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女性高律さん

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ギヴン 9 コミック

キヅナツキ 

もう完結?

皆さんのおっしゃること、すっごくわかります。

みんな、この2人のいちゃらぶ見たかったですよね?次か次か…と待っていましたが、残念でした。
バンドのBLだったので、音楽については良かったのかもと思いますが、もう少し真冬と立夏のラブな絡みが欲しかったかなぁ。心の奥のそれぞれの思いは複雑に表現されていたと思いましたが、ちょっと難しく感じるところも。
奥が深くて、一旦噛み砕いて良く考えて落とさないと一度じゃ理解できなくって。
はっきり言葉で書かれてないけど、察してね…みたいな場面多々ありましたよね?
最後だからか、もう今までの登場人物やお母さん達までどんどん出て来てましたが、最後が立夏じゃなくて由紀だったのは賛否両論ですね。
素敵な場面ではありましたが、読み手の受け取り方もそれぞれかな。
真冬と立夏が高校を卒業した後まで描くなら、脇の人達より、私はもっとこの2人のその後を見たかった。
それに秋春はほんと出番少なく柊出過ぎ(笑)

立夏が真冬を想って、由紀が残した歌を完成させたのは理解できるけど、ヘルプばっかしてないで真冬とギヴンで歌ってよって思っちゃいました。
カックの審査に落ちてから、立夏が柊達と行動することが増えて、私的にはかなりストレスだったから、最後は…と期待していたのにちょっと残念。
でも、やっぱりこれで終わりだと思ったら泣きました。

評価はかなり迷いましたが、9年ドキドキさせてくれた立夏と真冬、そして秋彦に春樹さん、雨月さんに神評価を。
漫画だけでなく、テレビアニメや映画でも楽しませていただいたので。

それにしても、真冬と立夏のえちは永遠に見れないのかなぁ…残念(涙)
立夏に「あ…イっく…」とか言って欲しかった。
あ、無いですね。ふざけました。
すみません。m(_ _)m

らぶらぶで甘々❤️

とにかく甘い。
最初から最後まで2人の甘さ加減を見せつけてくれました。
出会ったばかりの頃は、元カレが出て来たり、勘違いから誠一さんが既婚者子持ちと思い込んだりと色々で、はらはらドキドキ、ちょっとイライラでしたが、今回はストレスフリーです。
もう、これでもかというくらい、めくるめく2人の世界が広がっていくのです。
そして、待望のH多め、あまあまとろとろです。
強く強くお互いを思い合っているので、誰もが「幸せになって欲しい」と願わずにはいられないんじゃないかな、と思うのです。
長男、跡取り、次期社長、次の跡取りを残す…という責任と重圧、悩まないはずがありません。でもそれを跳ね除け自分の気持ちに正直に覚悟を決めましたね。
尚くんも、以前に比べ自分の意思をはっきりと口にしたり、前を向いて歩き始めた感じが強くなりました。強くなりました。これも誠一さんの愛のたまものでしょうか。

弟の誠司くんはじめ、堤さんや金森先生、2人の周りには素敵な理解者が揃っている上、今まで入院中でチラッとしか出て来なかった、誠一さん誠司くんパパが満を持して登場。まあ、なんてイケオジなんでしょう♪さすが2人の父。誠一さん達この方のDNAまんま引き継いでいらっしゃる。
跡取り長男の恋人が同性だと知っても、あの貫禄。
人生経験でしょうか。何を聞いても冷静で微笑するくらい落ち着いていて大人の余裕を感じます。
そんな方の元で育った誠一さん誠司くん、素敵なはずです。

プロポーズと指輪、2人だけの結婚式、お互いを想う誓いの言葉はすごく気持ちがこもっていて素敵でした。

次回は弟誠司くんの続編を、そして密かにイイ男認定している金森先生のスピンオフなんか読めたら幸せだなぁ…(〃ω〃)
このお話は、是非シリーズで読んで欲しい作品です。

ちょっとそこらの転生じゃないよ

転生もの、流行ってますよね。
でも、よく見る転生ものとちょっと違うかな。会いたい人の為に護りたい人のために、何度も何度も転生を繰り返したった1人の人への忠誠心と愛で思いを成し遂げようと突き進む元騎士のウィリアム(貴生)とウィリアムへの心残りを持ち続けていた元王子フィンリー(アイドルグループDumas天沢洸)が長い時を経て巡り合うお話。
持ち前の真面目さと忠誠心で、ちょっと方向性の違うドルオタになったウィリアム(貴生)が、アイドル洸を護りたいが故に起こす行動が滑稽であり涙ぐましくもあり、愛情深くもあり一見クールなだけにその一途な思いにグッと来るものがあります。
一度の転生ではなく、何度も何度も転生を繰り返しながら様々な形でフィンリー王子を守ろうとするウィリアム。このストーリーに色めいたことろはありませんが、王子と騎士という立場での信頼関係、現在のアイドルとマネージャーという立場での信頼関係がどちらも男同士の友情と2人の愛情からなるものと感じさせるのです。

