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女性たまゆままさん

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面白かった

今回も面白かった。
読み終わった今は、電子で早く発売されないかなと思っている。電子書籍だとバックライトのお陰で暗くても読めるので。
今回は〈命〉さんが代替わりして、〈温もり〉が侍従長になって、〈水明〉が緑園殿長官になってからの話。
小話ありつつ、メインは〈雷鳴〉という潜入活動をしていた帰還兵の生き方の話。過去に発売特典で思いの方向性が〈雷鳴〉と似たような灰色狼の話があったけど、あちらもこちらの〈雷鳴〉も何とも切ない読後感があり、胸を締め付けられる。
〈水明〉や〈眺望〉と何が違ったのか。ラフォスエヌは〈水明〉と似ていると評していた。灰色狼には皆、幸せになってほしいのに、思想の方向性の違いにより上手く生きられない狼がそこにはいた。

〈命〉が侍従から相談役になったことで、侍従の枠が空いたのだが、その枠にどの狼が収まるのか、今からすごく楽しみである。
次巻で是非とも経緯から、背景や内面まで余すところ無く読みたい!

個人的に緑土なすを読んでいると、俳句を詠んでいる感覚と似ている時がある。
分かりやすく隅々まで書かずとも、読めば自然と情景が浮かんできて、分かるというか。

とにかく、面白かった。

ボロ泣き

ずっと七代目の竜王ジュンワンと龍聖のストーリーは気になっていました。
暗黒期の切っ掛けになる2人なので。
龍聖が病気で早世とは何となく今までの書籍で知っていましたが、竜王取り残されバージョンは、8代目ランワンを除き、今までなかったので。

この2人は最後に大山があるので、終始穏やかにお互いがお互いを思い話が進んでいきます。
その過程でラウシャンの生まれ育ちの謎とか、だからあんなに長生きなのかとか、色々解明していくんですが、ジュンワンは本当に龍聖に眩しいくらいに真っ直ぐで本当に安心して話が進んでいきます。

まるで物語の完結後の幸せな特典SSから読んでいる感じです。

そして不穏の影がジリジリ近づいてきて、最後のクライマックスで、涙の決壊です。
ジュンワンが本当に龍聖のことが大好きで何よりも大切にしていたのがずっと伝わってきていたから、凄く辛いです。
最後、ここで話が切れるのか!と思ったのですが、この続きが本当に読みたいです。

ジュンワンの最期、どこかで先生!お願いします。

攻め2×受け1の、私史上最も尊い関係

主人公の護衛騎士のサイード、王の護衛騎士のダルガート、この二人が攻め。異世界転生した学生のカイが受け。

異世界側の都合で転生させられてしまい、砂漠化が進む世界を神子(カイ)の力で雨を降らせて世界を救ってほしいというストーリー。

このお話の何がいいって、サイードとダルガートの2人はお互いのことを本当にリスペクトし合っているところです!
カイが2人を同時に好きでも嫉妬なんてしなくて3人で仲良くやっていこうみたいな感じです。他国の騎士がカイに近づこうとすると、凄い嫉妬するのに!!

この3人の世界観が尊いのです!
誰か1人が欠けても成立しない尊き関係なのですよ!

おまけに王の護衛騎士のダルガート!
登場人物紹介での言葉を借りるなら、基本的に獰猛かつ無愛想で近寄りがたい雰囲気を持った体格の大きな騎士なのです。それなのに!常に丁寧語や敬語を使うキャラなのです。
ダルガートの言い回しの独特さが、本当にたまりません!!

この作品が書籍化すると知って、出版社がアルファポリスさんかぁと、何とも言えない気持ちになったことを覚えています。
ムーンライトノベルズで見つけ、あっという間に夢中になり、読み終わった時の凄く長い長い旅が終わってしまった寂寥感。
これは是非二段組でミッチリつめつめで分厚い辞書みたいな書籍で読みたかったのです。

このお話はまだまだ序盤です。
ここで終わるのかー!!とアルファポリスさんは何というところで切っているのか。
このお話の良さはこの3人の尊い関係性と壮大な世界観にあると思います。
最後まで読んで長い長い旅路をして、読み終わった後に3人に会えなくて寂しいと、私はロスになりました。

皆様、このお話を読んだ後はアルファポリスさんのサイトに行って続きを読むことをオススメします。

羽繕いって!!

