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待ってました!!

セキモリ先生の新刊を今か今かと楽しみに待っていました。期待を裏切らず安定の面白さです。


攻めである獣医の啓人は電波さんと電波さんとあらすじで言われておりますが、そんなに電波ではないです。常識はあります。
啓人が見た夢の中で啓人はマフィアとして維田さん(ボス)の直属の部下として働いており、それを前世だと言い切って維田さんに告白するのは確かに電波的ではありますが…。
それを信じてしまう維田さん、とても可愛いです。

啓人は料理ができたり維田さんの好みを知り尽くしていたりするので、維田さんが徐々に絆されていきます。
啓人が維田さんの色んなことを知っているのには訳があるのですが、真相が明らかになってしまうので黙っておきます。

表題作のほか、なんと!サエズリルール(前作)に出てきていた主人公達(芸人)の先輩芸人であるヤネスケ(コンビ名)2人のお話です。この2人のお話が読めるとは思ってもみなかったので本当に嬉しかったです。

どちらの話も適度に甘く、くすっと笑える優しいお話で大変良かったです。次回作が待ち遠しい…。

期待して読んだだけに…

銀狼の婚淫のスピンオフ?裏世界的なものらしく、発売をすごく楽しみにしていました。


(※かなり物語の内容を端折ります)
アレシュの世界のお話が悠羽の世界ではタペストリーとして描かれているため、アレシュのいる別世界へ急に飛ばされた悠羽はその国の未来がわかる預言者としてアレシュ王を支えていくのですが、前作の銀狼の婚淫同じく暗めの物語が淡々ととまでは言いませんが…進んでいきます。

未来が見えているだけにタペストリーに描かれているままに世界が進んでいくのですが、未来がわかっていても中々にドキドキしました。

この話の良いところは悠羽が健気で可愛くてアレシュに対して何の疑いもなく誠心誠意尽くしているところですかね…。アレシュもかなり優しい方なので二人の関係が落ち着いていて…というか落ち着きすぎてる気もします。お互いに信頼し合っていてかけがえのない存在で絆が深い…出会ってそんなに経っていなくてもここまでの信頼が生まれるのはやっぱり運命なのでしょうか。

アレシュも悠羽もキャラ的にはとても好きな感じなのですが、話が盛り上がりに欠けているので読後に何も感じませんでした。内容とページ数の割にさらっとしている気がします。
もうすこしハラハラさせて欲しかったです…あと狼の話も見たかったなぁ。

狼の王様シリーズもっと続いて欲しいですね。

物語が淡々としすぎている

違う出版社さんから出している義月先生の既刊本を読み、中々良かったのでこちらの新刊も買わせて頂きました。

まず最初に思ったことは文章が読みにくいため感情移入しにくいということです。彩貴目線で話が進んでいるはずなのに途中途中で征臣目線が入ってくるので少し混乱しました。
内容としては著者様が巻末に言っている通り傲慢ドS攻めに高飛車な受けを屈服させる(征服させる)お話…おおまかに言えばそうなのかもしれませんが、征臣はそんなにドSでも傲慢でもないと思います…。受けの彩貴は高飛車ではありますが、本当の気持ちに背いて反動的に言葉を返しているから高飛車に見えるのかな…?

物語は二人の出会いである小学生〜社会人(社長と院生)までを描いており、お話は淡々と進んでいきます。
色んな障害はあるものの全て上手くいきすぎて物足りないです。もうすこし征臣の苦悩する様を見たかった気もします(彩貴で散々悩まされているので一応苦悩?はしてますが)。
彩貴は彩貴で感情をあまり表に出さない&顔にも出ない人なので物語がより淡々として見えます。

一番に言いたいところは萌えが足りない。
ラブラブなシーンがほぼないのです。最後になって急に彩貴がデレ始めるのでよくわからず終わりました。
この作品の萌えどころは何か?読み終わってから考えましたが一向に浮かばず…二人のすれ違いが多すぎるせいか、どこでそんなに愛が芽生えたの?状態でした。(会わない間に想いが募るのはなんとなくわかりますが)

色々と中途半端な感じなので盛り上がりにかけるのかもしれません…。もっと執着してる姿が見れたら良かったかなと個人的に思いました。

次の本に期待しています。

文章が…

あらすじを読んで惹かれたので購入しました。
内容については前の方がわかりやすく書いてくださっているので、省略いたします。

小説を読んで一番に思ったことは、内容云々よりもかなり読みづらい文章だなと思いました。
言葉でその状況を詳しく伝えようとしてくださっているのはわかるのですが、説明口調が多く、第三者からみた状況という感じがします。また登場人物の口調も固いと言いますか…全体的に文章が固いです。しかし最後の方になると人物が感情的になるせいか言葉が人間らしくなるので、後半になって物語に浸ることが出来ました。

この物語は時広、アーサー交互に両方の目線でお話が進むので、この時こんなこと考えてたのか〜と知れて面白かったです。基本受け目線でお話が進むのが好きな私でも難なく読めました。(ただ短い章でパッパッと目線が変わるので読むのに少し疲れました)

物語は非常にゆっくり進んでいきます。
アーサーははっきり言って紳士な性格ではないですが、時広に対してだけは紳士です。手を出せない理由が様々あるせいですが、ここまで手を出さない攻めも最近のBLでは珍しいかと。

