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女性目薬さん

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因習と因縁

山奥で神の依代として政財界のトップに神の御宣託を授けて来た巫女の一族。
現在巫女である咲と顔に火傷痕のある幹。
議員秘書である田之倉が名代として社を訪れることで一族や双子の運命を変えて行きます。

美貌の双子と顔の火傷痕、現代社会から隔離された一族の因習と血族の因縁とくれば横溝正史の小説が頭をかすめます。

話は幹視点と咲視点が交互にストーリーをつなげ、2人が田之倉を好きになる過程や思いがわかりやすく良かったです。
プロローグから小出しに伏線とネタばれはあるものの、背景がしっかり書き込まれてるため話の世界観に広がりをもたせるのに成功していると感じました。

ただ、積極性のある咲と田之倉の関係が先に進み主人公の幹との関係が停滞しじれったさを感じ、イラストだけパラ読みしてしまいましたがあるセリフでネタばれし(あーやっぱり…ってかそっちだったの⁉︎)思わず心の中でつぶやいてました。
ネタばれして着地点がわかってもそこに至る過程が想像つかなくBLものとしては久しぶりにワクワクと推理しながら読めました。

使命を果たしにきた田之倉ですが、エッチに関しては経験も多く積極的な咲と、人肌に触れたこともなく全てにおいて初心者な二人相手にしといてこれでやり逃げしたら天罰決定だなと思ってしまいました。

読み進めるうちに咲の孤独や焦りがとても可哀想で切なくて胸がキュンとしましたが最後は3人とも一応のハッピーエンドではあり、登場人物は少ないものの両家の血縁者達の歴史も紐解かれスッキリしました。

かわいいんだけど…

攻め様は経済学部の准教授で自由奔放な父親と二人暮らしで、父親が無節操なため仕事に邪魔になるなら恋人はいらないと思ってる29歳です。
受け様は妖力を持つ狐の子。母親を亡くし父のいる住所の書いた紙とお金と母の形見を持って上京し、攻め様の家の前で狐の格好で訪れます。

クリスマスの日の2人の出会いから父親が海外から帰国する1月5日までの一編と、その後、キツネちゃんが嫁入りするまでがもう一編となります。

受け様は健気だし可愛い‼
子狐姿もほんと可愛いのです。

ただ前編…読んでいて違和感が拭えませんでした。
攻め様が受け様を好きになる過程がよく分からず、気づいたら恋愛感情を持っててどうしても攻め様の告白に本気を感じられませんでした。

受け様の年齢設定も不鮮明で15〜16才に見えるけど…人間社会に慣れないのを差し引いても中身は母親とくっついて寝ていたようなお子様です。
せっかくの可愛い子狐姿でも、始めのうちは狐姿で攻め様のベッドに潜り込むと、怒って禁止を出すことからあまり動物好きでもなさそうだし…
まっとうな人生を歩んできて、始めは有無を言わさず追い出してるのに同情や庇護欲をへていきなり種族と性別と年齢を越えてって…それなりの設定があっても良かった気がします。
受け様にキスされて欲情したのがきっかけらしいけど、攻め様の心情表現がもっと具体的に欲しかったです。

嫁入りの話は良かったです。
甘い新婚家庭そのもで。
イメージ通り攻め様の控えめだけど甘やかしっぷりが良い!
攻め様の父親もキツネちゃんを可愛がってくれてるし。
受け様が傷ついて子狐のまま変身しなくなっちゃうって…かわいそうで可愛いすぎでした。

ただ…裸エプロンや生クリームプレイを受け様が率先して実施するのですが、受け様曰くTVでみたと言っており、生クリームプレイは男女がベッド上でやってたからみんなしてるのかと思ってたと言ってるけど…昼間のTVとなるとアダルトチャンネルか攻め様の秘蔵DVDか…勘ぐっちゃいます。

