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女性夜明さん

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最高でした!

私はよしながふみ先生の作品は「きのう何食べた?」しか読んだことがなく、先生の描かれるガッツリBLは初読みでした。
いや〜〜、エロかったです。最高でした!

シノワズリ(中国趣味)の伯爵と東洋人の血を引く使用人の叶わぬ恋からお話が始まります。フランスの貴族社会が舞台なので、身分違いというのは大きなネックになるんですね。切なすぎて胸が痛かったです。
表紙の2人としょっぱなの登場人物が違うので、あれ?となりましたが、のちのち表紙の2人に繋がっていくのです。

そしてメインの有能執事×ワガママお坊ちゃまですよ!
いばりちらしてワガママで男しか受け付けない顔だけが取り柄のボンボン(言い過ぎ)アントワーヌと冷徹執事クロードの下克上カップリング……もう最高です〜!

特に好きなのは、夢か現実かわからないままアントワーヌがクロードに抱かれるシーン。立ったままキスのあと、クロードがひざまづいてアントワーヌの足にキス。そこから上へ徐々に這い上がってくる…
こんなエロいシチュエーション見たことないですよ先生!
下半身はことごとく描かれていないのに、表情とシチュエーションでこんなにエロくなるんですね〜。いや〜すごい………

普段偉そうぶったり威張ったりして可愛げの無いアントワーヌが、クロードに抱かれるときは渾身のエロ顔をたっぷり見せてくれます!オススメです!(無理やりまとめた感)

痛い、切ない、苦しい

「In These Words」の登場人物、克哉が出てくるということで購入しました。この話はITWの前になるのかな?この事件を担当した後克哉自身も事件に巻き込まれると思うと複雑ですね…
個人的な好み&内容に関係ないのですが、カバー下の装丁が明るい黄色なのがちょっと微妙でした。ダークな作品だからもっと落ち着いた配色にしてほしかったな。


23歳、警察官のガブリエルは母親の死をキッカケに父親、ウリエルの存在を認識します。母が死の瞬間まで語らなかった父親に、ガブリエルは急速に惹かれ、歪んだ感情に苦しみます。
親切な警察官を装ってウリエルに接触し、綿密に計画を立てついに郊外の小さな小屋に誘拐、監禁。実の父親にも関わらず…てな話。

ウリエルは「大天使の1人」と作品内で言及されていますが、ガブリエルも天使の名前なんですよねー。母親がウリエルを忘れられなくて関連する名前を付けたんでしょうか…
最初読んでるうちはガブリエルが嫌いで嫌いでたまらなくて、「なーにが天使だ!!」とヤケクソになりながら読み進めていたのですが、読み終わって改めて思うと、彼はただ父親を愛したくて、愛されたかっただけなんですね。現に作中、彼は何度も泣きます。それはただ本当に純真な思いが溢れた結果なのかな〜。
いや、悪意が無かったら誘拐していい訳じゃないんですけど。(当たり前)

そして特筆すべきは挿絵がすごく多いこと!挿絵のページをめくったら次のページも挿絵だったのはすごすぎて笑いましたw
首輪に繋がれ悲痛なウリエルの表情が美しくも可哀想で、みなさんの良心が試されることでしょう…

ガブリエルとウリエルの別れがとても辛くて、茫然自失となってしまったのですが、ウリエルの息子(ガブリエルとは異母兄弟)のフィリップの存在で少し気分が救われたような感覚でした。陰鬱としたキャラが多い中(ごめんなさい)、本当にまっすぐな性格だと思います。
ラストの克哉とのなんてことない会話が可愛くて萌えました(笑)

お腹が空く一冊(o^∇^o)

Web連載の方で読ませてもらっていましたが、こうやって一冊の本にまとまるということで!購入いたしました(o^∇^o)ノ
私の使っているスマホからは画像が荒く表示されて文字が読めなかったので、改めて読むと森さんと宮本くんがほんとーに可愛いです!

