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リンゴに蜂蜜 コミック

秀良子 

日常の一コマ

なんだよな~
男×女だろうが女×女だろうが、もちろん男×男も 結局世の中において。
て思うんです、秀良子さんの作品読むと。
(いや、イケメン君とさえない君みたいなの日常であったら困りますが)
それくらい自然にそこに存在するというか・・・

全くドラマチックな展開なんてありまへん。
けど夏樹にとってはコマノの出現は人生の中で
ドラマチックな出来事だったに違いない。
周りを気にせずただ自分が好きだと言う、男の自分を、うははって笑いながら。

『ホモ?まじで?』この言葉にさらに傷付く人もいるだろうけど
あの場でのこの言葉に確かに夏樹は救われてる。
それってある意味運命じゃないかしら。
他人の親子見て涙が出る様な繊細な夏樹が別のタイミングで
これ聞いてたら傷ついて今後の二人の関係はなかったかもしれない。
あの場所にコマノが現れてあのセリフを吐いて、それを聞いた夏樹が
『はは、なんだそりゃ』て笑う事ができた。
それってやっぱり運命のタイミングだったからなんじゃないかしら。

夏樹みたいな繊細な子にコマノの様な良い意味でのザクッとした男は
とっても合ってると思います。いいのよね~この二人の空気が。

神にしなかったのは
同時収録のお話が何だか掴みどころが『無かった』訳ではなく
『分からなかった』から。
途中まで、もしかしてもうこの世の方ではない???とか
無駄に考えすぎて最後にあ、意外と普通にまとまったわ。。
て妙に肩透かしくらった様な・・・これは私自身の読み方悪かったせいかも。

夏樹とコマノの描き下ろし?とってもよかったです。
もう一歩食い込んだ内容です。
秀さんの描く人の身体って女も男もリアルだな~

これも満足な作品となりました。

クライマックス

特別な一夜を先輩と過ごしてまた先輩の気持ちの変化を過大に期待している森永。
その期待を毎度裏切られてるのに今回もまた期待しちゃってます。
けど罵倒されても殴られても蹴られてもめげずに押し続けて
やっとここまでの関係になったのよね~。
先輩が情にモロい人じゃなかったら無理よね。
そもそも最初がほぼ無理やりだし(--;)
確かに先輩の気持ちは変化してます、それゆえ今回揉めてます。

7巻ほとんど先輩怒鳴ってた。
しかも結構ひどい事言ってて森永がさすがに可哀相。
今回ばかりは森永だけのせいじゃない、あれは同意だったよって加勢したかった。
自分の気持ちに整理がつかないうちに森永の元彼登場で
さらに混乱して相手を気遣った発言が全くできてない。
これもし森永の事好きって自覚したら、それはそれでパニックになりそう。
・・・・ 先輩面倒臭いわね・・・・。
「先輩に」ライバル出現で最終巻の8巻が気になります。

ところでエロ無かった。
NO ERO NO BOUKUN かと思ってました。
6巻であんだけかましといて7巻無して、メリハリあります。
実はこの二人にあまり萌えてないのですが(なのに読み続けてる不思議)
エロ無しの今回、先輩に初めて萌えましたけど?
あまり抵抗なくキスされちゃう先輩が可愛いかった。
あれ、これがギャップ萌えってやつ?

中村明日美子のもう一面

『同級生』でBLにハマったといっても過言ではなく、
勝手に中村明日美子の作風は全てこんな感じなんだろうと思ってました。
けどJの総てを読んであれれ??となり、前評判で何となく手を出せずいたこの作品。
相変わらずの美しい描線にうっとり、けどお話がめっちゃブラック~
やっぱり予想通りちょっと苦手・・・なのに読むの止められない!
この吸引力なんでしょう。
繊細な描線で描かれる美しい絵が、黒く狂気に満ちたストーリーと
絶妙に融合し全体にしっとりと湿気を帯びた色気を放っています。
しかし読んでて痛くて痛くて。
精神的にみたら主従は逆なんじゃなかろうかと思ってます。
描き下ろしでなんだかんだ仲良くやってる様なのでちょっと救われました。