前世で毒殺された王子と、王子を護り切れなかった騎士の一見悲しい話の様に思えますが、佐久本先生らしく笑いをとるところも忘れず、笑いとキュンの黄金比でしっかりファンの気持ちを掴んでいます。
互いの気持ちがはっきり自覚できたところで続編へ続くとなりましたが、ウィリアムに根強く残る忠誠心がやっと恋人になった2人の行く末をどのくらい妨げてしまうのか…
また、Dumasのメンバー圭太と輔のこの先にも期待大です。
続編、大変楽しみです。

やっぱり良い、月村作品

タイトル通り、やっぱり良いです。
好きだなぁ…月村先生の作品。
なーんとなく、最終的には大団円!
なのはわかりつつも、程よく
はらはら、ドキドキ、きゅんきゅん
良い波で感じさせてくれるんです。
また、これでもか!と言う程ぐるぐる
勘違い、すれ違い…笑えるほどというか
呆れるほどと言ったほうがよいのかも。
それがしつこくて嫌と感じるか
微笑ましいと感じるかは私達読み手次第。

そして、もうひとつの月村作品の素晴らしいところは、文字だけであたかも目の前に実物が見えるかの様な表現です。
それは、物であったり情景であったり季節であったり人物であったり…
様々なのですが、物語の中に引き込まれずにはいられない感情になってしまうのです。
それは、この作品に限ったことではありませんが、ここでは編み物や手作り品を業合とする男性と木工作家という、ちょっと専門的な職業の二人の仕事や取り巻く環境、その世界に引きずり込まれた感覚でした。

そして、今回もまた勘違いすれ違い…
読んでいて、ちょびっといらいらしてしまうところはたしかにあるのですが、月村ファンとしては、「お〜やってるやってる(笑)」となってしまうのです。

都会からちょっと離れた、素敵な自然と温かい人情のある、幼なじみ再会ラブ。
月村作品未読の方はぜひ、この世界感を味わってみてください。

悲しくも美しい…泣けました

長年、ずっと読んできました。
まさか、こんな終わり方をするとは思ってもみませんでした。
私の中で、香藤くんと岩城さんは80歳でも90歳でも愛し合っているのが当たり前で想像できていたから。
二人の出会いから、様々な困難や苦しみを二人で分かち合い乗り越えて来たかをずっと見てきたので、正直香藤くんの最期があまりにもあっけなくて、「えっ?うそ!」と声に出し何度もページをめくって読み返してしまいました。走馬灯のようにとはこのことか、というくらい何年も読み続けて来た二人が駆け抜けて行く感じでした。
朝6時、出勤前に涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら、しばらくは呆然となってしまったほど…

岩城さんが、最期に洋介に託したダイヤモンドを見たときは号泣でした。
香藤くんが、最期に笑って逝ったこと、岩城さんが逝くとき、ちゃんと香藤くんが迎えに来て二人がこれから天国でも愛し合って行くのだろうと思えたとき、やっと新田先生の二人にとってはハッピーエンドと書かれたことが、少しだけ理解できました。

まだまだ、二人にはいちゃいちゃして、たくさんHもしてほしかったので、残念な気持ちは引きずりそうです。
主役の二人がいなくなってしまっては
春抱きは、もう本当に終わりなんだと実感させられます。

新田先生、長期にわたりお疲れ様でした。
あ~でも、やっぱり悲しい(涙)

大神の優しい表情100点満点

1巻から3巻まで、大神の表情が本当に優しくなっていくんです。
最初はただ自分の性欲を満たすためだけの行為だった二人。
本人たちも気づかないうちに、2人の間に本当の愛情が芽生えていたんですね。
最後の「愛してる、俺の大神」いうセリフがこの物語の全てをまとめていました。
それに勝るとも劣らない、大神の宇佐美への溢れんばかりの愛と優しいまなざしを見ると
1巻で見せたまさにオオカミであった大神はいったいどこへやら・・・
最初にただ満たすためだけに大神が宇佐美を抱いた時と
3巻の最後に抱いた時の違い・・・愛に満ちた二人まさに恋人でした。
もー、勝手にやってろってなくらいでした。

