いるいるさんのマイページ

レビューした作品

PREMIUM レビューアー ソムリエ合格

女性いるいるさん

レビュー数112

ポイント数2539

今年度18位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

愛おしさが枯れることなく湧き続けるような温かさ

恋人になったあとの日々がつづられた続編。

誕生日や旅行、学園祭、ほんの些細な日常、
そして夕さんの卒業までが近づいてーーー。
全ての日常に『愛おしさ』が詰まっていました。
1日1日を大切にしている愛情が感じられます。

夕さんも凪もそれぞれの性格上、
大きなすれ違いはなく大きな波乱もない。
周囲の理解があって立ちはだかる壁もない。
ホンット~~~~~~に穏やかなんですね。

そんな世界がとても心地よかったです。
愛おしさが枯れることなく湧き続けるような感じ。

また初めてエッチをする緊張感も良かった!
いわゆる"エロさ"を感じるエッチ描写ではないけど、
愛し合って初めて繋がる特別感にキュンときました。

(っていうか、)
(前巻の時点でエッチ済みだと思ってたので)
(ッッッッッッッえ??????ってなった)
(そうだ。凪だもんね。箱入りの凪が相手だった)

とっても初々しくピュアな関係性の中に、
長年連れ添って縁側でお茶飲んでる感もあって。
春の陽だまりで寄り添うイメージがピッタリ…!

暖かい日に縁側で読みたくなる1冊でした(﹡´◡`﹡ )

最強で最高なDomDom(∩´///`∩)

待望の単行本化…!!!ですね(﹡´◡`﹡ )
元は去年X(旧Twitter)でバズりにバズった作品で、
私は何回も何回も読み返してニヤニヤしてました。

この作品のオススメポイント。まず、
めっちゃ強いDom×めっちゃ強いDom…!!
なんでCPが成立するの?って感じなんですが、
本人達も理解出来なくて「???」って宇宙猫顔になるのめっちゃ面白いッ!!

コマンドを言われると
素直にペタ~と従って満たされちゃうの可愛い。
めっちゃ強いDomなのに…!!!(←ココ重要)

プレイでほわ~と満たされたあとに
急に我に返ってスンッてなる瞬間もすごく良くて、
ホンワカから一気に激寒の落差に風邪引くわww

あとは安定のゆくえさんなので、
男前受けがカッコイイ!ってとこですかね。
(表紙黒髪が受けです♡)
(マジで癖が安定してるよねスキ!)

テンポ良くコミカルなDom×Domのお話なので
いわゆる支配欲とか暴力的な要素はありません。
斬新で新感覚なDom/Subユニバースになっておりますヾ(*´∀`*)ノ


さてさて。

攻め:OTO
めっちゃ強いDom。
弱いコマンドでもすぐSubを怖がらせてしまい、
中々パートナーと続かず慢性的に体調不良です。

受け:マサ
こちらもめっちゃ強いDom。
パートナーは理解を得た上で3人いる器用な人。
顔良しスタイル良しの元モデルさんです。


OTOがふざけてマサにコマンドをかけたら
なぜか抜群に効いてしまって精神が満たされる。
Dom同士なのになぜこんなことになった???

全く状況が理解出来ない2人でしたが
OTOの体調不良が一気に解消されたのは良いコトで、
当面のパートナー役をマサが請け負うことになります。

その後、何度もプレイを重ねるうちに
ついOTOの本音が漏れてしまってーーーと展開します。


このお話って、
・Domなのに褒められるとうれしい
・コマンドをかけられると満たされてしまう
本来ならマサの方が動揺する事案のハズ…;
Domのアイデンティティが崩れちゃうというか。

しかし!
マサがあまり動じず状況を受け容れるんですよね。
この辺りにマサのカッコ良さが滲み出てたし、
こういうところが本当に器用だな~と思いました。

それよりも問題はOTOでしたね。
そもそもOTOにとってマサは憧れの人なのです。
モデルになったのもマサを追ってのことでした。

憧れのマサとプレイをして、
憧れのマサと相性が抜群で、
憧れのマサの今まで見たことがない顔を知る。

テンパってジタバタと藻掻いてる様子が
年下攻めスキーのツボをガンガン押してくる…!
動じないマサとの対比でめっちゃ萌えました…!

