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王子様

平凡な小学校教師、桐嶋真志と花嫁探しのため来日していた
ロンバルド王国のレナード王子があるきっかけで出会い、結ばれるも
レナードにはある秘密があって…というお話。

全体的な流れの印象としては、特に大きな山場もなく
割と坦々とお話が進んでいった感じでした。
葉月さんの作品を読むのは初めてだったのですが
王子様ものがお得意ということで、なるほど王子様らしい
ロマンティックな言葉遣いや振る舞いの表現がお上手でした。
また日常からHシーンの濃厚さのギャップがあり
特に密室で緊迫した状況でのHシーンはすごく良かったです。笑

美しい異国の王子と少し内気で平凡な日本人男性…
という設定はすごく好きでそれはそれでいいのですが、
個人的に主人公の真志が少し女々しすぎたかな?と感じました。
運命的な出会いであることや初めての恋に溺れるのは
非常にロマンティックでいいのですがやはりもう少し
BLならではの、そこの部分での葛藤が欲しかったかな、と思いました。

ドロドロ

内科医の杉浦和義(受)と、かつて中学時代の同級生だった
久保秀一(攻)のお話。
和義のなかでは、消したい過去として秀一のことはほぼ忘れていたようなのですが
妹の婚約者として紹介されてから記憶と共に黒い過去が露になり
徹底的な侮辱と脅迫めいた言動で追い詰められ復讐される…といった流れ。

復讐ものということで、私が読むにしては珍しくドロドロした作品でした。
普段あまりこういったトーンのものを読まない…というか
嫌いなわけではなかったのですが無意識に選んでいなかったみたいで
読んでいくうちに新鮮さと驚きが次々と出てきました。
すでに和義に恋人が居る、そして和義が元々根っからのゲイであること
それに反して攻めがノンケでかつ相手(和義)を恨んでいるということ。
この辺ですでに新鮮でした。笑
途中で秀一視点に変わると、心境の移り変わり方や
ストーリーの辻褄が合ってきてかなり引き込まれます。

糖度は低めですが、行為自体は割と激しめです。
あと最初にあるカラーイラストが結構…今まで見てきたものよりも
生々しいというか直接的な表現だったので用心しないと
お店などでいきなり開かれると驚かれるかもしれません。笑

スマートな印象

「場を読まない超絶腕前の強引野郎」飯塚四郎×
「美形でも絶対に甘い言葉になびかないツンデレ」御園克哉(後書より)
ということで、結構コメディチックなお話なのかなと思いきや
やはり秀さん、舞台が高級レストランということもあって
スマートで大人な印象の作品でした。

飯塚のキャラクター的に、ゴリ押しでうざい感じかと思いましたが
そうでもなく、ちゃんと仕事もこなせる男だったし
同い年なのになんとなく年下攻めのような雰囲気のある
可愛らしい一面も見られたので全然萌えられました。
御園のほうは、美人ツンデレ受けという大好物だったので問題なく。笑
特に御園の場合はツンデレの極みという感じでほんの少し見せる
デレの部分がめちゃくちゃ可愛いです…!

28歳同士という、同い年のお話を読むのはすごく久々な気がしましたが
対等な分お互い競り合うので、受けが女々しくなったりせず
同い年もいいなぁ…と思うことができました(*^^*)

皆さんも書かれている通り、お話が坦々と進んでいってしまうので
少し物足りないかな…とも感じられます。
日常的でそれはそれで好きですが、もっと濃いのがお好きな方には
インパクトに欠けるのかもしれません。
御園(受)側の心理描写や、濃厚なH描写は丁寧に書かれているので
長いお話ではありませんが私は割りと満足でした。

かわいい!

