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so cute!

イサク先生の作品は今までたくさん読ませていただいてましたが、まさかまさかの今回が初レビュー。この安定性はどこからくるのかと不思議に思ってしまうくらいに「萌え」「キュン」を必ず与えてくれるイサク先生。さすがです。

今回の舞台はおもちゃ業界。ということで、ふんわり可愛く仕上がっていました。他の作品もそうですが、イサク先生のお話って「仕事」という部分が疎かにされていなくていいですよね。仕事がちゃんと生活の一部として溶け込んで、日常の中で恋をしている感じ。好きです。

なんかもう両想いすぎて心配ごとがないので(笑)、とりあえず早くくっついたらどうだろうか!早くイチャイチャしたらどうだろうか!本当に2巻が待ち遠しいという言葉に尽きます。

学生時代、最中に怯えた顔をする中野がもう可愛すぎてキュン。
そして佐伯さんの豹変っぷりにキュン。そのギャップ、反則すぎて万歳!

ほぼ料理人縛り

前回のスーツ縛りに続き、今回は料理人縛り。いや、最後に収録されているお話だけ料理関係とは全く無縁になるのでほぼ料理人縛りといった方がいいのかな。

全部で4つのお話が入っているわけですが、これがまたどれもおもしろい!短編とまではいかなくとも、こうしていくつかのお話が1冊にまとめられていると差が出るじゃないですか。せっかくグッときた作品があっても、そのあとになんともないお話がきてしまったりするとさっきまでの高揚感が台無しに…なんてこともちらほら。

ですがこの作品は、最初から最後まで一貫して「萌え」を持続できるんです!橋本さんの描かれる絵柄が自分的にすごく好みであるというのも大きなポイントになっているかとは思いますが、ストーリー展開とか各々のキャラとか、無理のない設定がいいのかな、なんて。お話に出てくるキャラ達がすべて違ったタイプなのも魅力的だし、なんといってもコック服に浴衣、カフェの制服…ごちそうさまです(笑)

あ、余談ですが特典のおまけペーパーが大好きです。これまたごちそうさまといった感じで。やっぱり橋本あおいさん好きだなーと実感した1冊なのでした。

それだけのことだった

「この本を読んでよかった」そう思わされる、高評価も納得のいく1冊でした。可愛らしい絵柄とは裏腹に、話の内容はディープ。そのミスマッチさがいい!

ただ、必要で。ただ、傍にいてほしくて。
小さな感情が生んだそれが、大きな何かへと変わる瞬間を見たような。お互いがお互いにとって唯一の存在。運命とか偶然とか、そういう言葉で片づけてしまいたくない何か。不思議なようでいて、実は人を好きになるってこういうことなのかもしれないと思った。

色々と感じさせられるものが多すぎて、でもそれはハッキリとした形ではなくまるで水のようにサラリと自分の中に入ってきてしまうからとても言葉にしにくいけれど、とても心地よい。最高の後読感です。

本編の最後、彼らの笑顔を見るとなんだか胸がいっぱいになって涙が零れました。二人はきっと幸せに生きていく。そんな明るい未来が思い浮かびます。

あげる、もらう。

表紙に惹かれて購入。すごく癒される、何度見てもお気に入りの表紙です!

味のある作品とは、こういうもののことを指すのだろうと思いました。なんとも言えぬ雰囲気、そして後読感。人間味溢れる物語。この独特な世界観は他ではなかなか味わえなさそうです。

言い回しというんですかね、
相手のことを「お宅」と呼んでいたり、「言う」を「云う」と表現していたり、ちょっと変わった古風な感じがいい。作中で登場するお茶やパンダの座布団もいい味出してる。

過去に色々なものを抱えた個性豊かなキャラ達も、また魅力的。みんな、優しくてあたたかいんです。蓮にも、諒一にも、律にも透綺にも、幸せになってほしい。そう思わずにはいられないラストでした。

良作ですが、読む人それぞれでだいぶ感じ方が異なってくると思います。私は好きでした。ありきたりなBLに飽きた、そんな人にピッタリの1冊かと。

SKY LINK コミック

山田シロ 

美しいの一言!

腐の世界に踏み込んで間もない頃に読んだ作品。かなりお気に入り。久々に読み返したので、今更ですがレビューを(笑)

こちらの作品、色々なサイトで見てもあまり評価は高くないようですが、私にはドンピシャな1冊です。絵柄よし、ストーリーよし、キャラよし、全体的な雰囲気よし、素晴らしすぎますシロ先生!表題作はもちろんですが、一緒に収録されている『万華鏡の君へ』がこれまた最高でした。

どちらのお話にしても独特の雰囲気があり、重すぎず軽すぎずの絶妙な感じがグッジョブ。お互いがお互いによって成長し、変化する。そしてその人が大事な存在になっていく。そんな過程が丁寧に描かれていてステキでした。

好みは分かれるかもしれないですが、とにかく一度、手にとっていただきたい作品です。私はもはや手放せません。

エロさでは上位にランクイン!