で。普段はカッコ良いマサが
OTOにコマンドかけられて蕩けるお顔がホントに
可愛くて…!!!!
可愛くて…!!!!
可愛くて…!!!!(震える)

そりゃもぅ!OTOが動揺するのもわかる。
カッコ良くて可愛いマサが悪い。(悪くない)
あとコマンドに反抗出来るとこも強くて好き!

そんなこんなで
Dom×Domとして成立してるお話なんですが、
Dom性が強いからこそ唯一無二感があります。

絶対的繋がりが見られる関係性が大好物なので、
めっちゃ萌えました(∩´///`∩)
甘さも抜群に感じられてニヤニヤが止まらない。

Dom/Subの特殊設定はありますが、
明るくサッパリしてて読みやすいと思います。
試し読みがツボなら是非是非…!!!

愛が重い攻め…!

編集部シリーズですが単体でも読めます。

さて。
トキメキ、タメイキ、ルームシェア3巻で、
編集に片思いをする作家として登場した志羽先生。
まぁまぁしつこかった志羽先生…。
まぁまぁメンドクサイ志羽先生…。
今回はそんな志羽先生のスピンオフになります!

お相手の属性や関係性を見て下さい↓↓
 ・幼馴染み関係
 ・過保護攻め
 ・愛が重い攻め
 ・拗らせてる攻め
 ・溺愛攻め
うわ~~~~~~~~!!!!(∩´///`∩)
ドツボに好きな設定ばかりや~~~!!!!
と大興奮。

正直なところぶっちゃけあらすじが一番萌えた。
ただやっぱり私は志羽先生がちょっと苦手で、
メンドクサイなーっていう感想が先立ってしまい;

苦手フィルターがかかったレビューになります。
すみません。


あらすじにも書かれているように、
攻め・藤生の世界の中心は志羽先生の存在です。
志羽先生のためなら転職も引っ越しも厭わない。
志羽先生を甘やかしながらもめっちゃ依存している攻めです。

対して志羽先生は、
 悪く言えば泣き虫で甘ったれ
 良く言えば今も少年のような無垢な人
なんですよね。
藤生が大切に大切に(実質)育ててきた箱入りで。

ゆえに恋に恋してる言動が目立った気がします。
本当の意味で恋愛してる感じがしないな…ーと。
私はこの部分↑が引っかかって萌えには繋がりませんでした。

終始良くも悪くもめんどくせーーーー!!!なんです。
お子ちゃまみたいな志羽先生
長年の片思いを拗らせた藤生
っていう2人なので話が中々進まない進まない;

ただ「愛が重い藤生を当たり前のように受け容れてる志羽先生」っていう図は
個人的にお気に入りポイントです(∩´///`∩)

(写真撮られまくってるのとか)
(藤生の依存気味なところとか)
(志羽先生自身はなーーーーーんも気にしてない)
(愛が重いはずなのに重さを感じてないとこ良き)

恋に恋してる感じが強かったのであれ?と思ったら
続編があるそうなので恋心の進化が楽しみです…!

唯一無二の存在

人気小説コミカライズ2巻。
気になるところで終わってて3巻に続きます♪

本の半分ぐらいのところで原作本編が終わり、
残り半分は原作書き下ろし部分に突入してます。
(分量的には3巻で原作1冊分になるのかな?)

