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帯のことばがすべてだな~

BLでは「こいつだけはだめだ、手放せない」的なセリフがよくありますが
七青のおかれている立場で「…なくすのは怖い」という言葉をはかれると
……きます……

葵に対する強い想いが、命さえも惜しくないと思っていた七青の心を変えていきます。
生きる意味を見失い、目的もなくただ生きるだけの自分を拾ってくれた政治家のために、七青は何度も手を汚してきていることに苦しみ始めます。
それでも葵の手を汚さないように、それを本人に気付かせないように行動する七青がせつない。

後半、感情をなかなか表に出さないふたりの、お互いへの想いがあふれ出る表情がとてもいい!

絵柄は癖があり、好き嫌いがわかれるだろうなとは思いますが
なんとも色っぽい光と影の美しいイラストとストーリーを是非読んでほしいと思う。
前作の初コミック「今夜はテイクアウトにて」から次回作を楽しみにしていた作家さんなので、今回本当に堪能できた。

お互いが自分のすべてだと思っている彼等が、最後までふたりにとっての幸せであるようにと願ってしまう。

最期にはお前がいて欲しい……これがすべて

「是-ZE-」とうとう最終回~~~

付箋は見事に回収されましたね~
しかし正直まだまだ読みたかった!
知りたかったこともてんこ盛りに残ってるし~(>_<)

和記と真鉄に関しては、ラストの1ページは表紙に続くのだろうな♪
ふたりの幸せそうな表情を見る限り、和記の願いは届いたのだろう。

満開の桜の下、見事な大団円だと思う。

「……奇跡ってなぁ 絶対に起こらんから奇跡なんやのぉて
たまに起こるから奇跡ってゆうんやと思うで 和記」

阿沙利の言葉が胸に残った。