギリギリ挿入は)ないですし…。でもエロもラブも盛りだくさんで充分堪能させていただきました。(作業着&方言萌えました~)

恋人同士になってからの太陽×空は超ラブラブで、CPになってからのいちゃいちゃ描写が好きな私にはツボでした~。空は自分がゲイであるとカミングアウト済みなので、太陽が空の恋人であると分かっている家族や村の人たちに反対(とは言ってもあっさり目です)される訳ですが、そんな障害も二人は全く意に介さず…。そんな事よりもHできなくて欲求不満なことが問題だとばかりに始終サカッてます。(結構空が誘い受かも)

ちなみにタイトルの『結根』というのは、ラストで『結根(けっこん)しよう』というプロポーズの言葉だったりします。(←有機野菜だけに 笑)採れた野菜は二人の子供らしいです…。

収録作品は全て太陽×空シリーズです。(あとがきに“まだもうちょっと続きます”と書いてあるので、この二人の今後が読めるのが楽しみです!)

3

色んな意味でオーガニック

農夫びーえる。
白馬の王子様ならぬ、赤いトラクターの王子様ですよー(笑)

この作家様の職業モノはこれに限らず、刑事といい、医者といい、パイロットといい、どれもその職業の“らしさ”と“らしくなさ”の両方が詰まってて、何読んでもホント面白い!
主人公の職業設定って他では意外とそこまで活かされてなかったりすることも多いですしね。
読み終わった時には、「農家っていいな!」ってなってました(笑)

暗さ皆無で終始明るいトーンです。
主役二人の名前からして、〔春野太陽〕と〔青井空〕ですからね。
清々しいです。

エッチも、田舎で実家なのでお家でやるわけにもいかず、お外でアレコレ四苦八苦してますw
まぁ、あれだよね、都会と違って田舎は外に人居ないからいいよね!

あと、友達の嫁が自分の元カノとか、田舎あるあるw

色々オーガニックな一冊でした。
マニアックな設定が多い定広さんの漫画の中では逆に異色、且つスタンダードなラブストーリーで読みやすいと思います。

二人のその後は「禁猟区の森」に入ってます。

3

農家

農家の跡取り息子が結婚式前夜に
自分の中のゲイ疑惑を晴らすために
都会のハッテンバにやってきて
バリバリの都会っ子の大学生とデキちゃうんですよ。
トラクターの王子様とのオーガニックな恋のお話v

保守的な田舎でゲイをカミングアウトして生きるふたりは
農作物を自分たちの生み出す“子供”と表現するんですよね。
いろいろばかばかしいギャグも満載だけど
読んでいて非常にすがすがしい気分になったw

今晩、食べるお米もそんなゲイカップルが作っていると思って
食べるとよりおいしいかもしれないwww

2

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