人外ファンタジーは大好きだし、受け様も可愛いけど再読はないと思うと申し訳ありません。中立とさせていただきます。


嫁もの好きな方は是非お勧めです。

愛が溢れて止まらなすぎです ‼

攻め様は26歳寡黙でクールなイケメンです。
受け様は人のいい真面目な26歳。

中学が一緒だったこともあり、攻め様が唯一優しい表情を向けるのが受け様限定なのですが…。

この攻め様がとにかく強烈でした。
寡黙でストイックな外面に対し、受け様以外の人間に無関心なため童貞で、大好きな受け様の一言で一喜一憂し、さりげない表情に頭の中で可愛い!を連呼しています。
恋愛感情無自覚です。
困惑しながらも真面目な顔でおかしな理論を説き、強引に物事を進めて行きます。
こういうキャラ大好きです。

いい年して恋愛経験も性的経験もない攻め様ですが、初めて触りっこで快感を覚えてしまったら…
さぁ大変‼
妄想と欲望が止まりません…。

はじめは中学生の初めての恋愛のようで、何だか微笑ましく読んでいたのですが好きでたまらない気持ちが暴走していきます。
この年齢でこんなに余裕なく受け様を求める攻めは滅多にお目にかかれないでしょう 笑

受け様もさすがに腰が引けるけど拒絶はしないため丸め込まれます。

今後の社内の2人の立ち位置が心配でたまりませんが、攻め様がとっても幸せそうなのでよしとします。

それにしても触りっこやキスですが、お互いつたないのに攻め様の感じる様がとても良かったです( ̄▽ ̄)満足

ホロリときました。

攻め様は千年の寿命ある河童。
刺激ある人間世界に1人で生きており、酒と女を堪能している高校生です。
受け様は余命10歳と宣告され明日生きられるかも分からない状態で休みがちではあるものの攻め様と同じ高校の生徒です。

少しでも身体にいい所へと家族で都会から地方の山間の町に引っ越し、攻め様と出会います。
受け様は残り少ない寿命の中で、初めてのキスやエッチ、友達、家族以外との外出、初恋と失恋など攻め様と初めて尽くしの思い出を作っていきます。

攻め様は、健気な受け様のキラキラ光線にどうしても拒めず、無意識に受け様の望みを叶えてあげようと思い始めます。少しずついじらしい受け様に惹かれていく様がとてもよかったです。

受け様は死に対して不安や恐怖がを抱いているのですが、同じくらいに感謝や幸せを感じる気持ちが溢れてて悲壮感が全くなかったため油断してましたが…

やばいかも…と思った時には不意打ちで泣けました。
いじらしいくらい健気で可愛いのです。
この受け様は。

ハッピーエンドは全てが綺麗におさまり、今後2人のほのぼの恋愛をぜひのぞいて見たいと思いました。

人外でもモフモフなしの河童…可愛さはきゅうり大好きな所だけでしたが、せっかくなのでもっと河童として活躍して欲しかったです。立派な水かきもあったことだし。
もったいなかったです。




素敵ハーレム

このシリーズ好きですね。
キャラが多く人間関係のベクトルも色々違うためドタバタコメディーとなってます。

毎回、展開がワンパターンに繰り返されるため、飽きるかくせになるかどちらかかと思いますが主人公の成長ものです。安心して読めます。

京都在住の高校生がある日、闇の世界の王位継続権1位に選ばれることになり義兄弟が命を奪いに来ます。
同時に主人公の后を守護するため、闇の世界からの教育係(陰陽師)や11人の式神との修行と生活が始まります。
主人公の后は美少女顔でも中身は男前。
みんなに過保護に扱われ忠誠も誓われる身分です。

病的に重度のブラコンの弟、屈折した執着愛をもつツンデレSな教育係、闇の王で過保護すぎる父、爽やか腹黒幼馴染などなど。色々とおいしい関係です。
取り敢えず美形しか出てきません。
中身が残念な人も多いけど。

金沢先生は同人誌で非BLを強調してます。
確かに恋愛表現はないのですが…巻数が上がると主人公以外のキャラ達の表現があからさまで、非BLとしては色々アウトになってきてます。
金沢先生自身『yシリーズはBLではないのですが、怪しいですよね…』と書いてますし。

