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是(9) コミック

志水ゆき 

ペーパーも最高だった!!

8巻ラストから待ちに待った彰伊と阿沙利の巻でした!!

すごく良かった・・・もともと是の中でかなり大好きなCP
ではあったけど、読み終えた後もう一番好きになっちゃった
かもしれないってくらい良かったです。

私は玄間×氷見も大好きCPなのですが、好きになった瞬間って
氷見が戻ってきた時の玄間との例のやりとりにジーンときて
だったんですよ。
今回はどうなっちゃうんだろう・・・まさかのケースになっちゃうかなと
ドキドキしながら待っていたものの、でもどこかでこうなるかなとも
期待し予想してました。
実際読み終えてみてまず思ったのは、さすが志水先生、よく
わかってらっしゃるよな・・・です(*´д`*)

志水先生なら今回がもしも氷見と同じ結果になったとしても、
読者を惹きつける描き方ができてたかもしれないけど、でもやっぱり
ちょっとがっかりしてたと思うんです。

玄間×氷見の章も感動的だったし、あのケースも必要だったと思うの
ですが、でも読んでいて奇跡が起こるのを期待し始めるじゃない
ですか。

あの二人のお話を読んでいたからこそ、今回の巻で阿沙利が
奇跡は絶対おきないのではなく、たまに起こるから奇跡というんだと
言う台詞も胸に響いたんだよな~(´;ω;`)

あ、あと今回の少年時代の彰伊のお話は想定外の可愛さに
びっくりでした。
二人の初めてのシーン、襲い受けな阿沙利が素敵すぎた・・・!

それから今回のペーパーですが、彰伊と阿沙利の登場でしたよ!
是非ペーパーもゲットされることをお勧めしますv

猫好きなもので・・・

PET LOVERSシリーズ第三弾目となる作品です。
毎回何かの動物がテーマとなるシリーズですが、犬→獅子ときて
3作目は猫。

舘は(攻め)資産家の祖父が亡くなり、遺言をきくために屋敷を尋ねますが
そこで祖父に仕えていた美しい秘書、雨宮(受け)に会います。

集まった従兄弟たちが聞かされた相続の条件は、「シュレディンガーを正しく
指摘したひとりに全財産を相続させる・・・」
これが人間嫌いでたくさんの猫たちと暮らしていた祖父の遺言でした。

祖父は使用人ともそう顔をあわせることがないくらいで、唯一一番近くに
控えていたのは秘書の雨宮であり、屋敷で飼われていた全ての猫の
名前を把握しているのも今となっては彼だけです。

『一昨日やってきた猫の名前を、シュレディンガーとする』
祖父の日記に初めてシュレディンガーの名前が載せられた時から
この日記を参考に、シュレディンガーという名をつけられた猫探しが
始まります。

私はこのシリーズは1作目以外は全て本棚に残しているくらい
好きなシリーズです。
1作目は犬がテーマということで、シリーズ中一番調教色が強く(でも
痛い表現はない)、それがあまり私の萌えと繋がらなかったのですが、
面白くなかったということではないです。
そして中でもこのシリーズがかなり好きなのですが、理由は猫の書かれ方
にもあるんです。

例えば雨宮が、攻めの祖父の生前になぜ猫がお好きなのですか、と聞く
シーンがあるのですが、人間嫌いな祖父は「猫は私を信じないからだ。
私は他人を信じない、信じられない。これは人間として罪深いことだ。
わかっていてもだめなのだ。だからせめて、猫を信じる、猫は私を信じないが
私は猫を信じる」と答えます。

親に恵まれず学校にもろくに通っていなかった雨宮もまた、他人が信用できない
人で、そんな彼をある日拾うことになった祖父との関係は野良猫と愛猫家の
ような、変わっているけどちょっと切なくて優しいものでした。

肝心な部分のネタバレに繋がらないようにこれくらいに控えておきますが、
この作家さん独特の印象的なお話になってました。
最後のオチのつけ方も素敵だったな~v

砂漠の真珠

お母さんが王族の妾になったことで、受けは6歳の頃から
アルディビル王国で暮らしていたのですが、義理の父は
受けのことは子供として愛してくれませんでした。

そのため受けは母の死後、使用人として館に置いて
もらっているものの、他の使用人たちからの虐待も受け、
ろくに食事も与えられない生活を送っています。

ある日また無理難題を言いつけられ市場に来た受けは、
途方に暮れていたところを身なりのいい美形の男性(攻め)に
声をかけられ、館の主人の情報と引換えに悲惨な境遇から
救ってもらう約束をします。

隙を見てこっそり館を抜け出し、攻めと密会を重ねるうちに受けは
会うたびに温かい食事を用意し、優しくしてくれる攻めに好意を
抱くようになり、攻めも健気な受けを守ってあげたいと愛するように
なっていきます。

ところがある日、他の使用人たちに受けの様子が変わったことを
気づかれてしまい・・・・・・というお話なのですが、とても私好みの
お話でした!

なかなかひどい虐待なのですが、攻めは助けてくれる人なので
攻めからの暴力などは一切ありません。

私は最後がハッピーエンドなら、虐待やレイプなどかなりひどい目に
あっても、読んでて胸が痛くなるような切ないお話が好きなのですが、
でも誤解や何か特殊な事情がない限り、攻めから傷つけられる話って
あまり好きじゃないんです。

そういう私の趣味にぴったりな受けの境遇で、終わりに近づくまでまた
悲惨な目にあったりはするものの、納得いくハッピーエンドでした。
健気受け、幸薄受けがお好きな方ぜひ読んでみてください!

