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私も豚になりたい


原作も好きですが、このCDはもっと好きです!
声優さんの演技もですが、脚本がとにかくいい。演出もいい。

声が聞き分けにくい~との前評判を聞いてたんですが、私は前野くんと野島さんが好きだったので、特に難しくはありませんでした。
飄々としつつほのぼのとしつつ、シリアスがあってしめるとこはしめる、この潔いテンポも好きです。

まずイベリコと椿くんのパートですが、ぼけーっとしつつ芯が強いイベリコを野島さんが本当に好演!淡々としつつ熱っぽいところとか、キャラクター設定に乗っ取った演技がハマっていると思いました。間島さんも「うがー!」とか阿呆な叫びがとても面白く、男の子ながらもかわいらしい演技が似合っていました。
話自体に特にそう大した盛り上がりがあるわけではありませんが、原作を忠実に再現しつつ音声化にした時のセリフまわしにぐっと引きつけられる作品です。

源路と吉宗さんのパートは…正直感情移入しすぎて「吉宗さんが幸せになってくれないと生きていけない」と思うくらいには思いつめました(笑←)原作読んでる時も心臓が痛くなりましたが、音声化するとより深みが増していて吉宗さんがかわいそうでどうしようもなかったです。それまでがほのぼのコメディまっしぐらだったので、余計だと思いますが。
小野くんの演技はアニメでさらりとしか聞いたことなかったのですが、いい声してますねええ。前野くんが低く分厚い声で演技してましたが、それに負けず劣らず低い通った声だなあ~と思いました。控えめな喘ぎというか呻きというか、ただ控えめなだけじゃなくて押し殺した感情の吐露具合が吉宗さんらしくてよかったです。
源路と吉宗くんにはぜひ幸せになっていただきたい。頑張れ源路!

この作品は受がかわいくも男らしいところがいいなと思います。あと原作の設定が何より面白いなあと。
続きはむずかしいようですが、ぜひとも続編を出してほしい作品です。

あんまり好きなのでもうずっとリピートしまくって聞いています。吉宗さんの受っぷりと源路のがっつき具合がドツボなんです…吉宗さん幸せになってほしry

幸せってなんだろ


正直、これがどうして物語になったのか発端が謎です。
小野くん演じる長永が「幸せすぎて」とたびたび口にしますが、その幸せ感がいまいち伝わってこないというかなんというか…

周囲の評判を聞いていると「子供の声が耳に響く」等あまり評価が良くなかったですが、私としては子供はかわいかったと思います。
それよりも気になるのはこの「幸せ」の表現の仕方で、男性二人がパパとママで子供が二人に懐いていて、3人一緒に同じ家で仲良く暮らす…本当にそれで大丈夫か?始終疑問に感じてしまい、感情移入することができませんでした。
その原因のひとつが、ドラマ中盤に出張ってくる離婚したママの話。嫌味なことを言われたりひどくシリアスな展開になるくせに、長永は何もできないわパパもただ嫌味を言い返すだけだわ…しかもその問題はあっけなく解決し…いったいこの話はどこに視点を置いているのか?
男性二人が暮らしていくにあたってドリームにするのか真剣なのか、どちらかにしてほしかったと思うのが本音です。演出がとにかく悪いと思う。

…けちょんけちょんですが、小野くんの「俺がキスするところがきれいなところだよ」と千葉さんの「我慢できるの?」が大変良かったのでこの評価になりました。

家族物が大好きで集めている分、このCDはちょっと残念でした…。

ホラーBLとは珍しい


恋愛というものを恐怖と連携して描写しているのが面白い。微妙に怖かったりそういった雰囲気の作品は見かけますが、音声でここまでがっつり「怖さ」を体感するBLCDは珍しいかなと。

この作品の聞きどころとしては、まず脇役だけどキャラが目立つ日高くんでしょう。…鈴木さんファンの贔屓目かもしれませんが^^;恐怖にさらされ、内に秘めていた凶器的な感情が露呈するシーンをとても好演なさっています。ヤンデレとは違うと思いますが、豹変する演技が本当にお上手ですね。
そしてメインのキャストは、武田さんの儚いきれい系の声が作品によくマッチしています。羽多野のさんの低音も、作品の怖さに同調するかと思いきや、揺るがないやさしさを滲ませていて素晴らしい。

ディスクが2枚ある上内容がホラーなので聞きやすい作品とは思いませんが、一風変わったBL表現がなかなかのクオリティで再現されているので私は好きな作品です。
高評価なのは、ホラーが好きなのとそれをBLでやったという試みに対する賛辞です(笑)

一つ不満があるとすれば、恐怖が意外と簡単に解消されるんだなあと、ネタばらしがあっさり最後にあるのでホラーとして少し物足りないなと感じることでしょうか。
やるならもっと徹底的にやればいいのに…と思いつつ、ほかにこういった試みの作品が音声化されることを期待。





雰囲気がいまいち


門地かおり先生の大ファンで、このお話は特に好きな作品の上位に入ります。
かなり思い入れのある作品だから余計なのですが、正直作品としていまいちな仕上がりだと私は思います。

