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蓉一のキレイさを愛でる

既刊を一気に読んでからのレビュー。
評価の高さに惹かれて読んでみましたが、ほんとによかった!!

1巻は、広告代理店に勤務する37歳の桜井さんと、何事にも無関心な美大生蓉一の出会いから、周りの人を巻き込んでの交流、そして桜井さんが自分の気持ちに気づくところまでが描かれています。
といっても、二人はお互いに「お前のことが嫌いだ」と思いあってるどころか言っちゃってるし…。
二人の、苦手だーってお互い思ってる雰囲気がうまく描けてしまっています(笑)
まったく甘くないですね。

続きの巻まで読んだ後にもう1度読むと、いろいろ納得することもあります。
なんで菖太が桜井さんになついたのか、とか。
周りの親族とかに縛られず、子供のころから自分だけでちゃんと生きている大人って
彼にとって素晴らしいロールモデルに思えたんだろうな。

もともと、大人のくせに子供っぽいってことで興味はあったんだろうけど、
蓉一が桜井さんを特別だと思ったきっかけとか。
まわりの大人たちは蓉一の絵を見て「父親の絵ににてる」というし
藤本が、蓉一の絵をみてかけた声は「それなに?」だった。
周りの人から見て、何の絵なのかわかりにくいものを
桜井さんは一目で「花」だとわかってくれた。
単純に絵を描くことも好きなんだな、とわかってくれた。とか。

そもそも、蓉一は庭に石を並べてるだけで(!!)
柏木さんに「自発的に何かをすることはなかった蓉一が何かしてる!」と
驚かれるくらいの、普段の無関心さってすごいな。
石並べてるだけなのに…
そう考えると、桜井さんとはちゃんと会話しているのを
周りのひとが「すごい」というのもうなずけました。

まぁ、まとめると蓉一がかわいいってことです(笑)
物語も、きちんと背景ふくめてまとまってるしとても読みやすい。
焦れ焦れっとしたのが嫌いじゃなければぜひお勧めしたいです!

ドタバタ疾走感のある小説

受の杵島大志の人物紹介に「ニブくはないけど、だいぶバカ」って書いてあるのですが、
ま・さ・に!その説明通りです!
なんでこんなにおバカなの~!!(笑)おバカすぎて、だいぶ素直なのがかわいいですね~。

瞳一郎は、ひょうひょうとしてて、どこまで計算しているんだか謎です。
人の心を操り、ITシステム構築から投資の裏情報まで精通し、
高校生なのにナチュラルにお酒を飲んで煙草を吸って車を運転する、
すごい、スーパー人間です(笑)

こんな二人だから、最初は、きれいにストンと収まるんだろうなぁと
予想しながら読んだのですが、想定に反して最後までキレイに落ちませんでしたね。
大志はだいぶ扱いやすいと思うけど、瞳一郎が頭いいわりに捻くれすぎてるので…。
二人とも素直じゃないなぁ。大志は単に、頭がそこまで回らなかっただけだと思うけど。
続きが書けそうな終わり方でしたね。

人によっては好き嫌い別れてしまうかもしれないけど、
文章の書き方が、大志の関西弁の一人称なのがまた面白いです!

SUPER LOVERS 2 コミック

あべ美幸 

胸がきゅーっと

読んでてなってしまう2巻でした。
なんでかって、零がひたすら健気で、晴が無自覚に振り回すから(T_T)

2巻は、零の気持ちが固まったことがちゃんとわかる一方、
晴の気持ちはところてんかよ!ってくらいぐでんぐでんでした Orz
しかもぐでんぐでんなのに気付かないっていう。
だめだこの男、早くどうにかしないと…
やること(キス強要させたりとか)はやってるあたりタチが悪いですねぇ

いや、晴も零に対して愛しのハニーだと言っちゃうし、
弟に手を出さないと言った後に「マズイ」って思ってしまうあたり、
兄弟以上に思っていることは確実だと思うんだけど…
うーんもやもやー。
絵はあいかわらずお美しくて保養!