舞台は森さんがシェフとして働くカフェ、宮本くんはそこの常連さんでしたが、なんやかんやあって晴れて恋人に。
嫌なキャラも出てこないし、食べたり飲んだりで終始ほのぼのと進んでいきます。2人を見守る店長・中川さんも良いキャラです。

絵がちょっと荒い?のですが、独特の落ち着いた色使いの塗りと合わさって、カフェのメニューのような雰囲気を出しています。あとがき後のカラーページは必見!宮本くんが作中で食べたおいしそうなもの(スタミナサンドイッチ弁当、ロコモコ丼、いちご甘酒ミルク、etc…)が出てきます。

最終話にはとてもびっくりしました。作者さんが言ってたしかけってこれか〜!思わず読みながらすげ〜と声を出してしまいました。是非お手にとって読んでみてください*\(^o^)/*

ほのぼのかわいくて、でもしっかりおいしそうな料理がたくさん出てきてすっごく癒されました!お気に入りの一冊です。

IN THE APARTMENT コミック

絵津鼓 

絵と話のギャップ

絵はゆるふわだからきっと内容もゆるふわ!よっしゃ癒し系だからこれ読んで疲れ癒すぞ!と思ってたら途中でストーリーが重くドロドロになってびっくりしました。


何よりビビったのは妹尾の「女の子を交えた3P」ってそりゃダメでしょー!!いくらその描写がなくても!!男3人の3Pは平気なんですが、途中で挫けそうになりました。最後はいい感じにまとまって安心しましたが、そこだけ何だかモヤモヤ…

絵はとても好みでした。杉本の髪型がちょっとずつ変わってて可愛かったです。関西弁もいい塩梅で脱力?というか肩の力が抜ける感じでした。

表紙裏、めくってみるとふたりのその後が描かれていました。ふたりは遠距離になっちゃったのかな?う〜ん気になる…

表紙が綺麗!!

普段あまり高校生が出てくるマンガ、小説は買わないのですが、本屋でこの表紙と目が合って思わず買ってしまいました。画像よりも手にとって見た方がより綺麗ですよ〜。できたら書店で探してみてください。

内容は、
「young but education」強気高校生×ヘタレ教師
「君はいたずらな火種」宅配屋ワンコ×俺様小説家
の二作です。個人的には君はいたずらな火種の方が好きです。スタンダードで。表題作は好みが別れそうかも…。読んだときは正直う〜んって感じでした。
帯に書いてるようなストーカーもヤンデレも無いし、でも先生にはグイグイ行くような傍若無人さで初読のときは「?」となりました。
そもそも雰囲気で察するマンガが苦手なので…。読みこむと水沢や先生の気持ちがじわじわ分かっていくようになりました。
絡みの描写がかなり薄めなので絡みの絵が苦手な人にはいいかも。

君はいたずらな火種!こちらはとても好みでした。攻めが佐川急便(?)の宅配屋さんなだけあって汗臭さがこちらにも伝わってくるようでした。
焼肉食べてるシーンもセクシー!!
いやー、ワンコ(ほぼ大型犬)攻めっていいですね〜。しみじみ…

王道ストーリー

作・あさぎり夕先生 絵・高永ひなこ先生って地味に豪華ですね。
改めて見ると二人のビジュアルが若干恋する○君のタツミとモリナガっぽいですが…


ストーリーは、わりと王道なので安心してサクサク読めます。
そしてどうでもいいですが私が初めて買った商業BLでもあります。
コバルト文庫さんはわりとマイナー?ですがBL小説にありがちな絡みのシーンをはじめ読みにくい漢字にフリガナがふってあるので小説読むのが苦手な人もとっつきやすいかも…


塾講師の織人は、クールな割に空気が読めないために女性と付き合ってもあまり長続きしません。
とあるきっかけで出会ったカフェオーナーの真鍋に至れり尽くせりサービスされて、挙げ句の果てに「お試し期間でもいいから付き合おう」と迫られる…というストーリーです。
絡みは触り合いが何回か、挿入するのが最後に1回。当て馬出てきます。
真鍋のカフェのパティシエとして働いてる牧くんがめっちゃいいキャラだったな〜。寡黙だけど真面目で、しかも離れそうになる二人を応援するってどんだけいい子なの(T_T)