お話の本筋的にはシンデレラストーリーではありますが、内容は甘々ではないので一風変わっていて良かったです。(全体的に甘々じゃないせいか想いが通じあった途端一気に甘くなります…むず痒い)

あとは時広の親友である大智。すごく優しくて友人思い…いや、時広思いで凄く魅力的でした。

辛い過去が多いけど全体としては重くない

タイトルに惹かれて購入しました。
慈しむ獣、愛する男…まさにこのタイトル通りの内容でした。クールで無愛想だけど本当は凄く優しくて愛に溢れてる神代…主人公の広夢はかなり辛い生い立ちで悲しい想いもたくさんしてきたけれど、可哀想な子にならずに済んだのは神代のおかげでした。
ただ幼い頃の辛い記憶のせいで広夢が神代への恋にかなり悲観的になっていたので、読んでいて胸が苦しくなりました。
さらに神代も広夢も言葉足らずというか本音を隠してるのですれ違いが多いこと多いこと…。

狼のクラは広夢にとって本当の意味での心の拠り所であったと思うので、居てくれて本当に良かったと思います。いなかったらどうなっていたか…。

かなり初めの方でクラと神代についてわかってしまいましたが、それでもこの作品はとても楽しめました。

神代の過去とかもう少し知りたかったです。
あとは、あとがきに書いてある内容…作者様!それを入れてくれれば神評価でした!!!

あまり関係ないですが、広夢の口調…〜だもの に違和感を感じました。何回も使われているので作者さんが意図して使ってるのだと思いますが…可愛さを表現したのか?謎です。

なんだか物足りない…

主人公のソラは猫でも人間でも健気でとても可愛らしく、性格も良いのでかなり好感がもてました。
他の動物たちとの関わりも見ていて楽しかったです。

ただ始終甘々なだけにかなり物足りなさを感じました…サラーっと流して読めます。
なんか一波乱あったら良かったなぁ。人間の姿で外に出れない(猫の姿に戻ってしまう)ので一波乱の起きようもないのかもしれませんが。
ソラ目線のため桜坂さんがどんな思いでソラを好きになっていったのか、それが少し分かりづらいです。単純に素直で健気で可愛いところに惹かれるのは分かりますが…。
元猫というのは置いといて、男の子を抱くのになんの躊躇いもないのか…?先生の反応を見ていると実はゲイ?とも取れる気がしますが。

終わり方もサラッとしてます。
え!ここで!?みたいな感じです…後日談とかもう少し見れたら嬉しかったです。

最初から最後まで突っ走って終わる

前レビューの方も言っている通り、萌えないBLでした。
ここまで萌えないのは初めてかもしれません。

心理描写やLIVEの躍動感などは凄く良く描かれているとは思うのですが、一人一人のキャラに入り込むことが出来ず読後置いてけぼりという感じでした。
あとは主人公の女好き?というよりSEX好きなところが男らしくはあるのですが…なぜか引いてしまいました。
真っ暗闇での乱交で間違って男をヤるあたり…いくら華奢でも骨格で分からないのかと。
あとは主人公が受けだったらかなり良かったかもしれません。

個人的には初っ端に出てくる女の子のお兄さん(ヤクザ)がかなりツボでした。ヨルによって目覚めたお兄さん…今後が気になります。

これも一種の愛の形なのでしょうか…

好きな作家さんということで今回この作品を買わせて頂きました。
腹黒い兄という設定は何度も見てきましたが、この作品は兄が腹黒いというだけでなく内容に全く愛が見えず、一体この物語の何が良いのか私にはとても分かり兼ねました。
どんなに腹黒くても病んでいても、相手を好きという気持ちが見えれば良かったと思うのですが…。
可愛らしい弟が変貌する姿や惨めな姿、愛情なのか何なのか全くわからない行動と言動をとる兄を見ていてとても悲しくなります。



可愛いぽっちゃりでした

帯に体重90kgとあったので、ぽっちゃり?と思いましたが…絵柄が可愛いためか見た目はちゃんとぽっちゃりで安心しました。
話の方は野球部の部長との恋愛話ですが、やはりぽっちゃりを意識した話作りになっており、その体型だからこその主人公の恋愛に対する悩みなどもあって非常に面白かったです。
ただ可愛い絵柄ではありますが、結構体のお肉がしっかりついることやすね毛があったり臭いがきつかったりと生々しい部分が多いと思いました。
ですがそれがあることで作品にリアリティが増し、ぽっちゃりには色々な悩みがどころあるということがよくわかりました。
色々言いましたが主人公が非常に可愛らしいので、読み進めていくうちに気にならなくなるとは思います。

表題作の後日談では社会人の二人が登場します。
高校生時代の話はほんわかしてますが、後日談は・・・幸せそうでなによりでした。


同時収録されている「深い森」は表題作と打って変わってシリアスです。表題作とのテンションの落差についていけない部分もありましたが、この作品も人の気持ちがよく描かれていて良い作品だと思います。
ですが、最後の終わり方がこの作品にとっては最良の終わり方だと思うのですが…もやもやが残り私には少し不完全燃焼気味でした。
出来ればこの2人の後日談も読みたかったです。