擬人化ですよ~♪

商業誌小説ではまだそう見かけない擬人化ものですが、
とても面白かったです!
擬人化といってもそのまま蜘蛛などに変化するわけでなく、一度滅びた
人類の中の生き残りが、節足動物と融合したという特殊設定なので
名残として、蝶なら一瞬羽が出せたり、蜂は爪さきから毒を出せたりなど
特徴が残っているくらいです。

擬人化モノとして良かったなと思った点は、種によってハイクラスとロウクラスに
階級分けされているのですが、主人公はロウクラスの小さなシジミチョウなのに
ハイクラスばかりの生徒が集まる学園に入ったことで、ひどい差別やいじめを
受けるのです。
攻めは中でもエリートのタランチュラなので、受けに手を出しながらも自分の気持ちが
認められず、受けは何度も傷つけられます。

しかしもう一つ擬人化を活かした素敵設定なのが、「小型チョウの独特な匂いは
捕食者を夢中にさせることがある」という面なのです!!

攻めが受けのことをロウクラスと下に見ながらも、惹きつけられて混乱していく様が
よく伝わってきて、受けがひどい目にもあるお話な割に甘くも感じて良かったの
ですよ~!
それと最後には攻めの心境も良くわかるように書かれていたので、そこも読後感
すっきりした点でした。
ぜひ続編もこの二人の話で読みたいです。

朝ちゅん好きに

とてもネタバレですが、ニアピンホモなシリーズの最終巻です。
寮生同士、私がクラスメイトだったらカップリング認定するような
コンビが3組みほど出てくるのですが、彼らはBL的にきちんとくっつきは
しません。
ただもういっそやってくれたほうが自然に思えるくらいのいちゃつきを
見せてくれるので、Hシーンはなくてもいいからいちゃついてるシーンが多い朝チュンものが読みたいときなんてお勧めです!

大好きなシリーズですが、文庫版化で一つ残念に思ったことは
書下ろしは最終巻にも全く入ってなかったことです。
私が知る限りはここの出版社の文庫版は無しの方向なのかもしれないです。

単行本も持っていたのですが、番外編5頁も収録という部分を、書下ろしと勘違いして購入しなおしたのでちょっとがっかりでした。
もともとが単行本化の時点でとても書下ろしが多い作家さんでもあるので満足度は高いですが、1Pくらいでも書下ろしつけてくれたら文庫版全て買い直したのですが・・・。
そういうことで文庫版は初購入の方向けにお勧めです!

ぎゅっとしたくなる

受けと攻めの組み合わせが良い萌え具合でした(*´ェ`*)
母の再婚で新しく出来た弟二人のうち、上の弟恍司に気に入られ
何時の間にか腕に囲い込まれていたといった、年齢差逆転している
ような二人のお話です。
恍司の方は社交的で年齢よりずっと大人びた青年といった感じなのですが、
受けの冴は逆に世慣れないタイプの繊細さと、無防備な天然さなどから
庇護対象として愛でられるので、序盤のほうから甘~い二人なんですよ。

受けの母も今まで女手一つで、頼りない息子を愛し守ってきた人ですが、
このお話を一言で表すとやはり、愛でられる受け!!なのだと思います。
出来すぎな家族たち(主に恍司)から愛され保護される受けの話で、
くっつくまでにちょっとした事件があったりなどもありますが、基本的に
切なさなどはほぼ無く、完全に落とされるまでを楽しみます。

佐々成美さんの描かれる冴が特にイメージ通りで、ぎゅっと囲い込んでしまう
攻めの気持ちがわかるようなイラストでしたv

執着って甘いですね

攻めの受けに対する執着心とも表現できるほどの想いの強さが
ものすごく萌えツボでした!
受けはそんな攻めに対し、様々な想いから戸惑い逃れようとも
するのですが、それくらいで引く攻めではありません。
一歩間違えばストーカーでは、というほどなのですが、受けの
この複雑な心境が、攻めの独占欲を読み手に甘く読ませてくれます。

またどうしてここまでの執着心を持つのかという点も、二人の
思春期時代にまで遡り、攻めが徐々に受けにのめり込んでいく
過程を読ませてくれます。

執着心の強い攻め。
そしてくっつくまでのじれったさを楽しむのが好きだという方には
是非読んでいただきたいです!

獣耳に弱いんです

弟カップルの前作は未読なのですが表紙に惹かれチェックしました。
粗筋を読んだところ大人ワイルドヤクザ攻めで、受けはどうやら獣に
変身できるらしいと知ってこれはツボ設定だと購入したのですが、
やはりキャラクター的に思った通りのものでしたv
狼設定を活かした、匂いに対する描写もセクシーでこういうの
好きです。

ただめちゃくちゃ好きだったと言いきれない部分はどこだったのだろうと
思い返してみると、結果寸止めだったけど受けが攻めから傷つけられそうになるシーンになったことと、それと攻めが受けを本気で好きになる瞬間の描写だったかなと思います。
私的にはその瞬間は「え、そこでなの??」と思ったシーンで、もう少し解りやすく伝えて欲しかったと感じました。

ただこの作品を読んでお父さんや弟のこと、一族のことなどがとても気になったので、前作を読んでみたくなりました♪