この本の素敵なところは、紅茶や食べ物がたくさん出てきて、しかもめちゃくちゃ美味しそうなんですよね〜。
「スコーンにジャムとクロテッドクリームをたっぷり載せたもの」とか「霜降り肉のローストビーフ」とか「年代物のワインとブルーチーズ」とか…まだまだ出てきます(笑)

作者の方の文体がわりとお上品なのでこういう作風と合っててとても好きです。忘れた頃によく読み返してます。

硬質な声と包み込む声

突然ですが、私は変わった組み合わせの声のCDが好きです。
店で手にとったとき、坪井智浩さんは申し訳ないのですが一般作のアニメ等でもお聞きしたことがなかったのでどんな声か期待して購入しました。結果、かなり好きな部類の声をしてらしたので、個人的には大ヒットでした。

作者の中原さんもブックレットで「硬質な声」と書かれていましたがまさにその通り、色気はあるけど硬質で乾いて鋭い声でした。そして喘ぎ声はそりゃもうすごいです(笑)盛大な息遣いや苦し気持ちよさそうな声が好きな人には強くオススメしたいです!!


お話の内容はいたってシンプルです。すれ違い、第三者が登場するが、気持ちが通じあって成就する…というものですが、何がいいって、この当て馬役の幸田がメッチャいい奴なんですよ。焦って無理矢理襲ったりせず至って大人の対応で水上を待ってる…
大人ラブが大好きなのでツボ入って萌えまくりでした。終盤は心にギュンギュン来すぎて半泣きです(笑)


そして大貫を演じる三宅さん。短髪浅黒い骨太ヤクザしかイメージなくて(ごめんなさい)聴く前はカバー見てもブックレット見ても「ええ〜〜………この人が三宅さんなの…?」って正直思ってました。ごめんなさい。メッチャよかったです。
特に甘える様に「わん」って言うのはやばいほど萌えました!!巻き戻して5回くらい聴き直しました(笑)

タイトルと三宅さんのおかげでヤクザモノだと思ってましたがとんでもなかったです。静かな大人ラブが好きな人には超オススメです!
ブックレットの中のおまけストーリーはカップル成立後なので未読の方はCDを聴いてから読んだほうがよいですね。



大貫の事務所の嫌な性格してるマネージャーがすごくエロくていやらしい声してるなって思ったら一条和矢さんでした。やっぱり(笑)

キャスティングが本気

DEADLOCKの大ファンです。物語をうまくCDに落とし込んで、申し分無い出来だったと思います。
もうストーリーに関してはかなり書かれてらっしゃるので、キャストのみなさんへの個人的な感想をば。

ユウト@中村さん。この物語の主人公です。(受)
さすが主人公!心情や気持ちの変化を演じるのが本当に上手だと思います。前半はモノローグがたくさんでさぞかし大変だっただろうかと思いますが、聴いてる側を飽きさせないようにうまく説明できてて
すごいな〜と改めて中村さんの実力を再認識いたしました。

ディック@安元さん。(攻)
安元さんがディックだと優しすぎるのでは?といささか不安でしたが、やはりあれくらい低くないと敵にドスきかせるときにカッコよくないですもんねー。ただユウトとの静かな会話が心地よすぎて寝落ちしてしまったのは内緒です…w(つまんなかった訳じゃないですよ!)
「おしゃれと男と食い物の話で大騒ぎだ」のセリフが好きです。(笑)

ネイサン、ミッキー、マシュー@三木さん、伊藤さん、岡本さん
ユウトとディックの囚人仲間です。本を読んでいてマシュー坊やの可愛らしいイメージだと勝手に宮○さんかな?と思っていたのですが、岡本さんが来るとは意外でした。BLにあまりご出演されてないので。無邪気さいっぱいでまた他の方とは違った感じでよかったです。
伊藤さん、こういった三枚目の賑やかしなキャラもたまりません!
三木さんはもう言うこと無しです(笑)ネイサンの抱える闇、胡散臭さをたたえる役をしたら日本一じゃないでしょーか。

