恋情のキズあと

trnjou no kizuato

恋情のキズあと
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
21
評価数
8件
平均
2.9 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥533(税抜)  ¥576(税込)
ISBN
9784344805682

あらすじ

休暇を過ごすため、別荘へと向かっていた大企業の後継者・谷城貴臣は、記憶喪失の少年・唯を拾い、ふたりきりで過ごすことに。
その夜、夢遊病のように貴臣のベッドに近づいた唯は、服を脱ぎ捨て、貴臣に抱きつきキスを。
しかし唯は翌日何も覚えていなかった。
そして次の夜もまた…。
危険を感じながらも激しく唯に惹かれていく貴臣だったが…。

表題作恋情のキズあと

谷城貴臣,谷崎グループの跡取り,26才
秋川唯,素性不明の少年,16才

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数4

女性キャラがいい

1冊丸ごと表題作です。
主役二人の両方から語られるので心情が理解しやすいです。

地位も権力もある貴臣の休暇先の別荘へ、唯が偶然を装ってやってくるけれど、それは貴臣の敵である伯父の計略であり…という内容で、貴臣に信じてもらうために唯が自殺を図ろうとするのが、作品の山場です。

うーん、何か、ちょっとちょっと物足りないんですよね。

貴臣が唯に惹かれた理由が、単に好みのタイプだったからというのが、残念でした。唯の目が幸せな思い出を彷彿とさせるとは言うものの、結局はほぼ一目惚れ状態だったという…伯父さんの読みどおりじゃないですか。

貴臣のせいで、唯の親の会社は倒産してしまい、それがきっかけで病死したかもしれないのに、それをあっさりと流しているのも気になりました。父親と仲が良かったような描写もあるのに。

伯父や祖父との対決があっさりと説明文で流されて、穏やかな2年後まで飛んでしまったのも拍子抜けでした。父親との和解は良かったですけれど。

綺麗にまとめられ過ぎていて、主役二人の恋愛模様以外は、すんなりと流されているので、物語が薄っぺらく感じてしまいました。
続きだ、唯を助けた涼子は良かったです。彼女が登場する場面は生き生きしたように思えました。

スピンオフや続編が多い作者様なので、終盤に登場した早坂や和倉で検索してみましたが、どうやらこの作品のみのようです。涼子の活躍が見たかったので、ちょっと残念でした。

王道パターンの年の差、パーフェクトなまでのハッピーエンドがお好きな方にお勧めです。

0

大人と少年。

設定はまさしくきたざわさんのお得意パターンド真ん中って感じです。

『年の差(年上攻)』『攻は若くて金も地位もある男前』『受が無垢な少年(今回は16歳)』こういうの他にいくつあったっけ、ってくらいにきたざわさんテンプレートです。

正直なところ、キャラクターは別に好みでもないんです。ホント、きたざわさんにはよくあるタイプのCPだし。
でも、作品としては結構好きなんですよ。ありがちには違いないんですが、途中までの展開はなんというか張り詰めた感じがして結構ストーリーに引き込まれました。

ただ、唯(受)の正体というか事情を随分引っ張ったわりにはそのあとがやけにあっさりで物足りない気はしましたね。

せっかく味のありそうな(でも判断できるほど活躍してない・・・)脇キャラクターを次々投入してるのに、終わりが見えてからの登場じゃ活かしようがない。

なんというか、終盤がもうすでに『後日談』の雰囲気だったんです。淡々と説明的だったからかなあ。
一応でもエンドマークがついた後のSSならともかく、終わってないのにこれはどうなんだ、と。

きたざわさんはシリーズものが大変続き多いんですが、個人的に続編いらないのにと感じることもよくあるんですよ。
でも、これこそ(1冊ではページの制限があるのなら)せめて前後編にでもしてじっくり書けばよかったんじゃないのか?と思ってしまいました。

とにかく、ラストの急ぎ足がなんとも残念でしたね。少なくとも途中までは面白かったので、ちょっと惜しかったです。

それでもトータルではやっぱり好きなんですよね。

1

ざっくり纏まっています

山城貴臣・26才。
日本有数の大企業グループの若き後継者。
5年ぶりの休暇を一人で過ごすため、別荘に向かう途中、記憶喪失の少年・唯を拾い、やがて心惹かれていく。

ということで、お話は貴臣のモノローグで進んでいきます。
途中まで謎に包まれた存在の唯は、最初の方は受け答えのセリフさえ、極少し。
最終トラックの、遊佐さんと鈴村さんのトークでは、攻めがモノローグまで担当する作品の珍しさについて、大いに盛り上がっていた。

CDに集録されたストーリーは、内容を貴臣と唯の関係に絞っているみたいで、CD内では散々言及されている、貴臣と祖父の確執や、貴臣の企業グループの指導者の座をかけたクーデターなどについては、アッサリと流してた。
この作品みたいなお話をドラマCDにするには、こうやって二人の恋愛に関係する所さえしっかり入っていれば十分って、割り切っているのだろうな。

0

年の差もの

きたざわさん得意の年の差ものです。酸いも甘いも噛み分けた大人攻めと無垢な少年受けって組み合わせ、きたざわさんホントに好きなんだなァと思います。
個人的にこのカップリングに萌えはないのですが、好きな人ならツボをつかれるんじゃないかなと思います。
攻めはまだ20代の半ば過ぎながら財閥のトップで、冷酷無比に仕事をやってるんだけど、愛なき人生を送っている。愛に夢も希望もない、みたいな。
そこに登場するのが、記憶をなくした純粋無垢な少年。
攻めは少年の清らかさに惹かれます。
やたらとベタベタでありがちな展開だなーと思いつつ読んだんですが、萌えポイントじゃないのでスイマセン。
どうも「大人の男が無垢な少年に惹かれる」っていうの、「処女の少女に惹かれるロリコンのオッサン」を連想してしまうので、苦手なのですよ。もう少しヒネリがあると抵抗ないんだけど、ここまでベタベタだとモニョモニョしてしまう。

ストーリーについては、真相を引っ張る必要はなかったような気がしました。
途中で明らかになる真相はまったく意外性がないので、もういっそ最初から明かしちゃってたほうが良かったんじゃないかなァと。もったいぶって引っ続き張られるとどうしても期待値が高くなっちゃうし、その期待が裏切られるとガッカリ度も高くなるし。
だいたい未成年の童貞くんを抱いておいて、「だまされた」と被害者ぶるのはないと思うぞ~と攻めに言いたい。たとえ相手にどんな腹づもりがあったとしてもだよ。相手は未成年。未成年の童貞くんが体を投げ出してまで成し遂げたかったこと、成し遂げようとしてたこと、それをすぐに忖度できない大人ってなんぞ。互いの罪が対価であるような描かれ方だったことにはかなりの違和感でした。

2

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