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中々ハード

まず伊志井さんのキャラが意外でした。

最初は単独でヤクザ関係を調べているとあって、上司の指示やコンビもなしにそんなことあるかな?と思いつつ体を張るほどに正義感のある人なのかと思いきや、

7年付き合った彼女に振られたのがきっかけで仕事に生きようと思い立った、割と自暴自棄な理由でした…
伊志井さんそんな簡単に岳田さんに体渡して大丈夫かとなりましたが、そんな経緯があったので何だか納得です。


攻めの岳田さんが上の立場のヤクザにヤラれていたり、伊志井さんがヤクザに薬盛られて幻覚みてたりとハードで個人的に萌えれた部分は少なかったですが、

色々あっても泣かないドライな伊志井さんが、もう岳田さんに会えないと自覚しただけで涙を流したシーンはとても好きでした。

ラストで2人とも職がかわった後再会して、
ここから本当の意味で2人の恋愛が始まった感じでした。

個性的

表題作は全く好みに合わず……
初めて読んだオネエ受けが苦手でした。

でももうひとつの新妻くんと新夫くんの方は結構楽しく読むことができて、ギザギザ歯の受けもいいかもと思えました。

苦手だった所がワンシーンだけあって、新妻くんが最初のころ新夫くんに無理矢理されたピギャーというコマに謎の嫌悪感が……
新妻くんがストーカーしていたのが原因ではありますが、無理強いされてる感が受け付けなかったのか自分でもよく分かりません。


とはいえ酔っ払った新夫くんに勘違いで口説かれたのちストーカーを始めた新妻くんは、自分に都合のいいように解釈して彼氏面を始めたりと、何度も自殺しようとした過去がある割には図太いところがあります。

ジャンルが違う、性格に欠点がある二人ですが、違うから上手く付き合えているのでしょう。


新夫くんは新妻くんの匂いが落ち着くようで、出来事ではなくフィーリングで心を許すようになった流れが「恋するのに理由はない」と世間でよく言われる典型的な形なのでしょうか。

パワフル若様

若様がどえらい筋肉系だったので1年以上読むのを迷ってましたが今回読んでみました。

中身は若様の一瞬の曇りもない太助への愛が詰まっていて結果的に読んで良かったと思いました。

基本的に上巻はギャグですが忍の敵が普通に若様にバッサリと殺されていたり(シルエットだけですが)
ちゃんとお互いが1番だという2人の信頼関係が感じられバランスが良かったです!


若様が殺戮兵器と呼ばれている意味がまだこの上巻では判明していませんが、700年ぶりに誕生した存在だそうで、ストーリーとしても下巻が気になる仕様になっています。

太助は下忍の自分が若様と恋仲になるなんてと恐れ多く思っていますが、決して自分を卑下するだけでなく1人の人間としても若様を愛していて、

世間知らずな若様に注意するところはバシッと注意して、若様が可愛らしい反応をすれば抱きしめる男気も備えています。

若様のスペックが高過ぎるので(体型ムキムキですし)太助に組み敷かれてキュンとしている姿に初見で戸惑いましたが、
こんな若様が一介のヒョロヒョロ下忍に全力で恋しているからこそ萌えるのだということに気付きました。

マッチョ受けの好きな方におすすめなのは勿論のこと、似たジャンルのblを読んできて新しいジャンルに挑戦したい時にこそ、この作品は良いかもしれません。

忍者にも優しさ

下巻はストーリーの山場もあり、上手く〆られていたなと思いました。
萌えでいったら個人的には上巻の方が萌えましたが、スッキリとした終わり方で読後の満足感がありました。