ちなみに金沢先生的にBLとは『男同士の明確な恋愛』であり推奨カプはないため展開は今後もないけど、解釈はご自由にだそうです。

いやぁ可愛いお話しでした‼

幽体となった受け様の身体を探す手伝いをしつつ、現在膠着中のバラバラ事件の捜査も行う刑事さんのお話で、もちろん攻め様視点です。

攻め様の仕事中は受け様はクマのぬいぐるみの中にいるのですが、四六時中強面の刑事さんはクマを片手に仕事をします。
後輩になんと言われようとクマを小脇に抱えどこにでも連れていきます。
デスクワーク中でも捜査で外に出る時も、もちろんベッドで添い寝もしてあげます。

内容はシリアスで職場は殺伐としたデカ部屋ですが、強面の刑事の攻め様は常にクマを携帯し話しかけるためファンシーな雰囲気になっております。
想像すると絵的にシュールです。

クマのぬいぐるみの甘えっ子な仕草や動作にもぅもぅ心臓鷲掴みにされた感じでした。
モフモフ感にやられ、そして2人の出会いの真相にはほろりとさせられます。

水壬先生の前作品に続き庇護欲をそそられるモフモフな受け様ですが、わたし的には非常にツボにはまる作でした。大好きな人外だしストーリー展開もマンネリを感じさせず面白かったです。
イラストもサマミヤ先生で綺麗な仕上がりです。
是非もう一組カプも読んでみたいです。

美貌の受け様にギャップ萌え

攻め様視点のお話中編2作構成です。
攻め様は40歳で本社の製造部勤務で、受け様は33歳支社で幹部候補生。
受け様が攻め様を自分の部下に任命し、他部署からきた受け様を上司としてリードしていくのです。

タイトル的に受け様が40男となぜか勝手に思い込んでしまったため、避けてましたが食わず嫌いでした。
美人で強気でツンデレで…そして健気で初心。
こんなに可愛い受けを見逃してたなんて‼と後悔したくらいでした。
受け様は幹部候補生として10年間の下積みで大きなプレッシャーとノルマを課せられてきて、今はタイムリミットがある中で成果を出さなくてはいけない極限状態にあります。
でもずっと思ってきた攻め様を手元におくことで、ぽろぽろと虚勢が外されます。
もぅもぅ受け様が可愛いのです。
普段の不敵な態度とのギャップにやられました。

攻め様も40ですがオヤジに程遠い感じで安心して読めました。
年齢がもっと若くてもよいとの意見もありかと思うけど、最近の40歳前後で独身であれば実年齢より若く見える人も多いのでこんなものではと思います。実際40歳の設定だからあの包容力と機転で受け様の虚勢を外せたと思います。

非常にサクサクと短時間で読めたけど、長編1本でも良かったなぁと思いました。

働くBLは結構好きです。
受け様が恋愛ごとに不慣れで照れ隠しに仕事に没頭するか、仕事の内容で話を丸め込もうとするのでそれを逆手に攻め様が文句の出ない仕事をするのです。
愛でもあり庇護欲でもあるのです。

もったいないけど微妙

大好きな人外ものです。
受け様は狼人間のハーフで満月の前後3日間だけ狼に変身できます。
未熟な受け様は子犬の大きさの子狼です。
ある満月の日に狼の姿で雨に降られたところを犬好きの攻め様に拾われ、家に連れて帰られ正体がばれます。
はじめは正体をバラさない代わりに、何でも攻め様のいう通りに従ってたけど、攻め様の家庭の事情を聞き同情から積極的に犬的な奉仕を始めます。
しかしエッチに対して恥じらいもなく積極性を示す受け様に対し、攻め様は体だけが目当てかと誤解し距離を置きます。
そして母親からは狼の正体がばれたら相手を殺すか永遠の愛を誓うかどちらかだと説明され、明日攻め様をかみ殺して来なさいと説得されます。
受け様は満月期のその日、取り敢えず攻め様に会いに行きますが丁度発情期が始まり…。

ストーリーはこれだけです。読んでて飽きがくるほど単調なストーリーです。

攻め様の家庭環境というのは、愛人の息子で引き取られたが文武両道に優秀な成績を納めても可愛げがないと言われ家を出るのですが…広い高級マンションに住んで家政婦がいて登下校は運転手付きでお昼のお弁当は学校の理事長室に毎日届けられてる生活です。
親の過保護っぷりが伺えますが…受け様は天然でしょうか?