この作品、リアル書店で購入してて、特典とか別にいいかななんて思っていたんですよ。
でも読んでみて羽繕いシーンにやられてしまったんですよ!

羽繕いもっと読みたい!羽繕いに関するなら何でもいいから読みたい!という思いに駆られてしまって、電子書籍でも買ってしまった作品です。

昨今、獣人モノではブラッシングシーンなんかがありますが、鳥人なんかはどうするの?なんて、そもそもそんなこと考えたこともなかったのですが、鳥人に対するある種の正解を見た感じがしました。

もうね、凄いんですよ。
攻めのゼインは勿論、なかなか受けのレフと最初に派手にやり合って心を開かなかった筋肉達磨(作者Twitterより)のアトスをもグズグズに溶かすゴットハンドの羽繕い!

ゼインを最初にグズグズに溶かした羽繕いシーンはピンナップにもなっているんです。
本当にすごくステキで「何だ、何なんだ」と、それはそれは秋吉しまさんのイラストが美しいこと!

またアトスとの交渉を上手くいかせるために、羽繕い技術の練習をゼインでしてしまうところなんか、凄い好きでした!

それを知ってゼインは傷つくのですが、その顛末が電子書籍の特典であるのですよ!

これが読まずにいられるか!という感じで勢いで電子も買ってしまいました。

羽繕い関連だけで一冊出して下さいと、これは切なる希望です!

泣いた。

終盤の展開に涙が出てしまったのだけど、悲しくてとか、切なくてとかではなく、その清々しさに涙が出た。

雨雲が過ぎ去り、新緑の若葉が日に照らされた様な清々しさだった。


志波を手に入れるためには、何でも言うことを聞けばいいわけではなく、泣いてすがり付けばいいわけではなく、ひたすらに愛を囁けばいいわけではなかった。

しっかりと自立し、自らの生活を送り、日々を自分なりに楽しみ、自分に誇れるような仕事をする。

ただ、それだけだった。

幼い頃の志波が可愛すぎた。

好きなものはキレイなもの。
蜜蜂の産毛。
キラキラした黄辺の髪の毛。

そんな純粋な幼い志波の心が守られなかった出来事は、何とも辛く痛々しい。

自分の服や不動産、財産さえも重いと言い、自ら軽くしていく様は本当に死に向かっていくのではないかと心配になった。

最後、あとがきの後の話がいい!
本当に最高だった。

感動とか幸せな気分になったとかの感想よりも、清々しいと一番に感じた作品であった。

まだまだ導入部分。

この作品、本当はもっと長いのですよ。
そして、この本だけでも面白いのですが、更に続きがあって、先を読めば読むほど、ハマる人はドハマりするという作品なのですよ。

私においては今、一番ハマっている作品であり、大変な日々を乗り越えるための活力源であり、癒しです。

私個人としては、リブレさんから発売されている「緑土なす」くらい、力を入れて売り出してほしいと思う所。

なぜに2段組してツメツメで上下巻、または上中下巻で発売展開しないのか。
ここの出版社さんは他の本でも思うのですが、もっと面白いと思ったなら勝負してほしい!
できないなら、他社に任せてほしいと本当に感じます。

この作品の本質は、この巻ではまだまだ表現できてません。これからがもっと、面白いのです!

何てことない、よくある恋愛ゲームのなかに転生してしまった系かと思って読み進めると、主人公のジュンヤが自立心が強く、紳士に頑張り屋だったり、周りにいる王子のエリアス、侍従のエルビス然り、ダリウス然り、それぞれの個性がよく際立ってるんですよ。
終盤には、これってページ足りないでしょう!と恐る恐る読み進めていき、終わってしまった時は、やっぱり足りなかったー!と頭を抱えました。

アルファポリスさんは、面白さを読者に伝える気はあるのか!