そして、私が声を大にして言いたいのは
もう一人のオオカミのシロをこんなにも幸せ一杯の優しいシロにしてくれて
先生方本当にありがとう。

ここで終わってしまうのはホントに残念。
大神達とシロ達2CPのその後はぜひともまたの機会に、期待しています。

次回作も期待大

人外もの、いろいろありますが
この作品は、兎族と狼族という異種間でのいわば政略結婚みたいなもの。
とにかく兎の楓は見た目も性格も愛らしく誰からも好かれるタイプ。
狼の錬はちょっとカッコよくてぶっきらぼう、その上ツンデレなんだけど
かえってそこが可愛くみえてしまいます。
最初は無理やり結婚させられるような2人が
徐々に距離を縮め、本当の意味での番になるまでの
ちょっと笑えて温かいストーリー。
個人的には、今まで人外はあまり好みではなく読まないほうでしたが
比較的評価が高いのと、絵は好きなので購入。
BLとしては少々異色な感じも受けますがこれはこれで面白く
新しい扉を開いた感じです。

『嫁体化』とよばれる
まあようするに、1か月もかけて後ろをほぐしながらあちこち開発していく行為。
毎日毎日、まるで作業のように見える行為ですが
その間にいろんな意味でのお互いの相性を見極める時間でもあり
紆余曲折ありながらも、異種間の愛を成就させるんですね。

ファンタジックであるだけに、いろいろな部分で
動物と人間の狭間での表現がなかなか難しいと思います。
その中で、よく考えられた独特な内容に興味をひかれました。
でも、動物でも人間でもやっぱり最後は愛情なんですねぇ~

可愛い楓とツンデレだけど愛のある錬に
そして、葉菜先生の次回作に期待して神評価とさせていただきました。

不器用な二人

16年かけた不器用な大人の恋。
友情と愛情、理屈ではどうにもならない心の葛藤。

二人ともしっかり自分をもってるから
好きだ愛してるだけで人生を決めない。
相手を思うからこそ、今の自分をしっかり磨き
愛する人に恥ずかしくない人間になる。
魅力的な主人公たちでした。

右山が左京から学生時代にもらった手袋をぼろぼろになっても捨てられずに
使い続ける気持ちがすべてだったように思えました。
あのシーンは泣けました。

最後の最後、男前な二人が男前にHappyにそして大胆かつ盛大なHシーンをありがとう。
さすがナツメカズキ先生。二人の想いと愛があふれていました。
そして、桜とても奇麗でした。

心の叫び多め

定番幼馴染と義兄弟二組のCP。

まずは幼馴染の蒼汰くんと光希くん。
お互いに大好きなのになかなか素直に言い出すことができず
回りくどくあれやこれやと理由をつけてはHな行為にもちこみます。
ちょっと考えればおかしなことばかりですが、本人たちは必死ですから至って真面目。
今回のお話しの見どころは、何といっても二人の脳内の叫びの吹き出しです。
いつもより多めのその声がこのお話しをまた一段と面白くしてくれるのです。
ものすごく笑えるんだけど、可愛くて応援したくなる二人です。

もう1つのCPは吉田義兄弟。
弟の和眞くんは蒼汰くん光希くんのクラスメイト。
蒼汰くん光希くんのお話にも二人が登場しそこから話は始まっています。

義理とはいえ弟として一緒に暮らす兄への思いをなんとか忘れようと
彼女を作ったりHしたりしてみるけどやっぱり本当には忘れられず
どうしても、心のどこかに兄がいて。
好きだという燃え上がる素直な思いと兄や家族の為にその思いを封印しようとする二つの気持ちがせめぎ合う姿が切なすぎます。
兄も兄でおなじ思いを弟にもっていて、和眞の名前を呼びながらひとりHしちゃうところは大人しそうに見えてお兄ちゃんなんとも大胆です。

2つのお話共に、王道中の王道幼馴染&義兄弟ですが
これまた月並みですが、笑えて泣けてきゅんとする
BLにはなくてはならない要素がびっしり詰まっております。

すごく綺麗ですごく悲しい

皆さん揃って書かれていますが、まさに賛否両論ですね。
作品としては、ただラブラブの大団円のストーリーに比べたら内容の濃い色んな方向から考えさせられるお話だと思います。
自分の好みとしては、やはりハッピーエンドの方が好きですし、うえっとなるほどかなりエグいシーンもあり何よりテーマの中のひとつが死であることで、最後があまりに悲しすぎます。そういう意味ではしゅみじゃないのかもしれませんが、斬新な切り口と何で?どうして?というサスペンスの様なドキドキ感、綺麗で悲しすぎるストーリーにあえて神評価をつけさせていただきました。