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女性雪村さん

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今年度1126位

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あちらに見えますのが、好きぴだけに見せる顔でございます(表紙)

煌びやかなイルミネーションの前で両手を広げる世くん。その視線の先にいるのは一体誰なのか...??そんなわくわくから始まる作品です!

過去の恋愛から、「恋愛が苦手」になった主人公のリーマン・世くんが、謎の一夜の相手を探るお話なのですが、
謎解きだけじゃなく、登場する四人すべての愛や恋が詰まった作品になっています。
そこがとっても面白い...!この作品の魅力のひとつです!

【四角関係】って言うと、どうしてもメインのカップルに焦点が当たるので、
残された人たちって雑に描かれたりとか、残されたもの同士でくっついちゃったりとか、なんでやねん!!!って突っ込みたくなることありませんか...私はあります。笑

でも、とのこいは、きちんと4人それぞれを繊細で丁寧に描かれていて、こんなんみんな好きになっちゃうじゃ~~~~~~ん。。ずるいって思わずなってしまうくらい、4人それぞれに魅力溢れて、感情移入してしまう作品です。

なんと言っても!!!
世くんを取り囲む謎の一夜の相手候補の3人の男たち、めちゃくちゃいい男なんです。
毎日ごはんを作ってくれたり、見えるところでも見えないところでも世くんを想って色々(?)していたり、スパダリ100点✨️なエスコートしたり.....
結婚させてくれ...って何度思ったことか.....‍(泣)

そんな3人に想われる世くんも、良い意味で「天然人たらし力」(超褒め言葉)がカンストしてて。まじで愛おしい。愛さずにはいられん!って訳よ。
そして私は【甘え上手な年上】という新しい扉が開きましたありがとうございます。感謝。

そしてそして!
朝丘先生の紡ぐ言葉とラブコメのマッチが大天才。
朝丘先生の作品の中でもいちゃらぶシーンが大好きなので、先生が描く会話のテンポだったり、心情表現だったり、小説読むのが苦手な私でもするする読めて、
朝丘先生の作品ってこんなにもラブコメとぴったりなんだなぁ!と感じました。
もっといっぱいラブコメ書いて欲しい.....。全部読むから!!!!

絶対両思いじゃんーー!!な、もだキュンいちゃらぶも、
相手の幸せを一途に思うが故の切なくも温かな愛も、
ごはんを一緒に食べてただ幸せを感じるようなささやかで愛おしい日常も
かけがえのない幸せがすべて詰まってます!!!✨️
そう、これは\\全人類大好きな//ハッピーセット✨️

明日仕事なのに、こんな長文を書いちまった私とおんなじ気持ちを味わってほしーーーい!
是非!この冬にぴったりな、とのこいと出逢ってください!

今年いちばん大好きだー!!!

BLアワードの得点今日までだということにさっき気づきました!!!
なので一言だけ!
かずとと歩和(あお)、ふたりの人生がぎゅっと800ページに詰まった作品です。もっとたくさんの人に出逢って欲しい!!!

大好きだーーーー!!!!!

朝丘先生のこれまでの作品と、新しさが詰まった作品です。10年間先生の作品を読んでいて、なんだろう、新境地を感じた。

少しでも気になったら、ダリアさんのホームページで試し読みできるよ︎左の半分くらい読めるのでとても良き!

この作品は、本当にネタバレなしで読んで欲しいので、一つだけ私が好きな場面を。
左で、ハナ少年がお風呂を沸かす時、給湯器パネルの自動音声に向かって「お願いします!」って言う場面があるんです。
小さい頃、誰もがナビだったりぬいぐるみだったりテレビに向かって会話したことあるじゃないですか…?
そんな些細な日常を描く場面がたまらなく好きで。
読んでいる中で心がきゅっとなる場面ももちろんあるんですが、こういうきゅんとした場面に
「あぁ、彼らってこの世界で生きてるんだな…」ってオタクは思うわけです。なんて幸せなんだろう。

そんな何気ない日常を描く朝丘先生が大好きなんだなと思いました。

それと、言葉にも注目して欲しい。
例えば、登場人物の「かずと」は一人って書いてかずとと読むのだけど、
はな少年や歩和(あお)は「かずと」と、でも母親は「一人」と呼ぶ。
「歩和」は「あお」「アオちゃん」「歩和」みっつの呼び方がある。
それぞれの距離感や関係性を示しているので、是非読んで欲しいなと。