若様が太助を好きになった理由があくまでも能力関係ではなく、意外なちょっと笑える理由だったところに青臭い恋愛を感じました。

宿命付けられた能力の若様が、能力関係なく無二の存在として自分で太助を選んでいる所が凄く好きです。

白ヤギさんと太助のやり取りを見て、太助の懐の深さが滲みでてました。

若様の弟は太助に酷いことをしようとしますが、それは里全体のことを思えば的確な判断でもあり、この作品に根っから悪い人はいませんでした。

それぞれの思いがある中で勝ち取った太助との愛を若様は今後も育てていくのでしょうね。

淡々としている

デジタルで見る以上に紙面の表紙が蛍光色でビックリしました。
内容はというと……全体的にパンチが今ひとつ足りない気がします。

ストレスなく楽観的な物語を読みたい時には良いのかもしれませんが、癒されるとかひたすらほのぼのした関係性の萌えというのともまた違う気がして…


でも逆に嫌な部分なども特別なかったので、ハッピーエンドかつシンプルな話を読みたいなと思った時にちょうど良いと思いました。

幼なじみの話はただ悩んだ末の話合いではなくて、出来事やアイテムなどのきっかけがあったらもっと楽しく読めたかと思います。

筆にも色々あるよね( ˙꒳​˙)

先生びっくりの早さだけど、それでいいんですかー

先生が男慣れしてるビッチだったから良かったものの、攻めの筆職人さんいきなりガッつきすぎて、普通なら出入り禁止になるところです(笑)

先生の口元のホクロがなまめかしい……

1話目のストーリーとしては早すぎてついていけない感がありましたが、作者さんの絵が好きなので自分としては書道家先生の照れた表情なんかが見れただけで、充分に萌られました。

2話目では書道家さんの弟が登場しますが、攻めの作る筆に感心していてどうやら攻めのことが気になるみたい。

弟は真面目で兄と同じように見られることを嫌がってます。
ビッチだった先生が、攻めと弟が一緒にいることに嫉妬して攻めに本気になっていったのが可愛かったです。


傾国の従者
他の作品と違い、いきなりのシリアスにドーンと落とされます。
普通の三角関係というより主従に突然混ざってきた敵国の支配者といった感じかな?

1度目に読んだ時は何だか悲しくて流して読み進めてしまったのですが、
改めて読むと従者として命をかけて心から尽くされていても、恋心は貰えていない綺麗な王子様の姿に切なくも胸を打たれました。

その後どうなったのか本当に気になります。ハッピーエンドを望みたいところですが……


その他2作の学校物は、お花ちゃんという表現を初めて聞きました。

年の差カップリングのお話は、
鋭い眼光→家ではほんわかな、おじさんのギャップが好きな人にオススメです。

お金よりも欲しいもの

最初、攻めは受けの顔に惹かれ、受けは攻めの金に惹かれた。それだけの関係に思えたのですが、

幼い兄妹と別れて暮らす決断をし、孤独な思春期を送った受けのことを知るうちにお互いの内面が見えてきました。

そもそも受けは朧気にしか攻めのことを覚えていない程度だったのに、攻めの方の長年の執着が凄かった。

攻めに好かれるために60億も稼いで、そのお金を好きに使って下さいなんて常人には中々出来ることではないと思います。


受けには妻がいましたが上手くいっておらず……
結婚しても受けと心が通じ合えなかった奥さんが可哀想に思えましたが、その後の奥さんをこんな生活能力のない駄々っ子みたいに描く必要はあったのかな。

元々は世間体を気にして何となく結婚した受けが悪いはずなのに、最後は別れた奥さんがお金をたかる、二人の間を邪魔する諸悪の根源みたく見えてしまったのがスッキリしませんでした。

受けの心が分からなかった攻めでしたが、攻めが車に轢かれたと聞いて泣きながら駆けつけた姿は、誰よりも愛情を求めている人でした。

その後の受けの本心の言葉にぐっときました。

パワーアップ

1巻も結構ぶっ飛んでましたが、さらにヒートアップしています。

表題作は脇役として前巻に出ていた弟がヤバい奴でした。

人のモノが好きというその林太郎は、受けの小野塚に目を付けて、縄で縛るわ筆責めをしようとするわでとても高校生とは思えない行動ばかり。

前回の安生先生といい、この受けの周りには危険人物が多すぎやしないですか……

危ない所で助けに来た攻めですが、危機感のない受けに怒って、縛られた受けとそのままエッチに突入……ってなんてこった。縄解いてやらんのかい!