小ネタとしては色々美味しかったですvv
15万の炊飯ジャーを零にねだられて、即買いいしちゃう晴とか
高校の友人の十全と零の会話のやりとりに笑ったりとか。
下駄箱でちゅうしてるのを目撃したことについて問い詰めてるのに、
零が堂々すぎる話のそらしかたをしたのにはうけましたw

ところで、表紙カバーをとったところの漫画、2巻は心臓に悪かったですw
夜中に読んで「ひぃっ(°□°|||)!!」と叫びました。あべ先生、リアル過ぎます…。

女の執念ってすごい

レビュータイトルに尽きる…。

お澪さんすごいです。
なんというかすごいです。

えーっと、弁天はお澪の策略によりお澪の父親(宗左衛門)に囲われ、沙門は蔵に閉じ込められ、弁天に会えなくなってしまいます。
宗左衛門からは夜な夜なロープで縛られたり、まさかの泥鰌責めがあったり…
他にも、浪人に囲まれてひどい輪姦に会ったり、
下巻も弁天さんの受難は尋常じゃないです。どんだけバリエーションあるんですか!!
総受に抵抗がなければ楽しめると思います。
ちなみに、女性のお澪さんにも攻められちゃうっていうね!

そしてラスト!!
きちんと沙門が助けに来て、心を通わせ、よかったね…
と、思いきや…!
すごく気になる幕引きでした。いまさら続編はないでしょうが、
なんとも今後が気になってしまいます。

読ませます!

攻の沙門に恋する女性、お澪の視点から書かれています。
好きな男に会いに行ったら、他の女(美人)といきなりヤってるし、しかもその美人が実は男だし!ってなったら、そりゃ男を知らない若い娘じゃなくたってびっくりします。

しかし、そこはすぐに諦めないお澪のおかげ?で、
弁天はさらにいろんな受難にあってしまいます。
沙門は、ドSすぎます。媚薬、ピアス、死にそうになっても容赦しないし。
鉄は、いろいろ大きすぎますw

個人的には女っぽい受がすごく苦手なんですが、
そんな苦手な思いも払しょくするほど、読ませる物語です。
エロいが、それだけではなく、とてもテンポがよくて続きが気になって…。

メインの3人がなぜこんな関係になっているのか、
なぜ弁天は大人しく性奴隷として居続けるのか、
それほどまでに手酷い仕打ちをしても平気なのか。
きちんと本編にからめつつ、掘り下げているので最後まで読んで満足すること間違いなしです。

とりあえずこれ押さえないといけないのか

商業BLマンガってやつを読みたい!と思って調べたら、
純情ロマンチカがすごい有名なので、「まずはこれを押さえないと☆」と思い
TSUTAYAレンタルしました。

なぜか今まで、重ーいJUNE系しか読んだこと無かったので
ポップなノリに若干カルチャーショック!!(°▽°)ww
これがBLってやつなのか!!と妙に感慨深かったです。

宇佐美先生の、お金持ちで頭良くて仕事もできて…のベッタベタなのに、
庶民に憧れておもちゃに囲まれたり、ショッピングカートのベビーシートに座りたがったり…という設定に爆笑してしまいました(笑)

私はあまり萌…は感じなかったのですが
ドタバタギャグと捉えると、元気がでるテンポのいい漫画だと思います!

あ、あと登場人物の幼馴染、その幼馴染の上司…と、数珠つなぎ的に
全員ホモっていうのが なんだか違和感が…
男同士カップルはもっとレアであってほしい、なんとなく ><

SUPER LOVERS 1 コミック

あべ美幸 

眼の保養ってこういうことだったのね…

あべ美幸さん を本作で初めて知りました。

いやぁ本当に、線がこまかくてきっれいな絵を描く方ですね(゜▽゜*)v
表紙が綺麗だなと思ったら、本編までそのクオリティーがずーっと続くのが素晴らしいー!
かわゆい子はひたすら可愛くて悶えそうになるし、かっこいい男はかっこよすぎて悶えました(笑)
私は強気少年が大好きなので、目力強い男前でかわいい零くんがもうツボりまくりです!!
8歳も14歳もかわいいっす。

