花束なんか欲しくない

hanatabanaka hoshikunai

花束なんか欲しくない
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
4
評価数
2件
平均
2.5 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
シリーズ
花丸文庫(小説・白泉社)
発売日
価格
¥571(税抜)  ¥617(税込)
ISBN
9784592874287

あらすじ

那智学園の海棠力也は、幼馴染みでプレイボーイの生徒会長・源蘇芳の代わりに、二か月という短い疑似恋愛期間の終わりを、相手に花束付きで告げる役目を担っているせいで、「死の告知天使サン・ジェスト」と呼ばれていた。
それは子供の頃から蘇芳の兄を自認する力也にしかできないことだった。
ところが蘇芳に本気の相手が現れてから、力也には蘇芳が遠い存在になったように感じられて…!?ちょっとせつなくて真っすぐな学園純愛ロマンス。

表題作花束なんか欲しくない

源蘇芳・高校生・生徒会長
海棠力也・高校生・生徒会会計兼書記

同時収録作品ときめきの生徒会室

阿久津直久・高校生・生徒会副会長
藤枝忍・高校一年生

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レビュー投稿数1

王道もの!

 那智学園の海棠力也は、幼馴染みでプレイボーイの生徒会長・源蘇芳の代わりに、二ヶ月という短い擬似恋愛期間の終わりを、相手に花束付きで告げる役目を担っていた。
 そんな力也は影で、「死の告知天使サン・ジェスト様」と呼ばれていた。

 それは幼い頃に、蘇芳の「兄になる!」と宣言した力也がそうと交わした約束でしていることだった。
 あの頃は自分よりもずっと小さかった蘇芳だったが、いつしか力也よりも大きくなり、力也が守る必要もないくらいに大きく成長していた。
 幼い頃の約束を盾にその役目を担わされることにいい加減うんざりしていた力也だったが、一方の蘇芳も蘇芳で、いっそ力也がその約束を反故にしてほしいと願っていた。
 家も隣同士で、一人暮らしをしている蘇芳の家を気軽に訪ねてくる力也に、「弟」としてではなく、別の感情を抱いている蘇芳は、力也を怒らせることで力也から「絶交」という言葉を引き出すことに成功する。

 力也にしてみれば、そんなこと言うつもりもなかったし、言ったとしてもどうせ二、三日のことだろう、と思っていたのだが。
 折りしも、時期は『狂気のオクトーバー』。
 学園祭続きに向けて、準備に忙殺される日々の中で、遂に蘇芳に「本気の相手」が現れてしまう。
 蘇芳はその恋人を関係者以外立ち入り禁止の生徒会室に連れ込み、楽しそうに会話をする。
 それを見た力也は、蘇芳が遠い存在になってしまったように感じられて――

 という話でした。

 他にも一つ。
 その蘇芳の「本命の恋人」だった藤枝忍と生徒会副会長の「阿久津」の話が入っています。

 蘇芳と力也の話は、よくある幼馴染みだったのに片方がもう片方に恋をして、恋をされているほうはその気持ちにまったく気づかず、片方がキレて行動を起こしてから、自分の気持ちに気がつく――というBLの王道話です。
 ただ、力也視点で描かれているので大分切ないことになっていて、「よくある」というのはあまり気にならない形で物語が進んでいます。

 もう一つの忍と阿久津の話は、なんとなく、蘇芳と力也の話の中で結局、あまったもの同士がくっついた感じがして、個人的にはあまりトキメキませんでした。
 忍にしてみれば、最初から「本命の恋人」はフリだとわかっていたのだから、阿久津のことがずっと好きだった――という言い分なんですが。

 それであれば、蘇芳と力也がラブラブになってしまった後の話をじっくり読みたかったなー……と思いました。

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