レビューも気を使います。
だってこの後から展開たくさんありますし、言いたいのに言えない!
今はこんな脇役モブ的なキャラがおお!みたいな、たくさん言いたい!

ちなみに挿し絵はありません。
表紙絵と登場人物紹介の絵だけです。
挿し絵、見たいですよ!アルファポリスさん!

しごできBL

賛否両論のレビューに溢れてますが、私はスゴくハマりました。

最初は受けの日高が、スゴいトラウマ級に苦手としている攻めの長月にどう心を開くのかなと思って懐疑的だったんです。
だって私なら、一生その仕打ちを忘れないし、いくらいきなり態度が変わっても許すことはないし、ずっとその時のことが燻り続けるからです。

懐疑的だったのに途中からすっかり絆され、オメガの時計のエピソードの時には、もうすっかり二人の幸せを思っていました!

何でしょうね、キルギスという国の描き方がスゴい素敵で、私は行ったこともないのに現地に旅行に行ってる気分になったからですかね。
挨拶の仕方とか凄い興味深くて、現地の人たちが温かくて。長月に突き放されても、現地の人が優しくて、温かく接してくれて、何かこちらまで癒されるようでした。

日本では、長月が酷くても営業部の皆がいい人で温かくて、甲斐さんという他部署の先輩も優しくていい人で。

おまけに日高が肉体的にも精神的にもたくましくて、おまけに仕事も出来ない未熟と本人が思っているけどスゴい粘り強くて努力家で素晴らしいのです。

そんな日高が好きになった人と幸せにならずにどうするという感じですよ!

とにかく仕事の詳細描写も素晴らしいし、キルギスの描写も素晴らしいし、挿し絵は本文にピッタリで、本当に満足です。

甲斐さんのネタ、あるらしいのですがまだ続編がないのですよね。
本当にもったいない!
また私を脳内旅行に連れて行ってほしいです!

挿絵と作者の発想力と筆力の勝利。

最近、異世界転生ものや異世界ファンタジー系ばかり読んで、自分は異世界系しか面白さを感じられなくなってるのか?と危惧していたんです。
面白いと感じる自分が惹きつけられる小説がそういったものばかりで。
でも今回の楠田先生の新刊、すごい良かったんですよ!

まずこのアメリカの消防士という題材を持ってきた発想。
そしてそれを飽きることなく読ませる筆力。
魅力的なキャラたち。

そして、素晴らしい小山田あみ先生の挿絵!
もう絶対、この作品には小山田先生しかありえないという感じでした。
表紙だけでなく、中の挿絵も素晴らしいんですよ!

あと私、途中、隊長とイサムが幸せにならないかと願ってしまいました。
イサムが隊長に傾倒している描写なんか、何か分からないけど良かった!
隊長がステキすぎて、大人で逞しくて頼りがいがあって、すごくカッコイイんですよ!

隊長のスピンオフが読みたすぎます!
こんな素晴らしい隊長の幸せになった姿が見たいです!

大和も歩も、みずみずしい。

虫シリーズ、大好きです。
こちらを音声化すると知り、CDを予約してから本編小説・「Love Celebrate! Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」も復習、更に販促のための試聴もして、待ちに待ってたんですよ!
何て言うんですかね。
キャスティングに阿部敦さんがいない時点で、真耶さんがいないことにショックを受けてたのですが、音で聴くと本当に残念。
真耶が歩のことを思い、「こんな体にして、別れたバカはどこのどいつ?」と怒っているシーンとか大好きだったんですよ。
大和の「さすがに俺も、もう出るか分かんねーんだけど」とかも無かったです(涙)
尺の都合上、削らなければならないのは分かるのですが、聴きたかった!