絵の描きこみもそうですがセリフの書き込みも多くて、読み応えがありました。
登場人物の感情を掘り下げて描写してくれそうなので、じっくり楽しめそう。

零は犬好きだけど、本人自身も、主人(晴)に対して忠実な犬性質でした。
暗くて気味が悪いって言っていたお風呂場で、言われた通りじっと待っていたりとか。
晴じゃなくても愛おしく感じちゃうよね。
1巻前半は、晴も零も、ぜんぜん恋愛感情はなさそうだけど、
お互い依存してて、やりとりが可愛くてそれだけでなんだか満足です。

その一方でいまいち理解できなかったことが…
なんで晴のご両親は、息子が寂しいことに気づいていて、零に会わせようとしたの?
 ⇒再婚で寂しい思いさせてるなら、両親で補おう!って思わないの?
  わからーん!なぜ他人をあてがおうとしたんだろうか。。いい人達っぽいのに。
なんで零はいきなりカナダに帰っちゃったの?
 ⇒さ、さっぱりわからない・・・いきなりどうした?!
  今は優しくても、いつか冷たくされるかもしれなくてそれが怖かったから?
明確な答えが今後示されることはあるんでしょーか。

読み応えがスゴイ

息をのむ美しい孔明さんが見れる江森三国志!

素晴らしいのは、三国志のパロディなのではなく、
三国志そのもののストーリー展開を忠実に辿っていること。
むしろ、他の作者が書いている(普通の)三国志を読んでいて「なんでこのキャラはこんな行動をしてるの?」と感じることを、きちんと理由づけされています。
なので、ラストまで読むと「孔明が同性愛者じゃないと三国志が成り立たん!」とまで
洗脳(笑)されてしまいます。

1巻でのお相手の周瑜は、敵国の軍人。
昔の孔明の弱みを握られ、体の関係を強要してきますが、次第にお互い心惹かれていってしまう。しかし、使命と自らの野望を果たすために周瑜を切り捨てる決断をする…。
不遇な幼少時代を過ごしてきたため、繊細な心をもっている孔明に、萌を感じると同時にひじょーーにハラハラさせられます。

なお、3,4巻あたりは江森さん独特の構成で書かれているため、
三国志のストーリーをあらかじめ知っていたほうが楽しめると思います。

さらにこの三国志を読んだ後、白井恵理子さんが描く4コマ漫画「STOP!劉備くん」を読むと、パロディ漫画がでてきてニヤっとできます ^^

本当にリアル

男の友達に告白されてとっさに返した言葉が「うそ、キモっ」だったり、
どっちが上か下かでもめてみたり、
潔癖症ゆえに、好きな相手であっても、相手のを飲んだりすることはできなかったり(笑)
BLって、ある意味少女マンガなのに、この作品は本当にリアルで
読み応えがありました!

ただ、萌?っていわれると…萌、あったのかな?
個人的にはあまりそれを感じなかったです。
ドキドキしたり、キャー!もっとやれ!みたいな気分にはならなかった。
なので評価は2の中立ですが、ほほえましく、ふふふ、とほほえんで見れる良作だとは思います。

これがJUNEか!

古きよき、JUNEが体感できる本!きっとあまりにも有名で基本の作品。
その昔二次創作の同人誌しか読んだことなかった私に、商業誌を読む友人が
「まずはこれを読め!」と貸してもらい、読みました。

ツンデレ(…、いや最後までデレない)でスラム街のヘッドでカリスマ性がある
受のリキと、エリート階級で美しく有能な攻のイアソンという階級格差がすごくいい!

はじめ、スラム街の男がみんなリキに性的に憧れているのに対して、
「なんだ?このホモばっかりの世界観は…」とびっくり…。
機械に人間の出生数を管理され、勝手に増えないように男女比が極端に偏っている(女性が少ない)という世界であることがちゃんと説明されていました。
物語独自のワードと設定も多いけど、その分しっかりとした土台が作られてるため
うすっぺらい感じがしないストーリーになっています。

おそらく初めて人を好きになったが、プライドなのか、拒絶される恐怖感からなのか
リキにちゃんと想いを言わないイアソンさんにやきもき。
ちゃんと伝えてれば、もっと違う未来があったんじゃないか…。
でもそんな雰囲気がまさにJUNE!ってかんじです。