ちなみに一穂さんの書き下ろしはナシ・あとがきはアリでした。

さてさて。さて。

めーーーーーーちゃくちゃ良かったです…!
コミカライズの良さが出てるというのかな?
セリフで想像しか出来なかった表情が、
思ってた以上に!あまりにも!あまりにも!可愛くてッッッッッ!!!!
ひとつひとつのセリフに表情が乗る効果でめッちゃ萌えました(∩´///`∩)

(1巻は原作未読で読みましたが、)
(2巻は原作既読で読んだので違う角度で楽しむ)

2巻は本編の後半、
計と潮が精神的に支え合って関係が変化する様子や
恋人になった2人の間に新キャラが割り込んだりと
見所モリモリで進みます。

プレッシャーに押しつぶされそうな計の叫び。
何も言わず黙って計を信じる潮の穏やかな笑み。

ずっと一人で何でも乗り越えてきた計。
初めて他人を頼り、
ひとりじゃないことが力になって、
潮の存在が支えで唯一無二となる。

計の「ひとりじゃなかった」の一言で涙腺が崩壊しました(;///;)

(今まで見たことないような顔しててね、)
(心が素っ裸になった計が見えた気がした)

難局を乗り越えた後の「国江田計」と「オワリ」
半分と半分が溶け合っていくようでグッときました。

潮の表情も良きですね~!
茶化すようなセリフでも表情は愛おしさがあって。
ベタ惚れっぷりにニヤニヤニヤニヤが止まらない。
初エッチはキュンキュンします/////

あと個人的大好きポイントで、
「ヨシヨシ」
「イイ子イイ子」
「かわいいかわいい」の下り。

コミカライズは潮の手が優しくて…!!!
計がほんのり可愛く喜んでて…!!!
めっっっっちゃくちゃキュンキュンした!!!

甘々好きには堪らんほどスイートな空気で
ジタバタと悶えながら萌えちゃいました/////

計はヨシヨシしてもらうの初めてだろうなー。
全てを曝け出した相手が包み込んでくれるって
ビッグラブが過ぎるぜ♡♡♡

分厚い仮面を被った国江田計のカタルシスがあり
心がとっても満たされた2巻で大満足です…!!

後輩アナ・皆川が加わったことで
2人関係が更に深くなっていくのが楽しみだー!

ドラッグちゃんぽん

作家買いです(﹡´◡`﹡ )

えぬこさん初のオメガバース作品なんですが、
しっかりとえぬこさんカラーに染まってます…!
作風とヒートセックスの親和性の高さも良き…!
設定の使い方も面白い…!!!

重くなりすぎず元気なΩ受けが楽しめました。
カラッと明るく楽しめるオメガバースです♪


さてさて。

βの性機能不全が社会問題となった世界。
βに疑似フェロモンが出る薬を開発している研究員のお話です。

受け:宇佐木 (Ω)
効果抜群すんごい抑制剤を作った天才研究員。
自分の身体で試薬しまくっています。
とっても元気で負けず嫌い。
エッチの途中でも研究を忘れない。

攻め:大神 (α)
αの特性を薬にしようと研究しています。
無愛想で物言いが上からなので誤解されやすそう。


βに効く薬をそれぞれ開発中なので
2人はいわばライバルで競い合ってます。
しかし研究は難航しなかなか進まず…。

そして開発中の薬はヒート状態を起こすモノ。
《実験成功=発情状態》なんです…!!!

発情を解消するにはセックスが必要なので、
利害一致した宇佐木と大神は協力セックスをすることとなりーーー。


薬作る→自分で飲む→発情セックス!
薬作る→自分で飲む→発情セックス!
薬作る→自分で飲む→発情セックス!

これ、やばいループだぞ?大丈夫か?www
でも分析しながらエッチしてるのが良きです。

そんで元々がα×Ωでありながら、
抑制剤を飲んで身体をβに近づけて薬を飲む。
ドラッグちゃんぽんが過ぎるんですよ!!!

だから元々の本能がグチャグチャになり、
恋愛感情が鈍って迷走するのが萌えました////
頭良い人達なのにシンプルなところは鈍いッ!

発情セックスしまくりなのに
恋愛感情面では遠回りしてるのがキュンとします。

あと個人的に宇佐木のキャラが好き。
元気いっぱいでちょっと図太そうなところが
良い意味でΩっぽくなくてニッコリしちゃう。

宇佐木の助手・鹿追さんも良いキャラです。
宇佐木のドラッグちゃんぽんを回避すべく、
シレっと対策とってるのが研究員っぽくないw

マイペースで面白い人だなーと思ってたら、
描き下ろし番外編で切なキュンさせるギャップ!
ぶっちゃけ大神より鹿追さんのインパクト強し!
鹿追さん好きや~~~!ヾ(*´∀`*)ノ

カバー下描き下ろしにはニヤニヤしました♡
やはりオメガバースの楽しみのひとつですね。
可愛かった~~~!(﹡´◡`﹡ )

巡り巡る『血』はどこから…?