以前にOVAを見たのがきっかけでこの作品を知りました。良いなと思っていた作品だったので原作もずっと気になっていて、やっと読むことができました。

正直なところ、期待していた程ではなかったです。楽しいんです、すごく楽しいんですけど、なぜか萌えきれない。かといって、「ここがヤダ」「ここが萎え」というハッキリした部分はないんですよね。どうも満足には至らない感じ、なんなんだろう(笑)

でもアレですね!エロを重視する方にはもってこいの作品だと思います!回数もそうですが、毎回の絡みが濃厚なこと濃厚なこと!今現在発売されている5巻まで読んだのですが、だんだんとレベルアップしているようにも思えます。さすがは門地作品(笑)

私的には可もなく不可もなくといった感じなので、評価は中立で。どちらかというと、CDの方が好みです。国斉さんのイモ具合とか所々のギャグ加減が、杉田鳥海コンビによって絶妙な感じに表現されててナイスでした。

ナイス赤ちゃん!

まずは一言、かなりよかったです!
こちらの作品、人気のあるものだということは以前からなんとなく知っていたのですが、設定的なものに魅力を感じず敬遠していたんです。リアリティーがなさすぎるというか、高校男子が2人で子供を育てちゃうってどうよ?みたいな。

ですが!いざ友達に進められて読んでみたら、なんともう萌えの嵐でした!ww もっと軽い感じのコメディ要素強めかと思っていたら、案外そうでもない。主人公が抱える孤独という悩み、男同士ということへの複雑さ、各々の感情がすごく伝わってきて、ホロリとくる場面が何度となくありました。

あとは、キャラですかね。強気なように見えて、実は神経質だったり寂しがりな飛翠。それをどこまでも優しく包み込む友。そのバランスもすごく良くて、2人のような関係ってステキだなと心から思いました。日常の会話シーンにおいてもHシーンにおいても、この2人のやり取りは満点の萌えです。文句なし。

思いがけず良い作品に出会えて嬉しい限りです。これから要チェックの作家さんになりそうです。

統一された淡い雰囲気

作家さん初のコミックスということでしたが、それを疑わずにはいられないくらいの1冊でした。全体を通して空気感がとても素敵で、私好み。サラッとした透明感溢れる絵柄もポイント高いです。表紙の絵柄がそのまま中の絵柄。あまり好き嫌いの分かれない、無難な絵柄かと思います。表題作を含め6つのお話が入っていました。読む人にとっては消化不良にもなりかねないお話が多いですが、かといって後味が悪い感じは全くしません。むしろ私の場合は気持ちいい程の後読感でした。しっかりとした愛の形にはならなくとも、この作品たちはこれでこそ完成なのだと思わされます。

私自身、どちらかというと長編よりも短編に手を出しやすいのですが、ここまで充実した短編集は今まであまりなかったです。掲載されている全ての作品に読みごたえがあり、とても満足できました。あっさり、だけどずっしり。短い話の中で何かしっかりとしたものを感じられます。

小さな幸せを味わったような、穏やかな気持ちになるこの作品。静かにゆったりと読みたいときにオススメです。作家さんの今後の活躍に期待!

兄弟日和 コミック

つげ雨夜 

閉ざしてた想いに、また火がつくとき。

つげ雨夜さんの作品を読むのは、これが2冊目になります。
特に絵柄が好みというわけではないけれど、なにか独特の雰囲気があって好きです。落ち着いているというかなんというか、ゆったりした時間の流れがいいですよね。

兄弟もので、1冊を通して描かれているので読みごたえはバッチリです。過去の回想を交えながら話が展開されていて、話の軸がしっかりと設定されているなと感じました。思いのほかサラッとしていましたが、かといって、軽いという感じはしないんですよね。なんでしょう、この作家さんの成せるわざなのでしょうか。ただ私としては、兄弟ものにはもっと重くてドロッとした感じを求めてしまうので、物足りない部分がありました。

あっさりしているかのように見えて意外と情熱的な想いを秘めた兄と、健気で一途だけど思い切りのない弟。どちらも違った魅力がありました。この兄、一度タガが外れたら猪突猛進タイプですね。好きです、こうゆう人。欲を言えば、2人の絡みシーンがもっと見たかったです。この兄が、弟が、どんな風に乱れるのかぜひお目にかかりたいです!

落ち着いて、じっくり読みたいときに適す1冊かと思います。

「嫌なら殺せばいい」

主と忍、主従関係にある2人のお話。攻めが忍、受けが主と立場逆転です。シリーズものということで、第1巻である今巻では「幕が上がった」という感じでしょうか。2人の関係が変わりはじめたところまで描かれています。

とにかくもう、攻めである禄朗のどろっ!重っ!暗っ!なまでの執着っぷりが最高です。二重人格かのような二つの顔を持ち、歪んだ本性を現した禄朗は、私の理想とする攻め様でした。律を無理矢理抱く場面があるのですが、嫌ならば殺せばいいと残酷なことを口走りながら薄くほほ笑む禄朗には本当にゾクゾクします。律も律でまたいいんですよね。ただほだされているわけではなくて、自分でも色々と考えてはいるのに禄朗を拒みきれない感じが◎です。かなりお気に入りになったこの作品、ぜひ音声で聴いてみたいです。切実にCD化希望!

固執、執着、依存…狂気な愛。
こういった要素を好まれる方にはぜひオススメしたい1冊です。次巻が待ち遠しい!