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泥沼にはまっていく怖さ

しょっぱなからエロ全開で、しかも気持ちはないただ快楽のみのHシーンに、途中で読むのをやめてしまおうかと思ったのですが、なんだかんだいって最後まで読んでしまった、いや引き込まれてしまったと言いたいです。

短編、続編、サイドストーリーという構成ですが、受は男と性行為をする趣味の全くないノンケです。一度味わったが最後、世間体や将来性、常識を天秤にかけても最後は快楽に溺れてしまうストーリーは木原先生にしか書けないと思いました。

サクッと読めるコメディ

重くなく、テンポの良い話なので、疲れた日でもあっという間に読めます。

日向(受)はドン引きするぐらいの節約家でケチな故にずるいことも考えますが、経験不足でそこまで割り切った悪い男にもなれず、初恋が崩れ去ったあとも、結局は圭吾(攻)に惚れ直してしまいます。

圭吾(攻)は日向の気持ちをからかいつつも、押し倒そうとすると拒絶されるもんだから、合意なしでHに突入。結構ひどいなと思いますが、共同生活を送っていくうちに素の自分は日向にしか見せられないと気づくあたりは人らしい葛藤があって、共感できるところもありました。

シリアス物が多い作家さんですが、コメディタッチな作品の中にも、切ない心理描写も程よく含まれていて良かったです。

惚れた方が負けなんてよく言いますが、お互いに振り回しまくって、最後はなんとか無事に着地。
劇的なドラマではないけれど、二人の駆け引きが楽しいお話です。

ever you are 同人R18 小説

一穂ミチ 

やきもちの連鎖に萌え

他の作品でも共通しているのですが、なっちゃん(受)は竜起(攻)の元気いっぱいな行動に振り回されつつも、竜起に「好き」と言うところが本当にかわいい。

既にくっついている二人ですから、「好き」は当たり前すぎて、新鮮さに欠けるはずなのに、なっちゃんが言うと告白しているみたいに胸がときめきます。

なっちゃんは愛されているとわかっていても、やきもちを妬いてしまう自分にモヤモヤして、竜起はお仕事に一生懸命すぎて女性に言い寄られているのに気づかないなっちゃんにやきもちを妬いてしまいます。

結局お互い大好きなんじゃんと突っ込まずにはいられない、バカップルな二人です。

こんなイケメンに愛されたい

客観性を楽しむのがBLの醍醐味の一つですが、この話はとことん受の立場になって胸キュンが楽しめるお話です。
温度の低そうなイケメンが受にだけ、嘘をついてまで必死に近づく姿は本当に羨ましい。
読書好きにとっては、切なくて、激甘な定番のラブストーリーはハードルが高いのですが、時間を忘れて楽しむことができました。
二人がくっつくまでの過程はハラハラしますし、過程が面白いのでHシーンは准平がしつこくてエロい(笑)
橋本あおい先生のイラストも小説とぴったりでした。

毎日読んでも飽きない二人の日常

一回読んで「あー面白かった」と満足できる作品はたくさんありますが、暗記しそうなぐらい再読に堪える文章を書くのは一穂先生しかいないと思います。
初読みで良かった作品は『きょうのできごと』
ただ計がのどの調子を悪くするだけの話なのに、部屋の様子や二人が食事をするシーンが自然と染み込んでくるので温かい気持ちになります。他人だったらどうでもいいような話なのに、この二人だと永遠に見守っていきたいと思わせるほど、潮と計は存在感があります。ファン必須の一冊です。

笑いとリアリティーのある生々しさが絶妙

堀内のことを嫌いにもなれないけど、好きにもなれない渋谷(攻)と一応付き合ったはいいが、好かれていないのではと不安な日々を送る堀内(受)。
付き合うきっかけはありえないのに、二人のやりとりは人間らしい生々しい部分があるので惹きこまれます。そして受けは禿のおっさん(笑)コンプレックスを笑ってはいけないと思いつつも笑ってしまうし、いい年したおっさんの乙女のような恋心は非常に痛いです。
この二人が本当に惹かれあるのか、心配になりますが、無事にハッピーエンドになりますし、禿頭にアレを擦りつけるプレイは変態すぎて笑ってしまいました。胸キュンではないけれど、面白い。こういう作品もアリだと新境地が開発できてオススメです。