ネト@三宅さん。
この出演者の中で最強にハマり役です!チカーノをまとめる屈強なボス、威厳を出しつつも情に厚いネトは多分三宅さんでしか再現できなかったでしょう…

トーニャ@鈴木千尋さん。
(私の中では)意外なキャスティングでした。鈴木千尋さんは好きなのですが低めの声のCDしか聴いたことがなかったので、果たしてトーニャに合うのか…とハラハラしていたのですが、ハスキーな声、そして作りすぎない声質がトーニャの優しい人格とじんわりマッチしていました。


BLCDにご出演されてる声優さんで最強の洋画声を結集したようなこの豪華キャスト!キメるところはバッチリキメながら絡みのシーンはとても甘くて切なくて泣けました。文句なしで大好きな1枚です。

関係があっさりしすぎ

高階先生のイラストが大好きなので、購入しました。
内容はもうあらすじ通りです。
法医学者の冬城と刑事の江夏が事件を解決するお話。火サスか○棒みたいな感じでした。

表紙から勝手に「美人受けと俺様刑事の大人ラブだな!しめしめ(悪い顔)」と思いこんで読み進めて行きましたが、そんなことは全くなく、冬城はがさつでべらんめえ口調だし江夏は若干ヘタレでした。(笑)
ただ途中2人の口調がえらい似てて今どっちが喋ってるのかわからずにちょっと混乱しました…

絡みのシーンも最中はなかなかエロかったんですが終わったあと余韻が無くてサクッと切りかえてるし、なんだかなぁ……ムードが………


まあなんやかんや書きましたが事件自体はそんなに入り組んだものじゃなくて分かりやすくてよかったです。というかエピローグが良すぎてちょっとウルっときそうになりました。

高橋…………(泣)

気持ち悪い攻と美人受

ちるちるで話題になっていたので買ってみました。
一言で言うなら「攻が気持ち悪い」!です!(笑)けなしてないですよ!
後半になってカッコよくなるのかと思っていたのですが、全く変わりませんでした。最初から最後まで気持ち悪かったです。(褒め言葉)

吃音持ちで暗くてスクールカースト最底辺の平良、そして平良をパシりにするグループの一人、イケメンで傲慢な俺様の清居を中心に、高校生活から大学生らへんまでをストーリーにしています。

前半は平良視点で、ひたすら平良がパシられています。高校生特有のイジりとかからかいがリアルで、吃音を出してしまった平良を「ヒイくん」と呼ぶ城田(グループの1人)にひたすらイライラしてました(笑)いるよなあこんな小物……
前半が好みじゃない方は、多分この辺に不快感を覚えたのではないでしょーか。慣れてない人は要注意です。

そんなグループの中でも、他とは違う雰囲気の清居に強烈に惹かれていく平良。片思いの相手というより奴隷が王を盲目的に慕う感じでした。

大学生編の途中で清居の視点に変わりますが、清居から見て平良は猛烈に煮え切らなくてやきもきします(笑)平良視点だと「平良かわいそう……」とか「平良もっとがんばれ!」とか思いながら読んでいたのですが、清居視点だと平良は本当に「清居が大好きなきもうざ」です。(笑)
でもその一途さとか熱心さに清居もまた惹かれていくんですけど。
やっと二人がくっついたときには心の中で万歳三唱でした!なんでって平良は清居のことが好きすぎて付き合うなんて頭に全くないし、清居は自分が平良を好きになるなんてありえないとおもっているから!どっちもタイプの違う「俺様」だったんですね〜。



この作者さんの本ははじめて読みましたが、いい意味でそっけなくてさっぱりした文体と内容が合っていて面白かったです。ただ脇の登場人物がもっと出番ありそうな雰囲気で全く出てこなかったのがちょっとだけ肩透かしでした。倉田さんとかどこ行ったの(笑)