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一歩進んで二歩下がるような構成

1、2巻一気に読みましたが、2巻の最後の方からはさーっと読みました。

辛口です。

まず1、2巻を通してリオがユリヤのどこを好きになったのか、いつそんなに好きになったのか不明。ユリヤも同様。
まだリオがユリウスを好きになる理由はわかりました。
あとユリヤとユリウスが同一人物だったのは結果オーライとして、途中まで別人と思ってて、どっちか選べって言われたときにリオは完全にユリヤを選んだんだよね??
なんかな〜と思いました。同じ人を愛してたんだねとか言ってましたけど、一度どっちか選んでるし、ユリヤを愛してるからみたいなこと言ってたのでその時点で同じ人を愛してるとは違いませんかね??

あととにかく、話が進まない!!!!
それがもう死ぬほどイライラしました。
記憶を取り戻すことに対する考えや、それが必要だというくだりなど、グダグダグダグダと……。
もうそれはもうええわ!!って感じでした。汗
記憶を断片的に思い出すシーンも、思い出すシーン全部終盤まで同じだし。
またそこしか思い出さんのか……と。
なんていうんですかね、話が進んでるけど進んでないというか、テンポが悪いという以前に、謎かけをしてるようで、結局ループさせてるだけなんですよね。
だからイライラするのかな。
黒幕などもわかりやすいし、2巻で明かされる謎も、個人的に気持ちよくありませんでした。

ストーリー?重視なのか、BL的要素もかなり少ないし、説明ばかりです。

3巻は買わないと思います。
次回作に期待。

朝丘先生らしい物語だと思いました。

昔から朝丘先生のファンの者です。
朝丘先生の本は全て購入しています。

ネタバレあり+今回の話はThe朝丘戻という感じだったのでレビューしたいと思いました。が、厳しいコメントもあります。

【萌え的な感想】
今回のお話は、社会に色々揉まれて、頑張るの疲れちゃったんだけど、お金貰うために仕事してる…って感じのバツイチ30代前半男×これからも未来があってピチピチの高三受験生だけど、ゲイのせいでクズ継父に精神的にいじめられてる男、という設定でした。
個人的には攻めの、あー大人になるとこういうのあるある!が共感できて面白かったです。次いで、若い子にやる気貰ってるところが可愛くて萌えでした。ラストには、攻めが前向きに仕事に取り組む姿勢になって胸がスカッとしました。

今回はアニパーというオリジナルSNSが主軸となって物語が進んでいきます。
坂道のソラのスピンオフ作品とのことですが、坂道のソラより会話文やSNSの設定などの説明が多いと感じました。
そのため、SNSに好感を持てない人は絶対読まないほうがいいと思います。
操作に関して詳しく説明があり、チャット会話ばかりなので、経験のない方などは首を捻ってしまうこともあるかもしれません。
会話文大好き! とか巷で流行りのちゃんねる系なんかが好きな人にはオススメです。

お話は綺麗に纏まっていると思いました。
ところどころ首を捻る箇所は何個かありましたが微々たる程度。
幼馴染のとあるカミングアウトには声に出して「え!?」と驚いてしまいましたし、攻めの会社での同僚兼ライバルの男が受けにSNSでちょっかいを出してくるのですが、その男とのやりとりがバレてしまう過程などが自然で、ストーリー展開がうまいなぁと思いました。
受けはネカマをしているので、バラすときは冷や冷やいたしましたし、その後の攻めの感情なんかもどうなるのかと最後までドキドキしながら読めました。

【以下残念な点】
モブが多い!
名前覚えられない…。
モブだからか、そこまでキャラ設定してないのかしれないんですけど、なんかみんな同じような口調とか性格でとにかく覚えられませんでした。
覚えられたのは忍とタナと受けの家族くらいです。
SNSが主軸なので余計かもしれませんね…(汗)

で、以下はこの作品としての残念な点ではないのですが、先生の作品の全体としての感想なんですけど、
受けと攻めのキャラ設定に(またか)と感じました。
いや、設定というよりキャラクター?ですかね?
似てるんですよね…。ストーリーなどに好みのパターンが入ってしまうのは仕方ないとしても、せめて口調とか変えられないのかなーと思いました。
〜だもの、とか〜しなさいとか、受けの友人ポジの子のちょっと性格悪いけど、なんやかんやでいいやつ、みたいな設定も全部一緒!!
全部読んでるから言えるんですけど、ほんとに一緒にしか感じないです。
朝丘先生は恐らく、キャラクターを『動かしてる』んだろうなと思います。
キャラクターが『動いてる』んじゃないんですよね。
作者の言いたいこととか考えてることとかを、とにかく話させようとしてるから、『動かしてる感』が強く出てしまってるんじゃないかなって思いました。
実際はもちろん動かしてるのでそりゃしょうがないことなのですが、でもそれを出さないようにキャラクターに命を吹き込んで欲しいな。

ただ今回の作品は朝丘先生らしい、心の動きが丁寧に描かれた、かつ、展開なども綺麗なお話なので、気になった方は是非読んで欲しいです。