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途中まではとても面白かったんだけど・・・

うーーーーんんん・・・・
すごく評価に困る作品でした。
設定もキャラクターもめちゃくちゃ好み。挿絵も綺麗。話も読みやすい。
そして、途中まではとても惹きつけられて夢中で読みました。

・・・・が。

途中からだんだん、なんかこう、こっちの萌えるところとは微妙にずれていって、でも完全にずれてるかと言うとそうでもなく、みたいな、痒いところのちょっとだけ横を掻かれていて痒いところには届かないけど全然違うところを掻かれてるんでもない、みたいな、何とも言えないもどかしい感じになっていって、それがずれたまま、中途半端で終了した感じのお話でした。
でも魅力がないかと言うとそんなことはなく・・・。
なので、うーーーんこまった。
要はこちらの期待が大きすぎたということなんでしょうけども・・・。

いろいろ不親切なんですよね。
まず、二人が結ばれるまでにものすごく紙面がかかりすぎているということ。
物語の中盤で結ばれちゃってもよかったんじゃないかと・・・。
そして、一人称のせいか、主人公以外のキャラクターが何を考えているのかわかりづらい。
特にじろうさん。
彼は神事は迷信だと言ってそれを破壊したけれど、その後、それは迷信ではなかったと知ったはず。
自分のしでかしたことの結果がどうなったか、それによって彼がどう思ったのか、彼自身の成長はどこにあったのか、物語のキーパーソンであったにもかかわらず、そこの部分は「がんばってるみたい」な感じにさらっと主人公の口から語られて終わり。
更に、攻めの結婚話がどうなったのかも語られていない。
まぁ、たぶん、なかったことになったんでしょうが、んじゃ、主人公に対して怨嗟としか思えないような手紙を出した乳母はどうなったの?
ただの脅かし?
「お前さっさと死ねよ」みたいな手紙を出しておいて?
そこんとこも正直納得できない。
あと、主人公の母親が可哀相過ぎ。
せめて、母親だけでも、姉は巫女として犠牲になったわけではなく、思う人と結ばれたのだと知る術があったらよかったのに。
とにかくラストが尻切れトンボです。残念。
色々投げっぱなし。

王道ど真ん中

挿絵の佐々成美 さんが好きだったので、表紙買い。
それと、同じシリーズが7冊くらい出てるようなので、そこまでシリーズになるのなら評判いいのかなと思って。

で、話はネタバレしようがしなかろうが同じ。というくらい、王道です。
所謂身代わり花嫁物ですね。
女性と見まごうほど美貌の受けが、自分そっくりの花嫁の身代わりになって結婚式をするはめに。
そして偽りの結婚生活をするうちにお互い真実の愛で結ばれる、という王道直球どストレート。
攻めは複雑な家庭に育ち、人間不信で汚い手でのし上がってきた会社社長。
その社長の傍らには唯一社長が心を許せる親友兼共同経営者。
受けは健全な家庭でまっすぐに育った一般人。
もうテンプレートの如き展開です。
なので、この話の真髄はストーリーではないです。
ストーリーはもう、ぶっちゃけ背表紙のあらすじで全部です。なんのひねりもないです。
では何が真髄かというと、ズバリエロですね。
まるでハーレクインのごとき、怒涛の勢いのエロです。
ほぼ全編にわたってエロです。
なので、頭を使わずとにかくエロが読みたい、という人にオススメです。