めばるさんの新作ということで迷わず買わせてもらいましたw
今回もキャラの設定、関係がめばるさんらしく
よく思いつくなぁ…と思うような萌えるお話ばかりでした。
タイトルになっている「ベイビ・ベイビ・ベイビィ」は
高校生×漫画家の叔父という設定だったのですが
叔父受け属性のない私でも読みやすい、というか萌える可愛らしいお話でした。
本編でのラブシーンでははっきりとした描写がなかったので
叔父受けなのかな、と曖昧なのですが多分きっとそうです。笑
でも、リバでもいけるんじゃないかな?とも思いました。

他に7本の短編漫画がありましたが、個人的には
「どうしよう」と「このきもちをなんとよぼう」がツボでした!
「どうしよう」は同級生の童貞くん2人が流れでなんとなく…な
エロスなんですけど、高校生独特の甘酸っぱい感じがなんとも…^^
受けの拓ちゃんがすっごく可愛いんです。
首が弱くて5月なのにずっとネックウォーマーしてるとか…
そりゃカンタもムラムラするよね、っていう…笑
関西弁も、特に好きというわけではないんですが
めばるさんの漫画においてはとっても可愛らしく感じられます。

「このきもちをなんとよぼう」は米屋×団地住まいのリーマンで
リーマンのお名前が「奥」なところが素晴らしいなと。笑
その奥さんの性格がなんかちょっと掴みどころがないというか、
ふわふわっとした感じなのがまたよかったです。
米屋さんは年下なのかな…?ひたむきなワンコ攻めも可愛いです。
ただ、奥さんの下の名前がものすごく気になる…!笑

捨て猫の家 コミック

井上ナヲ 

永遠を誓う

表紙からは全く吸血鬼ものとわかりませんが、
内容のほうも吸血鬼もの独特のドロドロした感じがなく
静かで切なく、重みのある作品でした。

余計なことを省いて淡々とした雰囲気の作品なので
すこし冷たい印象を受けたり疑問に感じる部分も出てくるとは思うのですが
私はむしろそこがとても気に入っています。
作者さんはあえてシンプルに描かれていると思うので
あえて“曖昧さ”を愉しむのが良いんだと思います。
台詞は少なくても、一言一言に重みがあるので“永遠を誓う”程の
お互いの深い愛もちゃんと伝わってきます。
そして萌えのポイントとしては下克上なところ!
最初はエド(吸血鬼)×フィル(人間)なんだと誰もが思うことでしょう。
私もてっきりそう思い込んでいました。笑
なので後半の展開はとっても萌えました~(^v^*)

井上さんの絵柄は個性的なので意見が分かれると思われますが
とても細かいところまで描かれて、黒の使い方がとっても上手なので
トーンをほぼ使用していないのもありますが雰囲気があって私は好きです。

光と闇

小椋さん初めてのコミックスということでしたが、
全くそう感じさせないクオリティです。
タイトルになっている「ふるえる夜のひみつごと」。
お互いがトラウマを抱えながら、次第にわかりあっていくお話なのですが
古屋と氷見がとにかく可愛らしいカップルで和みます(*´д`*)
それなのに、キスシーンだけでもものすごく色っぽくて
こちらまでドキドキしてしまいました…!

このお話の他にも3本収録されており、どれも素晴らしかったのですが
個人的には「ただ、君を待つ」がすごく好きです。
現実味があるようでないような、どこか不思議なお話でした。
なんと、登場人物にお名前が出てこなかったのですが笑、
どちらにもかなりキャラ萌えできました。

内容とはあまり関係ありませんが、
小椋さんの、細かいところまで繊細に描かれる画と
カラーイラストの水彩タッチな柔らかい画が大好きです(*´v`*)

BL好きでよかったと思える作品

文句なしに神評価です!
小椋さんらしい、可愛らしくて癒される作品でした。
ファンタジーと現実が丁度良く融合していて違和感もあまりなかったし、
可愛らしさの中にたまに見られる色っぽさにはっとさせられました。

タイトルにもなっている「センチメンタルガーデンラバー」
猫が人間になって恋をする、という特にファンタジー色の強いお話です。
比呂の儚げな美人さんぶりと、フジの不器用でヘタレな感じが
なんとも微笑ましく、ほんと毎日でも傍で見ていたいぐらい。笑
ストーリーにたまに滲む切なさがまた心に響きました。
シマと滝さんのお話もかなり好きです。
ちっちゃい子受けみたいなのはあまり読まないのですが、
滝さんがかっこよすぎて逆にとっても萌えました。笑
シマの場合は控えめで健気な感じなのでそれもあったと思います。

このお話のほかにも5本の短編漫画が収録されていました。
なかでも「こころから」「右のてのひら 左のてのひら」がお気に入りです^^
「こころから」は最初読んだときは印象薄かったのですが、
巻末のおまけ漫画を読んでからすっごく好きになりましたw
近所にありそうな本屋さんの店員と学生のお話という
世界観というか、設定も素朴な感じでいいですね。
「右のてのひら 左のてのひら」は兄弟ものが好きな私にはドンピシャで。
短いお話でしたが萌えと少し残る切なさがなんともいい感じです!