秘書のお話はちょっとクスって笑えて良かった。
こっちの作風の方がやっぱり好きだなぁ。

中心の二人だけで見るなら

もっと高評価あげたい。
攻めは気難しくてクール、けど好きになったら熱い男前。
受けは自分に気持ちに正直、超前向きな(けど凹む時はとことん凹)
どうにもほっとけない可愛いやつ。
皆さんのレビューにあるように『来いよ』これ!
私もわぁわぁっとテンション↑何この男前どこにいんの??
あとスーツ・シャツ描くの上手い。
スーツ姿がガン○ムの様になってしまってる人も(結構)いますが
ここに出てくるスーツマン達はちゃんと着てます。
だから余計に色っぽい。特に攻めの!
継いでもスーツだけはちょいちょい着て欲しい(希望)

と、この二人だけの話だったら何も不満はなかった・・・。
受けの仕事の仕方にちょっと違和感があってそこだけがどうも
腑に落ちなかった。
何しに酒造に通ってんの?って聞きたくなってしまった。
体質で酒呑めないのは仕方ないとして、自分が営業に回ってるのは
酒造屋なのに酒造りの基本も知らないって営業としてどうなの?と。
何しに行ってるのかと、仕事と恋愛別でしょと。
好きな人に会いたいだけの為に通ってる様に見えてしまった。
もう少し仕事に対しても一生懸命さが見えたらよかった。
どうしてもそこが気になって受けも可愛いんだけど超恋愛体質っぽくて
たまに『オイオイっ』てつっこみたくなる場面もあり急に冷めたりした。
仕事<恋愛の男てあんまり萌えないので・・・。

でもやっぱり二人だけの恋愛話で見たら十分満足でした。

絵はとても好きです

カラーの感じも好きだし、子供が上手い!
(子供は意外と難しくて描けてない人多い)
けど反対にストーリーには展開に無理があるような・・・
ついていけなかったかな。
私はあまりHシーンをリアルに描かれるのはあまり好みではないうえに
急展開のH、それがまたリアル。
う~ん、そこだけじっくり描かれても・・・となりました。
そこにページ数使うならもう少し二人の気持ちに重点置いてもよかったんじゃないかと。
他の話も同様急展開に感じます。
アパートの話に限っては『これ何かのスピンオフなのかな』て思ったくらい
どんどん話が進んで???て感じで終わった。。
ちょっと読者置いてけぼり感のある一冊でした。
でも絵はやっぱり魅力的だと思います!
願わくばこれ以上硬質にならないで欲しい。
描き下ろしの絵に滑らかさが無かった・・。

攻めの色気がぶわーって

あまり表紙買いはしないのですが表紙の色気があまりにも・・・
だったのでついフラフラとレジへ、が、これが大当たり。
この作品で鈴木ツタさんにハマりました。
S様がかっこいいです!メガネ!!
スタイルとかしぐさとかもですが言う言葉がもう平伏したくなる(笑)
まぁ受けの後輩君は平伏しついでにご奉仕までしちゃいますが。
2話目でこの後輩君の脳内がダダ漏れになってるのですが
こんなビッチ(思考のみ)だったなんてww
ちょいちょい先輩引かせてます。
「終わってる感じするから好きとかそういうのナシ」
「いけば?こっちも好きにするから」
結構ひどい事言ってるのに何だかんだ後輩君の願い叶えて(?)
あげてるから、生温かい目で見られます。

脇の先輩の先輩がいい味だしてます。
「危機感もって!」危機与えたのお前だよ!笑いました。
笑いのセンスあるな~って思いました。
Hシーンもエロく描く人なのにあとがきとか・・・。

その他の短編集も面白かった~
ツタさんの絵には色気がある!!

始終柔らかい優しい

全体に穏やかな空気が流れてます。
絵も頼りなげといいうか(繊細とは違う)ほわほわしてます。
全くエロいシーンなんて出てこなくてただ切ない・・・。

さえない君のさえない心情がいちいちリアル。
うんうん、わかるよーって。
華やかな学友に対してついついオドオド、むかつくけど羨ましい。
カバン肩からかけてる時、いつも手持ちの部分ぎゅって持ってて
さえない君の所在無げな感じが何だか愛おしい。。

さえない君は自分自身の評価がすごく低い。
そんなさえない上に男の自分とたとえみーちゃんが内にいたとしても
一緒に行動してくれて、しかも学校にまで現れて・・・
『たとえばあんな感じ』て思ったイケメンが自分を待ってたと分かったら
やっぱり嬉しくてちょっと好きになってしまうんじゃなかろうか。。

脈絡なくさえない君の前に現れたイケメン君。
さえない君の気持ちとは反対に何考えてんだかさっぱりわかりません。
それでも彼の優しさがちょいちょい垣間見れてきゅんってします。
みーちゃんに対してやってるのかもしれないけど・・・