それにしても、シリーズ7冊、全部このままエロエロで突っ走ってるんでしょうか…?
それはちょっと興味がありますね。

挿絵って何のためにあるんだろう・・・

同人誌からの崎谷ファンにはお馴染みらしいギリツネシリーズがついに文庫化。
1巻、とありますが、短編集の体を取っていて、あちこちに伏線は散りばめられてはいるものの、全体を通してあまり頭を使わずさらっと読める感じに仕上がっています。
これからいろいろ伏線回収もあるのかな。
さらっと読める分、評価はまぁ、「萌」ってとこかなと。
萌x2にならないのは、やっぱり、だいぶ前の作品らしく、文体がやや古臭いのと、あと、これは個人の好みの問題なのかもしれませんが、もうどうしてもこの挿絵の絵柄が生理的にだめなためです。
この絵師さん、いつもそうなんですが、小説の内容無視で自分の描きたいように描かれるんですよね。
今回も、受けは中盤まで髪型は「リーゼント」。制服は「ボンタン」とはっきり作中に書いてあるんですが、絵師さんは清清しいほどそれを無視。リーゼントでもないし、ボンタンも履いていません。
殊に、リーゼントは、作中で攻めが何度も何度も「可愛いのにリーゼントなんてもったいない」としつこく口にして、受け本人は童顔の自分への反発でわざとリーゼントにしている、という重要アイテムのはずなのに、絵師さんは無視です。それとも絵師さんはリーゼントが描けないんでしょうか…。画力の限界?
作家さんも、このイラストが来た時、作中の描写とイラストのちぐはぐさに気づいたはずだと思うんです。なのに、このイラストが掲載されることにOKを出された、という事が腑に落ちません。
作家さんと絵師さんはとても親しい間柄だと、作家さんが数々の作品の後書きで謝辞を述べてらっしゃいます。それほど親しいなら、「この髪形違うよ」とリテイクを出すのも気安いと思うのですが。それとも親しいから却って言いにくい?それとも作家さんは絵師さんの描いたこの髪形がリーゼントだと思ってる?日本で言うリーゼントは、厳密にはリーゼントではないらしいですが、いずれにせよサイドの髪は整髪料でしっかりと後ろに撫で付けます。イラストのように一筋でも落ちてしまったらそれはもう(日本式の)リーゼントではないです。
ついでにいうと、作中で描写されてるリーゼントは明らかにビー○ップハイスクールとか某ハマの番長さんとかのそれです。ボンタンもしかり。
作品の内容とちぐはぐなイラストなら、無い方がいいと思うのですが、御自身の作品観というものを、作家さんももう少し大事にしていただけないものかと思いました。
読んでて本気で苦痛でした。この絵師さん、苦手通り越してアレルギーになってきた・・・

挿絵がなぁー……

「鈍色の空、ひかりさす青」の番外編短編集です。
本編で辛いいきさつの果てにやっと結ばれた二人が、その後幸せになっているのを見ることができるのは、読んでいるこちらも幸せになります。
崎谷作品の中でも群を抜いて「この子には幸せになってもらいたい!」と思わせる受けだけに、読後の幸福感もひとしおです。短編集の醍醐味ですね。

ただ、本編のときも思っていたのですが、この作品にこの絵師様はあわないんじゃないかと思います。絵師様は作者のご友人だそうで、この作品もお二人で作り上げた感が強いらしく、この作品にはこの絵師様でないといけないと作者様は思ってらっしゃるようですが、それにしてはあまりにも文字から受ける受けの印象と、挿絵の受けがちぐはぐで、正直、読むのに苦痛を感じるほどです。
例えば、作中では受けがとても幼く見えるというのが何度も何度も強調される描写が出てくるのですが(外見や性器の幼さなど)、挿絵の受けはそれほど幼い外見はしていないし、むしろ大人びていて、とてもパイパン包茎にはとても見えないんです。
それから、受けと攻めは20歳ほどの歳の差があるのですが、それも見えません。受けがとても大人びていて、攻めが若々しく描かれているので、せいぜい5歳かそこらの歳の差にしか見えません。
本編で受けが17歳だったときもとても未成年には見えなかったし(ハタチ越してるように見えます)、この番外編で攻めが40代になったあとも、せいぜい20代後半にしか見えない。
思うに、この絵師さん、20代の顔しか描けないんじゃないのかな。崎谷作品でしか知らないですけども。
私が個人的に苦手なだけで、もしかしたら他の読者さんは違和感なく思っているのかもしれませんが、崎谷作品の世界観にはそぐわない絵師さんだと、むしろ世界観を壊す絵師さんだとしか思えないので(他の崎谷作品を見ても)、あまりこの方に挿絵をつけてもらいたくないなぁと思いました。
ほんとは萌×2なんですが、絵師さんが苦痛だったので、萌1つで。

終わってないーーーーー

このシリーズ、ここまでしか出てないのに、伏線張りっぱなしで終わっていません。
作者後書きを見ると、作者さんご自身はまだ続けるつもりでいらしたようなのですが、9年たった2011年現在、続きは出ていません。というか、9年もたっちゃってるのでもう続きは出ないと思っていいかも。
伏線張りっぱなし、謎放りっぱなし。
受けの父親と攻めの間にはなにかしらの遺恨がある模様なのに、全く語られずじまいです。受けの進路もしっかり決まらずじまいです。
二人の気持ちだけはしっかり結ばれたっぽいのが救いでしょうか。
展開が面白いだけに、この中途半端はなんだかお尻がもじょもじょします。