コミコミさんの小冊子まで読んでください

小冊子までが本編です。ぜひ有給を取って作品に浸っていただきたいです。

アニパーシリーズ、エデンシリーズから、少しずつ作風に変化を感じます。年々、朝丘先生の作品はボーイズ界の垣根を越えようとしているのではないかと。BLにとらわれない、一般文芸のような作品だと私は感じました。だからこそ、くっつくまでじゃなくて、2人の人生が見たいと思う読者様には刺さる深い作品なのではないでしょうか。さらさら読める作品なんかじゃないです。読了まで凄く時間がかかりました。
細かいこだわりが凄くて。ここ好きポイントに貼る付箋を何度買いに行ったことか。

ページ数の関係で付き合うまでが駆け足に感じましたが、心情描写も丁寧に描かれているので、感情移入がしやすくて、前半はなんで唯愛(いちか)は学(がく)を想い続けられるんだろうと、泣きました。でも恋ってそんなもので、忘れられない人がいるとそうなってしまうのだなと。
前半分からなかった学の言動や想いが、後半に学視点で描かれるので、そういう事か…と腑に落ち、作品の構造として素晴らしいと思います。
切なくて苦しい、でもあたたかな作品です。少しでも多くの方にこの作品が刺さるといいなと思っています。

幼馴染への「好き」が恋に変わる瞬間。

アニマルパークシリーズ5作目。これまで続いてきた四作品の四組のカップルたちと、「窓辺のヒナタ」「氷泥のユキ」に登場した忍と直央のお話が読める幸せがぎゅぎゅっと詰まった作品です。

そのなかでも忍と直央についてのお話が大好きなので、おすすめポイントを語ります。
 「窓辺のヒナタ」に主人公「日向」の義弟である高校生の「直央」と幼馴染の大学生の「忍」の恋模様を描いた表題作から始まるのですが、これがもうきゅんきゅんがとまらないんです!!!!!読んでほしい!!!!!
 (余談ですが、忍と直央についてというか、今作について言うと、実は前作の「月夕のヨル」で完結の様な形で、忍と直央は描かれないのかもという感じだったので、今回朝丘先生や編集さま、さらには読者様の声が、輪が出来たからこその作品でした。本当に素敵なことだなと思っています…。本当にありがとうございます…。)

 朝丘先生と言えば、スパダリ彼氏攻め平凡大学生受けの年の差ラブが上手…というド偏見(とても失礼…)があるのですが、学校でゲイばれしてるけど実は一途で童貞な大学生×家庭環境が複雑で「忍」しかよりどころが無くて、でもゲイに対して偏見を抱く高校生(語彙力…)というこの前途多難な感じがとてもいいんです…。年の差のあまりない幼馴染どうしの「好き」が恋に変わる瞬間ってとても良くないですか…????私は好きです。

 朝丘先生は心の描写や葛藤を描くのが本当に素敵で、忍視点、直央視点それぞれで描かれているから、感情移入しまくりで、途中何度も泣きました。ネタバレになるから言えないんだけど、途中すごく辛いシーンがあって二人をものすごく応援しました。二人とも、言葉足らずなところがあるのですれ違ってしまう所や両片想いな所、とてもしんどかったです。

 大学生の忍は一人暮らしをしているので、二人はぷち遠距離なんです。そんな中で二人をつなぐのが「アニマルパーク」という、アバターを使ってチャットやコミュニケーションの取れるアプリ。このアプリを主軸として、過去四作品と今作も繋がっているのですが…。二人のアバターにも意味があって、読みながら「なるほど!」となるのですが、ぜひ読んでください…。

 またまたド偏見なのですが、くっついて終わり!!みたいな作品ってよくあるじゃないですか…。でも「晴明のソラ」は忍たちだけでなく、他の四組のイチャイチャも余すことなく描いてくださっていて、やはり朝丘先生は神なのだなと思います。だってダリアさんぎりぎりの「378ページ」。すごすぎます。

 前作までの説明もあるので、今作だけでももちろん読むことが出来ます。5組のカップルそれぞれ違うので、このカップルが好きだー!!っていうのがきっと見つかるはずなので、シリーズを読んでいない方は、ぜひ気になる作品だけでも読んでいただきたいです!!!