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10年間の想いがようやく…!

イサク先生の作品の中でも、「いかさまメモリ」は群を抜いてせつないお話です。
発行ペースがゆっくりめな雑誌(Chéri+)での連載だったため、第1話からずっとハラハラしながら読み続けてきた私にとって、やっとやっとで迎えた第6話でした。
10年前、まったく悪気も自覚もないまま中野をひどく傷つけた津田、10年間、辛い気持ちを誰にも言うことが出来ず癒すことも出来ないまま過ごしてきた中野、とことんすれ違い掛け違ってしまった2人が、やっと想いをひとつにしたシーンは泣かずには読めませんでした。
この作品は、全篇を通してモノローグがとても素晴らしいですが、6話でもそれが十分に発揮されていて、何度も繰り返して読みました。

津田×中野のあとは、2人がくっつくきっかけとして活躍してくれた、佐伯のお話。
津田×中野篇では結構かっこよかったのに、残念な展開ばかりの佐伯に、笑いつつも個人的に身につまされるところも多かったり(笑)。対する康平は、きらっきらの王子っぷりと隙のないイケメンっぷりが素晴らしいです。佐伯はずっと康平には勝てなそうな気がします(笑)。

②は描き下ろしがいっぱいでお得な巻ですが、最後にある津田×中野の描き下ろし「メモリー更新」が特に大好きです。最後の最後、津田のモノローグが、本当に本当に心に沁みました。ずっとこのまま、幸せなバカップル街道を突っ走るといいなあ…! と思います。

長屋のわいわい感が楽しい作品!

イサク先生初の長期連載として始まった作品。今までの作品でも、主役のみならず脇でも魅力あるキャラを量産してきた先生だけに、この作品に登場する長屋メンバーも実に個性豊かで楽しいキャラばかりです!
フツーとからかわれつつ回を追うごとに半端ないキャパを発揮する泉、宇宙人的天然っぷりで予想外な言動を繰り返すハルト、軽いように見せて実は誰より面倒見が良くて長屋で一番(と思われる)常識人のモモ、とにかくモモ以外何も目に入っていないジン、上昇志向を持ち、容赦ないようでいて実は結構いい子な綾乃、年齢不詳でまだまだ謎の多い葉月…まだ始まったばかりで、この先どんな展開になるのか本当に楽しみな作品です。
①は泉×ハルトのカップルがメインのお話で、基本的には泉がハルトの天然っぷりに振り回される内容になっています。あまりにもハルトがぶっ飛んでいて、笑える場面がいっぱいあります。
ときどき出てくる泉の長崎弁が、さらにいいアクセントになっています(方言萌え!)。
ハラハラするシーンもありつつ、あまあまな2人に、にやにやが止まりませんでした。
本編が泉視点なのに対し、描き下ろしの「グッドモーニング」はハルト視点で描かれていて、とてもとてもほっこりする素敵な締めくくりとなっています。

コミックスそのままの世界

全篇通して最初に感じたのは、違和感が全くないなーということでした。
各キャラのバランスが絶妙で、コミックスを読み込んでいる私のようなファンにも、とても自然に感じられて最後まで楽しく聴くことができました。
食事のシーンが何度か出てくるのですが、効果音とか各キャストのアドリブなどなどで、すごくわさわさした生活感が出ていて、長屋の光景が目に見えるようでした。
宇宙人的天然っぷりを発揮するハルトは、ひたすらきらっきらしていてかわいらしくて、それに振り回されている泉は基本的に笑えるシーンが多いですが、ときどき出てくる方言がかっこよくて萌えました。
モモとジンのやり取りもタイミングが素晴らしくて(別録りとは思えないほど)、2人がメインとなる②のドラマCD化がなおさら楽しみになりました。

あと、女子チームもとても素晴らしいです。
特に綾乃は、泉をからかったりする軽い面と、何だかんだ言って長屋メンバーの面倒をみているいい子なところがどちらもちょうどいい感じで、聴いていてとても気持ちいいです。