林太郎は攻めに殴られましたが全く悪びれてない上、部屋に設置していたカメラで撮った二人の行為をDVDにコピーして当事者達へ贈る始末……

そんな林太郎がラストで安生先生に出会ってしまいました。犯罪的なこの2人がその後どうなるかは未知数ですが、同類なのである意味お似合いかも知れません。


一方、表題作の二人と同じ大学に通う男子学生の攻めと留学生アラブ王子は相変わらずのバカップルでした。

王子は攻めの喜ぶ顔が見たいと進んで女装しています。
この王子の女装が前回から苦手であまり萌られなかった……


マネージャー×俳優の君に捧ぐサディスティック。この作品の為に2巻を読みました。

こちらはドS俳優として売ってるけど、実はMで甘党な受け。でもプロフィールの好物はタイカレーになっていたりして、ドSなキャラ作りによる日々のストレスはこんな細かいところにも。

表現は控えめですが、今回はお漏らしシーンがあるので苦手な人は注意です。

SMプレイだけで恋愛感情はなかったはずが、マネージャーは受けを自分の女のように抱いていたことに気付いてしまい、心に線引きをします。
その弊害でタバコの本数が増えてイライラ。

お互い恋愛感情が生まれてしまったようなので、くっつくのも時間の問題じゃないかと思われます。

激しい

どの作品も中々の急展開ですが、深く考えず軽く読むのに向いているかなと思いました。

表題作の攻めは現実にこんな関係あるか?と思うほどの過度なお世話をしていますが、それを受けは普通の日常として生活していますし、

周りの人も「飼い主に世話をやかれているな」といった感じに、疑問に思ったり気持ち悪がったりしない世界でファンタジーだなと思います。

旅館で部屋で大学でと、いろんな所で流れるようにエッチが始まっちゃってます。
喘ぎの擬音が多く、可愛らしいほのぼのした感じとはまた違いますが、とにかくラブラブなのは伝わってきました。

この本の中では君に捧ぐサディスティックが1番好みでした。
1番のポイントは無理矢理ではなく、受けが酷くされるのを熱望していて、それを自分の趣味ではないけど満たしてあげる攻めという構図だと思います。

だから受けが(SMの中では割と序の口なのかもしれないけど)酷いプレイをされていても可哀想に思わず読むことができました。

マネージャーは攻めているけど、それが俳優にとっては尽くされていることになるんですね!

イケメン故の孤独感

攻めの快知は全てが上手くいっていそうなイケメンですが、同性の親友がいない故にある種のコミュ障でした。

冒頭の出会いで快知の「知り合いだっけ?」に対し、
海晴の「ちょっと一方的に知ってた」
への返しが
「なに、俺もしかして片思いされてる感じ?」

という会話の流れで、2人はノンケだから最初読んだ時は違和感を覚えたのですが、快知は初めて男友達ができて嬉しいけど、女の子を口説くやり方しか知らずに、同じように海晴に接してしまったようでした。


きっと彼は替えのきく存在じゃなくて本当に自分を見てくれる人を探していたんでしょうね。
海晴は他人なのに自分を注意してくれて、それが嬉しくて……
最初から友達でいたいという姿勢の割には嫉妬していたりと、快知の海晴への気持ちは最初から恋だったのではと思います。でもセックスをする関係を求めてるのではなく……


もやもやした点は快知が海晴だから好きになったというより、自分の中身を見てくれる人なら誰でも良かったのかな?と最後まで読んでもイマイチ納得できなかったところです。

今まで女の子を取っかえひっかえしていてもセックスまではしない(快知を本気で好きだった女の子達にとっては迷惑極まりないけど)

少なくとも快知は何となくで最後までやってしまわない分、恋に対して真面目で純粋なのかなと思いました。