らったったさんのマイページ

レビューした作品

女性らったったさん

レビュー数0

ポイント数0

今年度--位

通算--位

  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

もっとアホさほしい!

はらだ先生のことだから、何か裏があるに違いないと思いながら読み進めたら、案の定でした。。。
予想していても、ぞわぞわしてしまう結末です。

はらだ先生が描かれるクズ、ゲス系の作品のなかでも、『やたもも』のようなアホかわいらしさのある感じが好きなので、私には少し精神にくる作品でした。

あと、もうちょっとエッ○シーンがいっぱいあるとうれしかったです・・・!(笑)
色気は満載なんですけど(笑)
ゲスアホエロな感じのはらだ先生が好きなので!

おもしろかわいい

まず、絵が格好良くて、読んでいて目の保養になりました。
タッチが荒くて登場人物の顔が整っている絵柄が好みです。


ゆるい感じのギャグを挟みつつテンポよく進むストーリーに引き込まれてしまいました。
表題作の2人についての話が少なかったところは、あれ?となりましたが、次作での主要キャラの背景が分かるので良しとします(笑)

一話のラスト、屋上でのキスの時の椿の表情が可愛すぎました。

空と原 コミック

中村明日美子 

ハラパパ!

「同級生」の名当て馬だった原先生と、新入生の空乃くんの恋のお話。

原先生がとにかくかわいいです。
あんな三白眼のがっちりした体型の大人をかわいく描けるなんて、すごい(笑)
あと、より頼もしく、父性を感じるキャラクターになってます。
原先生が空乃くんの世話を焼いているところなど、安心感がありすぎて、私はハラセンではなくハラパパと呼びたいくらいです(笑)

たとえチャンスが目の前に転がっていても、教師と生徒という境界を踏み越えない強い自制心と常識を持っている(不幸体質の)原先生。
おちゃらけていて背伸びしがちな空乃くんは、うぶな子が好きな原先生の好みとは全く違います。
でも、やさしくて身を引きがちな原先生には、空乃くんみたいにひょうひょうと強引に迫る男の子がぴったりですね(笑)
空乃くんでなければ、原先生はずっと、もじもじしちゃったりするうぶな男の子を相手に、その子の気持ちを思いやって身を引くような恋愛を繰り返したことでしょう。

どーか原先生と空乃くんが今後も幸せでいられますように。

暴力と美

冒頭の、2人の”みつお”が出会う衝撃の瞬間。際立って美しい、黒髪の間から覗くみつおの目。
このとき、もう一人の主人公のミツオと一緒に、読者の私もあの目に”殺されて”しまいました。

高校で出会った、音だけ同姓同名のみつおとミツオは、すぐにいじめっ子といじめられっ子になります。
このときみつおへの服従を口にしたミツオは、社会人になってからも、久しく連絡のなかったみつおの呼び出しに応じますし、犯罪行為への加担も辞しません。
ミツオは、自分に理不尽な要求をし、暴力的にふるまうみつおに惹かれてやまず、執着します。



同姓同名、自分の半身、2人で1つの人間になる、というのがこのお話のテーマです。
お互いが一緒にいられること以外のメリットなんて何もないのに、2人して転がり落ちていくだけなのに、離れることができない半身たちの行く末を見守る作品です。
全体的にシリアスなトーンです。

エグイ描写のあるレイプシーンがあるので苦手な方は気を付けた方が良いと思います。
でも、私はレイプシーン(に限らず)の絵の綺麗さが気に入っています。
明日美子先生独特の曲線が、手荒く尻を鷲掴みにする手や、アレを口に突っ込まれたときのあごやのどのラインなどを、暴力的に綺麗に(耽美っていうのかな?)描いていて、凄惨さはさておいて私にとっては一見の価値ありでした。

大好きな作品

『いとしの猫っ毛』の主人公たちの高校生時代のお話です。

本編と変わらず心は恵ちゃん一筋のみいくんですが、寂しさや好奇心にあらがえずに何人かの人と関係を持ってしまいます。
脆くて繊細なみいくん。
(文字にしてみるとただの浮気になってしまうんですけど(;´・ω・) 「好きな人いない」とか嘘つく卑劣な行動はしてないし…)
強く清くばかりはいられない、ままならない人生を恋愛という形で甘くほろ苦く描いているようで、その中でもがき続けるみいくんが愛おしくなります。

恵ちゃんは、同性の幼馴染が自分に恋しているかもしれないという事実に気づかないふりをし続け、単なる”ゲイの男の子の幼馴染”でいることだってできたはずなのに、あえてその蓋をみいくんに開けさせました。
(恵ちゃんがあそこでみいくんの真意を聞かなかったら、みいくんは一生告白しなかったと思います。)
最初から受け入れるつもりで蓋を開けさせたのでしょうから、世間体よりも何よりもみいくんのことが一番大切なんだなと思い知らされグッときます。
みいくんが心配するよりもずっと、恵ちゃんはみいくんのことが大好きだったのだと思います。

登場人物の表情がとても豊かでかわいらしいです。
みいくんのジト目と恵ちゃんのやさしいネコ目、カッパ口が絶品です。
雲田先生の描く、細いのに肉感的な体が好みです(*ノωノ)


私事ですが、ちょっと事情がありまして感情が枯れ果てたようになって、好きなものと嫌いなものの区別もつかないようになっていたのですが、この作品に出会って久々に心が震えました。
この作品を世に送り出してくださった雲田先生に感謝します。

本編と合わせて、何度も読み返し、この先も見守っていきたい作品です。