まずキャストが、熊木くんに岸尾さんはどうかなあ…と。いまいちあの線の細い感じの、いまどき男子が似合っていない感じがしました。あのテンションだと、元気っ子の方が似合っていたような。直人さんに野島兄というのは合っていたかなあ…とは思いますが、岸夫さんの声のテンションに引っ張られて心地よく聞くことができませんでした。

原作好きとして、名シーン(と思う)個所を音声付で聞けるのは楽しかったですが、やはり門地かおり先生の独特な会話のテンポとキャラクターの個性は大切にしてほしかったです。
原作を知らず聞くのであれば、そこまで雑なつくりでもなく無難なものなので、キャストファンならば楽しめるのかなあと思いました。「俺は大事にするよ?」の野島さんはぐっとくるものがあります。

うーん…門地先生の原作は音声化難しいんですかねえ…



身近に感じられる恋物語

数あるオムニバス作品のなかで、これはかなり上位に入ります。
二つの物語がちゃんとリンクしていて、なおかつ、それぞれのCPらしい個性色も出ていて。
そしてBLファンタジーのような突飛なものでなく、身近に感じられる恋模様が可愛くて素敵でした。

ストーリーに特殊な盛り上がりはありませんが、感情描写のテンポが独特だと思います。しかしそれは決して他人行儀でもなく、ありふれた行動や台詞の中にあるので、物語に入り込んで聞く事ができました。
ほのぼのかつありふれた恋物語。このCDを単なる「たいくつなもの」にしなかったのは、脚本や音楽の効果もあると思いますが、やはり声優さんの演技のたまものです。他の作品も演技は重要だと思いますが、こういった作品こそ声優さんの演技力が試されるかなと。
息づかいや台詞のテンポ、感情の乗せ具合。どれも絶妙で聞いていて心地いいです。

私はどちらかといえば、インディゴの二人が好きです。
踏切の音と、バーで働く辛辣だけどどこか優しい海のような広さを持つ青年。鈴木さんほんとはまり役。

短い時間の中で、あそこまで充実した時間を提供してくれたワンウェイの鍵には本当感謝。こてこてのBLが苦手だなあと思う人にも、ぜひ一度聞いてみて欲しいなと思う一枚です。

可愛さに呆然


かなりお気に入りの作品です。原作の雰囲気を壊さず、尚かつ男の人が持てる可愛さを十分に披露してくれているなと。

鈴木さんのCDを集めている最中、かなり最初の方に入手したCDでした。聞き始めて第一声「!?!」と吹き出してしまうくらいには、鈴木さんの可愛い声が印象的です。
キャラクターの性格や人間関係に関しては「?」と小首をかしげる様な不思議さがあります。そこがまたキャラクターとしての魅力に繋がっているので、私的には物語を彩る一種のスパイスかなと思っています。

そしてこの作品で最も萌えと言っても過言ではないシーンは、一瞬描写のある平川さんと岸尾さんの情事シーンでした。
メインCPは個人的に「可愛い鈴木くんの声」で萌えましたが、平川さんと岸尾さんのCPはBL的に萌えです。平川さんの美人受を聞きたいがために、旅館のシーンを何度もリピートしてしまうほど。岸尾さんはツンデレ美青年が本当にお上手ですね。
このCPメインのCD化はないんでしょうか…

ただこのCD、全体的に破廉恥描写があまりないほのぼの可愛い作品なので、音声だけの「可愛い」という描写が、受け入れられるかは本当好みだと思います。
ストーリーももちろん魅力の一つだと思いますが、個人的にこの作品は雰囲気に馴染めるか否かがキーになってるような気がするので。

追伸:オカマの声がとてもお気に入りです。何あの表現の仕方。面白い。





サブキャラに萌え


このCDで一番「好き」と思ったのは、期待していた鈴木さんでも安元さんでもなく、脇役の谷山さんでした。
メインのCPについてはとにかく萌えなかったので、この評価にさせて頂いています。

ストーリーはみなさんが書いていらっしゃる通りですが、当たり障りの無い普通のものだと思います。感情描写も丁寧ですし、BGMも聞いていてしっくりくるものでした。
ただ、このCDについてあまり高評価がつけられないのは、鈴木さん演じる主人公にあまりにも感情移入ができなかったためです。
かなりの自己中で、正直性格が悪いというか、本当に自分のことしか考えてない。安元さん演じる牧田に出会って恋をしり、次第に心に変化が…とはいえ、簡単に性格迄は変わらなかったようです。そこはとてもリアルかなと。
鈴木さんのツンデレ風な可愛い受け声も、情事シーンは堪能させて頂きましたが…うーん、やはり感情移入はできず始終イライラ。

その中でもきゅんとしたのは、最初にも書いた通り脇役の谷山さん。谷山さんには珍しく「純白」と言っていいほど綺麗な美人受ではないでしょうか。もっと登場すれば、むしろメインで出てくれればよかったのに…とどうしようもない事を考えてしまいました。

CDの作り自体は丁寧なので、主人公の性格さえ許せれば、安元さんの穏やかな低音や鈴木さんのツンデレボイスが堪能できるのはないでしょうか。