観覧車で自分がはしゃいでるからみーちゃん出てこられないんだって
『すぐ寝るから』って、さえない君優しい子なんだな、そして不憫!愛おしい!
て、イケメン君も思ったんじゃないかしら。
だからつい・・。

さえない君のお姉ちゃんがこれまたいい感じです。
ちょっとアホの子っぽいけど優しいんです。

あたたかい気持ちになります。
秀さんファンになりました。

日高さんの初コミック

なのに現在既刊の日高作品(同人含まず)の中で一番最後に読みました。

日高さんは私の中で神認定させて頂いてますが(勝手に)
そんな日高さんにもこういう時期が…て思いました。
いや、これが初コミックて十分凄いって分かってます!
でも「日高作品」という枠の中ではやはり絵・話ともに拙さが見てとれます。
というか、見えて嬉しいとでも言えばいいのかな(知らんがな)
当たり前だけど神にもこんな頃があった、て分かって嬉しい。。

作品より日高さんを語ってしまいました(汗)

日高さんの(あ、また)描く黒髪ツンデレはたまらなく可愛い!
目合わさないくせに合わせた時の勝ち気な、なのに潤んだ瞳。
誘ってるってそれー、そりゃ攻めも攻めるわっ!
それから黒髪の乱れ具合に色気を感じる。
悩んで下を向けば目にかかり、抱かれりゃ頬にかかり…わぁわぁっ(興奮)

表題作より高校生の二人の話のが好みです。
渋谷、余裕ぶってるけど実はないよね。
だから多少強引でも手に入れたい。
『俺は最初から三上の事好きだけど?』
いつもチャラけてるのに、マジな目でこんな事言われたら…
このシーン好きです。

日高作品としたらアレだけど
BL全体でみたら満足な一冊でした。
ただ一点気になる事が。
高校生の話の二人と表題作の二人キャラかぶってる気が…。
書き下ろし、最初高校生の二人かと思いました。
でも私だけかもしれません(汗)

でも本当に、日高さん好き(告白)

猫が箱の中 コミック

雁須磨子 

雁須磨子ワールド

雁須磨子さんの作品て全体的にふわふわ正体掴めないトコがあると
私は感じてて、またそこが何だかよく分からないけどクセになる。

ショタ物だとは思わず読み始めたので(表紙にもいるのに)
北原くんと先輩の話がどこでお互いリンクするのか全く分からず
『和雄と北原くん』『和雄と先輩』別の話みたいだな~なんて思ってました。
読み進めてやっと理解し『あぁ!』と(遅)

先輩の行動から北原君への気持ちに気付き、驚き
北原くんの転校によって失恋?(何もしてないけど)
てそこまで丁寧に時間かけてたのに最終話で
先輩との恋愛と、高校生になった北原くんとの再会と
ダダーっと詰め込んだ感じがして急加速に少々付いていけなかった。
しかもそれが気になるエピソードだったりするから残念。
高校生になった北原くんが和雄の事好きになった段階を
数えて教えてあげるトコ良かったな~
その段階を話としてちゃんと見たかったよ~
あの濃い先輩の存在が最終話ですごく薄かったよ~
そんなこんなで面白かったけど少々消化不良は否めない作品でした。

あまり話に関係ない小ネタがあちこちに・・・
ネーミングセンスが悪いとか、マイケル・シェンカー(好きなのかしら、何か意外)
お義父さんの出張土産の服とか(笑)
こういうトコのセンスも好きです。

えぇっ、そっち?

やだっきゅーん!・・・となりました(笑)
こういう攻め好きです。
誘い受けじゃなくて誘い攻め?
嶋二さんが描く高校生ってメインも脇も何かもきゅもきゅしてて可愛い。

幼馴染み物。
前半だけだったら、普通のハッピーエンドだったかもしれないけど
中盤以降告白された方が一度は受け入れた様に見えたものの、
これは恋なのか?相手と同じ『好き』なのか?て悩んでしまう。
実際そういう事になったら、そんな混乱も当然起こると思う。
幼馴染で好きだし流されちゃってるけど、相手に『本気の好き』でこられたら怖い。
でも離れられちゃうと寂しくて悲しくて・・・っておーいっ甘酸っぱいな、おいっ!!(テンション↑)

他の方のレビューにあったように攻受逆も見てみたいなぁ。
どっちにしても栄司へろへろになっちゃいそうだけど(笑)