探偵?×大学生

とりあえず導入部分という感じ。
やまねあやのさんのイラストは美麗で萌えます。
攻めは、謎だらけだけど超いい男。受けは、いいとこのお坊ちゃんで美人系だけど、それを良しとせず突っ走る猪突猛進系。
出会うたびに小爆発起こしてるような二人でテンポよく読めます。
が、伏線だらけでちょっともどかしいー。

脇カプが気になる

コワモテかと思いきや、意外にヘタレな攻めと、世間知らずでウブなのに、意外と意地っ張りな受け。
受けに降りかかった問題は、最終的に全て攻めが解決してくれますが、どうも心配になるほどぼんやりさんの受けなので、もうちょっと努力を覚えてもよかったかもしれないww
もうかなり早い段階からラブラブに落ち着くんだろうな、が見える主人公カップルよりも、脇の、ホスト×元ホストのカプのその後の方が気になりました。
このカプのお話はないんでしょうか。
このカプの話が読みたいです。
「贖罪」と言いながら、強姦されても輪姦されても攻めを拒絶せず受け入れ続ける受けと、受けに裏切られたと思ってるらしいのに、毎日のように受けに会いに行き、時には強引に抱く、という事を繰り返している攻め。
この攻めが何を思って、強姦のみならず、受けを輪姦までさせたのかとか、そうまでしておいて、今、受けの勤めるバーにほぼ日参しては30分だけ滞在しているのは何故かとか、この二人の着地点はどこなんだろうとか、この脇カプがとにかく気になって気になってしかたなかったです。

誤字が…(涙)

お話しは文句なく面白かったです。
双子のどっちも可愛くてけなげで、もう少し続編が読みたいと思ったくらい。
っていうか、このシリーズ、どれも面白くて、三作といわず、もう少し続けて欲しいです。

ただ、この本に関しては、とにかく誤字があちこちに散見しててそれがかなり萎えました。
特に名前の取り違えが多く、充が「僕は充の家に引き取られて育った」(引き取られたのは智の家)とか言っちゃってたり、智が「僕だけが都築さんを気にしてる」(智の相手は内海さん)とか言っちゃってたりするので、そのたびに読むリズムが崩され、なんともストレスでした。
攻めの名前が違うとか、誤字としては致命的だと思うんですが、これ、二刷めからは直っているんでしょうか?手元にあるのは一刷なので。
商業作品の誤字はほんと気をつけて欲しい。

王道

良くも悪くも王道ど真ん中。脱線はありません。
片思いしている義兄のために攻めに身を捧げる受けは体を開発される日々の中で、次第に攻めに惹かれていく。
義兄は優しいふりをしながら実は全て承知で攻めに受けを売る極悪人。
金で受けを買ったように見える攻めは、実は以前から受けのことを一途に愛していて義兄から受けを守ろうとしている超いい人。
攻めにどこまでも忠実な側近。
そして息子たちを愛してはいるが見当違いで役に立たない病弱な父親。
攻めを敵視して受けに言い寄る脂デブな親戚。
と、この手の話に欠かせない役者が勢ぞろいして、王道な展開を貫きます。
誰一人予想外な行動は取りません。
ど真ん中が読みたい人にはオススメな作品です。

ないないづくし

杏野作品初見です。
裏表紙のあらすじを読んで購入したのですが…ううううーーーーん。
どこに萌えどころを持っていっていいのかちょっと悩みました。
とにかくなんというか、ないないづくしな感じで。
極道ものなのに極道らしさがない。
攻め40代前後×受け15歳なのに挿絵が全くそう見えない。
受けが何がしたいのかよくわからない。
攻めがどうして唐突に受けに手を出したのかよくわからない。
義兄がキャラが濃い割りにポジションがよくわからない。
なんというか、全体的に説明不足?の感あり。
特に挿絵が設定どおりに見えないのは致命的な気がします。
攻めは40には見えないし、受けも15歳には見えない。うーーーーん。
萌えどころはいろいろ散りばめてあっただけに、ちょっと残念な感じがしました。
おまけの短編が、せめて攻め視点だったりとかすればよかったのに。