水島先生に苦手意識があったけど、大好きな狼男ということで読みましたが…。
個人的にちょっとつらかったです。
受け様の1人称で書かれてるのですが、どうしても小中学生の作文のようで…。
まんまショタですが、みろくことこ先生のイラストは好きです。
でも、狼なのに猫にしか見えないのは何故でしょう⁉
続編の監禁〜はイラストしか見てませんがまるっきり猫です…。
残念で仕方ないため中立となりました。


葎ちゃん可愛すぎです

Love Targetのスピンオフです。今回はLove〜の攻め様のお兄さんと、子どもの時攻め様に助けられた受け様のお話です。

受け様は攻め様のことを小さい頃から人生の指針にし憧れ、努力を重ね攻め様の部下になります。しかし美化した思いでとのギャップに攻め様に反抗的な態度になります。しかし攻め様の行動一つ一つに経験の裏付けや考えがあることを知っていく過程で恋愛感情に気づいて行くのです。

この受け様は女性から見て非常にモテるタイプであり、年相応に女性経験も豊富そうですが、恋を自覚してからの彼はもぅすっごく可愛いのです‼
ストイックで体育会系のノリを良しとせず冷めた態度だったのですが、攻め様にだけ見せる甘えっ子は悶えるほど可愛いです。
このタイプの受け様は大好物です。

攻め様と2人で食事をしに行き自分の感情に気付き始め逃走。
日を改め頭を冷やすもぐるぐるし衝動のまま攻め様を押し倒すのですが、男性相手にどうすればいいか分からずそのまま逃走。
そして3度目には余裕で攻め様に抱かれちゃいます。
頼りたいとか縋りたいとかではなく攻め様に甘えたい欲求が強く、これは攻め様ではなくてもほだされるなぁと思わずにはいられません。

中〜後半はこれでもかってくらい攻め様はかっこいいです。
プライベートでも焦らすだけ焦らすのに絶倫だし…さすが体育会系。


弟カプより面白かったです。
恋愛に淡白そうなのに受け様の年季の入った執着心とそれを余裕で受け止める攻め様。
正直、オヤジ攻めはあまり趣味じゃなく期待していなかったはずなのに参りました。

お兄ちゃんはショタですか?…完全アウトでしょう。

7年ぶりの兄弟再会直後、始めからハイテンションに弟を溺愛し甘やかします。
恥も外聞もなく構い倒し貢ます。

連れ子同志で再婚した両親の間にできた末っ子で、攻め様は受け様と距離を置いたまま家を出てしまい間接的な付き合い以外疎遠に。

受け様は体が弱く家族に甘やかされて育ち、本人自身も無意識に大人になることに抵抗を感じており高2でも甘えっ子です。性に関しても第二次性徴を自分の中で見て見ぬ振りふりをするくらい…高校生にしては心身共に幼いと自覚はしています。
人見知りでなるべくひっそりと生活しているため学校でも友達もいなく孤立した存在でもあります。

しかし想像以上に兄の過保護な溺愛ぶりに受け様は逆に危機感を感じ、精神的にも大人にならざる得ない状況になります。また、攻め様の部下やモデル時代の関係のバイトを通じ受け様の世界も広がって行きます。

そしてゲイのお兄ちゃんはそんな弟が可愛くて可愛くて仕方なく、過剰なスキンシップに発展して行きます。

とにかく終始甘いお話なので、設定好きな方はもちろん頭を使いたくないくらいお疲れの方には是非オススメです。