1~2巻だけで15万部突破しているようで
おめでとうございまーーーーす!!(∩´///`∩)

・ストーリー 最高◎
・美麗な絵  最高◎
・BL的萌え 最高◎
キッチリと3拍子揃ってますからね…!!!!
重厚な世界観だけど甘さのバランスが良いので
重くなりすぎないところも読みやすいので是非。
(って3巻のレビューに書くことじゃないな…)


さてさて。

3巻は物語が一気に加速しました!
謎に包まれていた部分が次第に明らかになり、
様々な事件が全て繋がって原因に集約される。

あれ?最終回!!?と思うような大団円と、
終わりのような始まりのような次なる序章。
FANGSの世界観がますますディープになっていきます。

事件のキーになっているメギが動き出すと、
イチイの情緒不安定さがマシマシで…!!!
ぶっちゃけ頼りになんないの!マジで!!!
エンを泣かせやがって( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン

ってな感じで、
メギが突然現われてイチイは動揺を隠せません。

けれどエンはエンで、
 ・突然目の前でキスシーンを見せつけらた
 ・キスの相手はイチイと元ペアリング関係
とあっては気にならないハズがありません。

しかし話を聞こうにもイチイの様子が変でね。
2度とチャームを使わない約束をアッサリ破り、
エンの不安を慮る余裕を完全に失っていてーー。

イチイのことを理解したいエンだけど、
イチイ本人が理解させようとしてくれない淋しさ。
悲しみに覆われるエンの表情がすごく切なかった。

そんな中でスギやマリコの寄り添う優しさよ…!
エンが困った時に逃げ場になる場所があってホッとしました。

そしてメギが語る始まりの真相。
30年前の事件やエンが吸血鬼になった事件、
FANGSの成り立ちなども明らかになります。

吸血鬼のお話っていうより神話みたいでしたね。
始まりの5人の獣について考えると、
脳みそが捻れて捻れて宇宙まで飛んでっちゃう。
(3巻を踏まえた上で1巻から読み返してムンク顔)

そんな中でですね。
ペアリングに悩み続けたエンが答えを出します。

それを聞いている時のイチイの涙。
そしてそのあとに始まるセックスは
神々しいほど美しかった。マジで。美!!!

エンがしょんぼりしてるシーンが多かったから
幸せそうに笑ったときはもぅ嬉し泣き(;///;)
イチイも幸せそうでキュンキュンキュンキュン。
あーーーーー堪らん!!!!

長く生きる吸血鬼だからこそ
過去の痛みとも向き合う時間が長くなる。
気が遠くなるほどの時間を痛みと共に…。
FANGSを読んでると不死について深く考えさせられます。

そして最後の最後に落とされた爆弾。
えッッッッッッ!?!?(゚Д゚)!?!?
思わず1巻から読み返しちゃいましたよ…;;

そもそもFANGSとは何か。
今まで見てきたモノすらひっくり返っちゃう。
めっちゃ面白いです。ますますハマりました!

※余談※
2巻は官能的修正だったけど3巻は白抜き。
ぴえんぴえん(;∀;)

ロウーーーーーー!!!!( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン

ストレートな感想としては、
思ってたよりラブラブターンが少なくて…アレ?
2人がガッツリ絡むのほぼ最初と最後だけやん!
ーーーってなる。ぶっちゃけ。
(厳密には最初と最後だけじゃないけど感覚的に)

1個だけどうしても許せないセリフがあったので
ロウザマァがちょっとめっちゃ見たかった!
佳乃はロウに甘すぎなんだよーーーーーー!
もっと!焦らして!怒って!苦しめてやりな!!
(地団駄地団駄)
(泣いて謝るまで許さなくていいのに(・3・)ブー)