あと澄也の声、別撮りなんですかね?音に違和感があるように聴こえて、オンライン診療かよ!と思ってしまいました。

けど、いろいろ言いましたが、大和も歩もみずみずしくて素晴らしい作品でした!
高校生の若さ溢れるみずみずしい恋愛模様に、このキャスティングしかあり得ないとなりました。
大和の荒々しくも歩を思い、健気な感じ!本当に素晴らしいです。

あと志波の過去が「Love Celebrate! Silver -ムシシリーズ10th Anniversary-」で知ってるだけに、このCDでの大和への執着が新垣さんが上手すぎて辛い~。
知らなければ何とも思わなかった幼なじみの志波の出演シーン。
ああこの裏にある過去が悲しい。
オオムラサキって辛い。
志波、本当に新垣さんで良かったです。

スオウとチグサも可愛かったです!
特に大和にスオウがメールを代わりに打ち込んで送信するシーン、可愛い以外言葉がないです。
この2人のわちゃわちゃ、もっと聴いてたかったです。

毎回、このシリーズのCDを聴いて思うのですが、私に溢れるほどの財力と権力があれば、どこのシーンも削らずに音声化するのにと思うのです。
ある意味ギャンブル、願わくば自分の好きなシーンが削られてませんようにと思い聴き始めるのです。

元気が出る栄養ドリンクの様な雑誌。

「緑土なす もしも西の果ての~〈其の二〉」
ピンナップ、最高です。二人が座っているのはラフォスエヌが作ったベンチでしょうか。後ろには〈命〉さんや〈一進〉がいて、王族二人の服の模様が細かくてキレイです!
スピンオフ企画の第二弾。続きを読めるなんて前回の時に思いもしなかったから、感激です。

こちらでは〈命〉さんは出てきませんが、ラフォスエヌの近侍には〈温もり〉〈水明〉がいて、端的に言って好き!
〈水明〉はスピンオフのこちらでは本編といろいろ事情は変わりますが、やっぱり心身共に傷ついているし、そんな彼がようやく願い出たことがラフォスエヌの側仕えで。
あのシーンが、本当にいいんですよ!

第三弾もあって欲しいなあ。
終盤にレシェとキスをするシーンがあるのですが、周りの灰色狼たちの気持ちを考えると、最高に幸せになれます!

「貴人の性別を確かめる」件、凄い読みたいなあ。
そして第一弾の最後にあった『庶子ラフォスエヌが発見され公示』まで読みたいなあ。

今回、新刊情報も出てました!
発売日とあらすじ、担当編集者の方が初稿を読んだ感想なんかが読めてしまいます。
担当編集者がガチファンの様相を見せていて、いい編集さん!となりました。

あと「I&E」のコーナーでuser先生の描くラーメンを食べる〈黎明〉、プリッツを食べる〈水明〉がいて、スゴい可愛いったらなかったです!

「恋に焦がれる獣達 流浪の獅子と~」、人魚のお話第三弾!
そろそろ人物相関図がないと辛い!
過去の人魚のお話を探すため、自宅大量平積み収納を夜中にひっくり返しました!

兎に角、イリシードさんが紳士で渋くて大人で素敵なんですよ!
挿し絵に描かれている腕に巻かれたベルトのワケわかんない破壊力!
あれ、何でしてるの!!凄いステキなんですけど!!

あんな厳つい見た目なのに、楽器弾けちゃうし。
あんな剛腕自慢のような見た目なのに、楽器が演奏できてシスランに歌わせて、その即興伴奏まで出来るとか!スパダリ…!

受けのシスランとの体格差もスゴいいい!
この体格差、最高ですよ。挿絵の破壊力がたまらないです。

シスラン、健気で人魚だからあの掟も守んなきゃだから切ないし!

読後、凄い好き!ってなった私です。
社畜生活の家政婦奴隷生活のような私ですが、元気が出ましたよ!
次の日も、読んだ内容を思い出せば幸せになれました。
正に栄養ドリンクです!