H度は低めなので濃いのがお好きな方には物足りないかもしれませんが、
BLで癒されたい方にはすごくおすすめです♪

素晴らしい発想!

人間である土岐雪宥(受)が天狗界に迷い込む…という
ファンタジーな設定にも関わらず、内容や設定が掴みやすく
ストーリーに入り込んで楽しく読むことができました。
和風な雰囲気なのも馴染みやすいと思います^^

雪宥を救った天狗、剛籟坊(攻)がまたちょっとヘタレが入って
それでいて包容力のある感じでとってもナイスです\(^o^)/
落ち着いていて口数も多くはないですが、率直で素直なので
たまに放つ一言がすごくかわいかったりします。
そして雪宥が剛籟坊の精なしでは生きていけない身体になってしまう、
という設定もかなり惹かれた理由です…。笑

全体的な評価としては限りなく神に近かったのですが、
雪宥の性格というか、キャラが個人的にしっくり来ないというか
意志が強い割にたまに女々しいところがあったり(話し方とか)
単純にあまり好みでなかっただけなのかもしれませんが
そこだけが少し引っ掛かってしまいました。

攻×攻?

こちらは「絶対服従契約」で翠にちょっかいを出していた
同会社営業部所属の小田桐唯史が主役となってます。
面白いのが、その時点では攻めだった唯史が今作では受けに…?という所。
こういうの、大好きなんです…笑
攻めになるのが、仕事の契約の為に来日してきた
ハリウッドスターのレオナルド・デュケイン。
レオナルドの通訳を任された唯史は出会ってすぐ口説かれますが
「俺は攻めだ」と主張し続ける…。

しかし唯史が「俺は攻めだから無理だ」と言い張る度に、
内心ニヤニヤが止まりませんでしたw
そんなことを言いながらレオナルドの巧みな策略やテクニックに
序々に受けへの素質を見出されてしまう唯史が可愛くて仕方ありません!
彼はあくまでも“攻気な男前”なので言葉遣いや振る舞いは荒いですが
限りなく攻めに近い受けが大好物な私としては逆に可愛いだけです。笑

個人的には、前作の「絶対服従契約」よりもこちらのほうが
設定、キャラクター的にも面白く感じました。
前作を読んでいなくても普通にたのしめますので
下克上とまではいきませんが、男前受けやツンデレがお好きな方にはオススメです♪

こんな秘書、欲しい…←

社長×秘書ということでなんだかアダルティーな内容かと思ってたんですが
意外にも重くなく読みやすいお話でした。

策士な大企業社長であり姉の元婚約者、高篠将哉(攻)に
長年密かに想いを寄せる秘書榛名翠(受)。
美人で多少むっつり(笑)な秘書受けとあって
どんな風に秘めた想いを露にしていくのか…
もしくは策士な社長将哉にどう暴かれるのか…と読み始めたのですが
なんと前半の早い段階から泥酔を理由に体調管理と称して濡れ場突入…w
お酒が入っていたとはいえ思ったより積極的な秘書くんでした。笑

とはいえ、常に将哉に対して敬語で誠実な態度の翠の、
真っ直ぐな想いには心を揺さぶられましたし
分かってはいるのですが思わせぶりな将哉の言動にいちいち萌えてしまいます。
翠のオフィスでの顔とベッドの中での顔のギャップも堪りません!
どうやら一見クールビューティーな美人さんが乱れる
というパターンに弱いようです…笑

大好きな水名瀬さんの挿絵も素晴らしいです。
読み終わった後は、ほんわかと暖かい気持ちになれると思いますよ^^