とか思いながら、佳乃の優しさに癒されました。
ロウのダメなところはリアルだなと思いました。
年下攻めスキーとして大満足です♪


さてさて。

今回はロウが晴れて社会人となり
職場で知り合った人との関わりなどが描かれて、
ロウにとっての『愛の難しさを知る』お話です。

職場の子が心配でほっとけなくなって、
泊まり込みで様子を見るために佳乃との約束をキャンセル。

もちろんやましい気持ちは微塵もないので
佳乃にはすべて説明して理解を得ています。
けれど佳乃の本音としては理解と納得は別の話でーーー。


人生イージーモードで苦労せずに生きてたロウさん。
 ・デリカシーのなさ
 ・佳乃に対する想像力がなく鈍感なところ
 ・基本的に悪びれないところ
 ・とにかく!デリカシーのなさ! (2回目)
ーーがガシガシ伝わる感じでお話が進んでいきます。

前巻でも言及されていたけど
ロウの恋愛観はチート過ぎて受け身なんですよね。
故に好きな子の気持ちを考えて動く経験がなかった。
だから佳乃の気持ちまで想像が及ばないんですよね。

まぁ…、人は簡単に変われないよなー…と。
急にスパダリになれるワケなんてないし、
ロウの配慮の足りなさはリアルだなと思いました。

佳乃はモヤモヤを抱えることになるんですが、、、
個人的に怒る佳乃が新鮮で…!!(∩´///`∩)
スンとした虚無の表情すら美しかったんですよ…!

(「ゆうべその人のところ泊まった」の表情!)
(ふいに未亡人感が出るのが佳乃なんだよなぁ)
(マジ憂い美人)

まぁ…、怒ってても優しいんですが。
もっともっとロウに反省させてやればいいのに…。

今回はロウが軸になって展開する中で、
「佳乃」と「佳乃以外」で違いがあって萌えました。

・佳乃以外には…
メンタル強すぎる。何を言われても気にしない。
嫌われても気にしない。キツイ当たりもスルー。
コミュ力抜群で気配りもする。

・佳乃に対しては…
佳乃に嫌われるのめっちゃ怖い。メンタル弱い。
佳乃のことになるとすぐに不安そうな顔になる。
そのくせ佳乃の気持ちには鈍感。

この違いにキュンキュンしました(∩´///`∩)
特に不安な顔してるのめっちゃニヤニヤする。
佳乃にしか心が揺れないのがすごく好きです。
もし佳乃に冷たく拒否されたらロウは死ぬほど落ち込むだろうな…ふふふ。

佳乃の前では"かわいいロウくん"なのも良き。
前回冒頭の大人びた印象は消えて、
佳乃の前では素の年相応なロウが見られます。

かわいいって言われて拗ねるロウは
年下攻めの可愛さがギュッと詰まってました…!

あと佳乃がタバコ吸うシーンが
似合ってなくてめっっっっっちゃ可愛かった!
ギャップ萌え!ギャップ萌え!!(∩´///`∩)

タバコなんて大人なアイテム出しながら
"好きな人とやってみたかった"てピュアかよ!!
佳乃は終始可愛くて可愛くて心もかわいい+゚。*

帯に書いてある『愛の難しさを知る』。
ロウにとってはまだまだ成長の余地有りですね。
佳乃と過ごしながら愛を深めていっておくれ…。

現段階のロウでは佳乃を任せられんので、(何様)
精神面も大人になったロウ×佳乃で続きが見たいです。
(「フリーだったら有り」の発言だけは絶許)

余談追記
通常版は電子で、
特装版は紙本を買いました。

特装版に入っていたのは
・両面印刷のダブルカラー表紙
・カバー下 ニコのキャララフや設定
・カバー下 描き下ろし漫画(1P)

↑これらは通常版にはなかったので参考までに。

1巻とは違う意味で罪深い〜!!!

罪意識の強さが前面に出てた1巻に比べて
2巻は初恋の甘酸っぱさが感じられた気がします。

これがもぅめっちゃ良い~~~(∩´///`∩)

年の差だったり、性知識の差だったり、
後ろ暗い気持ちを抱えながらも想い続けた廉の恋。
近くに居すぎて気付くのが遅れたなっちゃんの恋。

幼馴染みという近くて遠い関係の中で
モダモダと恋をする姿がめっちゃアオハルでした!
キュンキュン泣けてしまったーーー!!(;///;)

ショタ時代の2歳差は体格差も含めて大きいです。
背徳感が漂って廉の強い罪意識が印象的でしたが、
高校生になれば、大人になれば、たった2歳差なんですよね。

ごく普通の『高校生の恋愛模様』に変わっていき、
少しずつ廉の罪が消えていくようでグッときました(;///;)


さてさて。

ストーリーとしては
恋に気付き、悩み、幼馴染みゆえに遠回りして、
すれ違いながら2人の関係が少しずつ形を変える。
ごく普通の高校生が恋が等身大に描かれています。

当て馬はいません。大きな波乱もありません。
けれど上手くいきそうでいかないもどかしさに焦れ焦れします…!!!

個人的にドツボなのは廉の不器用さ。
なっちゃんのことが好きで仕方ないのに前に進めず、
結果なっちゃんに誤解されちゃってね。おバカめ…!

廉の世界はすべて"なっちゃん"一色で、
なっちゃんの望むことならなんだって聞くのですね。
それが廉にとってとても辛い選択だったとしても…。

なっちゃんがそうしたいならいいよって。
本当は嫌なのにさ!めっちゃ落ち込むくせに!(;ω;)
でも攻めが凹む姿は性癖なのでめっちゃ萌えたーー!!

そんで廉が初めて見せる涙でグッときます。
涙腺緩みまくりでもらい泣きしちゃいました(;///;)

で。なっちゃんもなっちゃんで沢山悩んでます。
廉の気持ちに全ッッッッッッく気付いていないので、
いろいろ誤解してはいっぱい傷ついちゃっててね…。
不安に揺れる姿が切なキュンでした(;///;)

そして幼馴染みから恋人へ変化していく描写で、
 ・甘えるようになった廉
 ・対等に頼らようとするなっちゃん
って感じで緩やかな変化にキュンキュンする…!!

廉が背負った罪の意識をなっちゃんが浄化させてく。
めっちゃエロエロの中にカタルシスが感じられます。
(泣きながらキュンキュンするドエロって…)
(浄化エロスが最高すぎるんだが!!?!?)

んで浄化エロスに萌えながらも
なっちゃんの天然ドエロは罪深いなぁ…と。笑
廉が振り回される気持ちがよ~~く分かる。笑

そういえば…、Qpanoに掲載されてたっていう
交際中のショート漫画は収録されてませんでした。
読むのをけっこう楽しみにしていたので残念;;

帯に「初恋・完結」と書いてあるので、
恋人になった彼等の続きがあると信じてますよ…!
その時はショート漫画も収録して下さいませ(>人<)

箱入り息子同士ですが

「お金ありきの関係ですが」のスピンオフ作品。
シリーズ通してだと3作目に当たります(﹡´◡`﹡ )

単独で読んでも大丈夫な内容になっていましたが、
スピン元のキャラも登場してますので未読の方は是非。
順読みだと『白澤巡』というキャラ立ちが楽しめます。

(秘密ありき~を先に読んじゃうと、)
(お金ありき~2巻のネタバレを知っちゃう感じかな)
(お金ありき~2巻の巡は前情報なく読む方が面白い)



以下ネタバレ含みます。


受け:倫太郎
老舗旅館の箱入り息子で真面目な良い子。
親の顔色を窺うクセがありNOと言えない性格で、
頼まれ事を断れずに引き受けることもシバシバ…。

攻め:巡
関東全域を仕切る大物ヤクザの息子。
秘密にしてるので普段は人畜無害を擬態してるけど、
背中にはエグい刺青がしっかり入ってて武闘派の人。
人を殴るのに躊躇はない。

巡の表と裏の顔は全くの別人です。
表情から雰囲気に至るまでしっかり擬態していて、
大学では"優しく温和な白澤先輩"で通しています。

そんなある日、
倫太郎は街中でヤクザに助けてもらったのですが、
助けてくれたヤクザが"白澤先輩"だと気付きます。

倫太郎に秘密を知られてしまった巡は
倫太郎の卑猥な写真を撮って脅して…と始まります。


巡のスピンオフめっちゃ嬉しいです…!

表と裏の顔を変えるギャップがたっぷりと…!
巡がヤクザのお仕事してるシーン多めなので、
キレちゃったスイッチ入る巡も登場して大興奮♡
(目がイっちゃってる巡が好きなのですよ…///)

法外な場所で危ない世界に生きる巡と、
堅実な真っ当な世界に生きる倫太郎。

住む世界が違う部分にフォーカスが当たってお話が展開してました。

立場は違うけれど2人とも箱入り息子同士で
割と気が合って一緒に過ごす時間が楽しくてね。
脅しから始まる割にすぐに仲良くなるんですね。

けれど巡の周囲はカタギはやめとけって釘を刺す。
牧や真も同意見で倫太郎に深入りしないよう促す。

これに関しては巡もわかっているのです。
ヤクザに関わると今度は倫太郎も危険に晒してしまい、
倫太郎との関係に迷いが見られるんですね。

多分、巡はずっと大事なものを作らずに、
本音で話せるような友人すらも作れずに、
心が寄り添える相手を最初から諦めてたのかもしれません。

手放すことに慣れてしまっている巡にとって
倫太郎が初めて側に置く大切な人っていうね…!

巡が大切な人を作るってけっこう大きな覚悟だと思うのですよ!!!

倫太郎も倫太郎で、
いざとなったら腹が据わっててカッコ良いです…!
「守れる男になりたい」の言葉がグッときました。
巡の裏の顔も丸ごと包み込むような大きさを感じます(∩´///`∩)

あと倫太郎は性的経験がない割に
無自覚でとってもエッチでとってもエロいです!
巡さんメロメロメロン(♡///♡)になるのわかる。

あと限定版小冊子の巡は執着攻めの片鱗が見えて、
もぅもぅ大興奮です…!!!最高…!!!

少し引っかかるのはちょーーーーっとね、
巡が倫太郎に惹かれた部分とか、
倫太郎が巡に惹かれた部分とか、
移り変わってく心理描写が少し弱かったかな。
気付いたらお互い好きぃ!ってなっててぶっちゃけ「あれ?」ってなる;

でも好きなシリーズで念願のスピンオフだったので楽しかったですヾ(*´∀`*)ノ

両片思いのバイブル

これはキュンキュンが止まら~~~~ん!!!

・甘々BLが大好き
・両片思い大好き
・周囲が温かく見守る両片思いがツボ
・全てがノロケにしか聞こえんぞ…?
・焦れったい!!!が、それが最高!!!
・名字呼びからの名前呼びで萌えたい!!

ーーーという本が読みたい人に超オススメ。

同じ職場で元恋人という関係でありながら
5年も!5年もの間!片思いしてるんですよ!!

よくもまぁそんなにすれ違えるな?と思うでしょ。
そう。それこそがポイントで、
2人の関係が拗れに拗れた原因も描かれています。

(結局似た者同士なんだよな~~~!!(大の字))
(過去エピはもぉぉ切なキュンキュン(;////;))

これはもぅラブコメを極めたラブコメですね。
個人的には両片想いの金字塔・バイブルetc.
あらゆる言葉を並べ尽くしたいほどドハマリしてます。

・・・いや、認定して良いと思いませんか?
『両片想いのバイブル』(イイと思う…!)(独断)

あと特筆したいのは片思いダダ漏れの表情。
感情がたっぷり感じられる表情の描き方が+゚。*神*。゚+

あとエチエチはそんな多くないのに超エッチ。
ラブたっぷりで熱さが伝わるタイプのエッチ。
も~~~我慢ならん!って感じの性急さも良き…!

試し読みが好みなら絶対に読んで欲しい。
最高の両片思いで最高のラブコメです(∩´///`∩)