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東雲×幸村 と、いつもの仲間たち

東雲×幸村編です。
ちょっとしたシーン含めるとメインキャラはほぼ皆出てます。
今回は東雲ファミリーも出演し、超ざっくりとしたあらすじは
ひとヤマ発生→解決→らぶらぶ となっています。

東雲姉が男前で恰好よかったです。このシリーズの登場人物は皆大好きなのですが、女性陣もみんなキャラが立ってて良いですね。白羽家の長女・君子も良い味だしてますしね…
あと、今回ユキが最後のシーンで、バックからの「変なんだ…今入れたら許さないからな…っ!(涙目)」というのが胸キュンでした。
ユキはほぼツンのツンデレさんですが、今回は東雲の気持ちを考えたり進歩があったようですね。普段は可愛げが無いですが、今回特に最後のあたりでかわいかったです~。

他収録:
「負けるな!聖人くん」「聖人様の憂いある日常」
聖人(帝達のいとこ)、執事(聖人を激愛)、バイト先で擁護教諭のユキ兄のお話です。メインキャラの兄弟が実は生活圏が繋がっているのが面白いですね。ユキ兄はなかなかの変人です。

「修二の2時間クッキング」(4P)
東雲×幸村のラブラブなお話です。

「相川家の混沌たる未来」
相川家長男、永久メインのお話です。永遠の友達・優が帝の姉・君子に永久をとられまいと威嚇してます。
今回シリーズ全部読み返しましたが、優くんの顔がかなり大人びてきている…!将来が楽しみですね!
でも相川家三兄弟とも男カップルになってしまうと将来的に大丈夫なのか心配になります…笑

ワルイコトシタイシリーズ10周年なのですね。おめでとうございます!
皆個性的でそれぞれファミリーが絡んで面白く本当に大好きです。
あとやっぱり帝×永遠編が一番好きなので、こちらも早く読みたいなーと期待してます~。
これからも末永く続いて欲しいです!!

再読して印象が変わりました。

発売当初、期待に反して内容がショックすぎ、内容の悲惨さから本棚に置くのもなんだか負のオーラを発していそうで(すみません)一度手放してしまいました。
しかし今回特典ペーパーフェアもあり続巻も出るため、再度電子書籍にて購入し再読したのでレビューします。(特典ペーパーは後日配信のため未読です。)

緒川さんの商業作品は全て揃えていますので、さわやか青春系、純愛系だけでなくブラックなものもあるのは承知しています。既存作品はブラックでも最後はお互いに必要とし合っている、狂った状況でも愛があるので良かったのですが、本作品は最初読んだ時にはそれが感じられず、むごさに生理的嫌悪感を抱いてしまいました。
受けが徹底的に責められる設定はむしろ好きなのですが、学校全体がおかしい、救いが無いということと、攻めの受けに対する執着愛が感じられなかったのでダメだったのだと思います。

ですが今回改めて読んでみると少々印象が変わりました。(内容を理解して耐性ができていたからだと思いますが)
刈野は相変わらず冷酷ですが、やはり梓に対して特別な感情があるからこそ、この扱いなんだろうなと思えました。
受けの梓は心身共にひどい扱いをされても、負けない強さを持っていますね。それが刈野×梓編の救いで、次巻でどうなるかが楽しみです。

再読の結果「しゅみじゃない」→「中立」になりましたので、次巻でさらに好きになれるといいなーと、でもまだむごい部分はあるだろうと覚悟して次巻を待ちたいと思います。

文庫版のメリット

今さらではありますが。この作品はBLにおけるお約束の展開、萌え、非日常などエンタメ要素のみを求めておられる方には受け付けないかと思います。こうして一般書としても刊行されたことが示している通り、BLというジャンルで括るにはあまりに人間臭く、文学的で、お決まりのロマンティックさはありません。

私も当初、BLにはエンタメ性だけを求めていたため、予備知識なく初木原さん作品「熱砂と月のマジュヌーン」を読んで、ひたすら甘さが無く辛く重い展開ばかりだった為、ある意味トラウマとなり「苦手な作家さん」というイメージを持ってしまっていました。
しかし、この「箱の中」を読んでからは自分の認識の甘さに気付きました。木原さんはそんな定石の枠に留まらない作家さんなのだと。
本作品はBLという括りではなく、人間の心理、本質を描く中に同性愛があるというか、それを裏付けするために同性愛が必要という風に思いました。
文章力がなく形容できないのですが、読後は心の中を嵐が過ぎ去ったような感じで、しばらく呆然としました。
これほど心を持っていかれる作品は初めてで、本物の名作だと思いました。

さて、あらすじにも記載がありますが、本作品はBLノベルス版とこの一般向けの講談社文庫版の2パターンで刊行されています。
私が感じたこの講談社文庫版を購入するメリット・デメリットについてまとめました。

メリット:
・ノベルス版「箱の中」「檻の外」の大部分が一冊にまとまっている
・三浦しをんさんの素晴らしい解説が読める
・挿絵がないのでイメージが邪魔されない、小説としてより硬く重い感じで読める
・文庫として外でも読みやすい

デメリット:
・ノベルス版収録話(後日話)が無い!!
・草間さかえさんの素敵な絵が無い

私はノベルス版の存在しかしらず、ネットで誤ってこちらの講談社文庫版を購入し、後から色々と違いを知りました。読了後はもちろん、「ノベルス版に後日談があるなんて…!!」と、今からノベルス版も購入しなければ、という状況になっております。ですので最後までしっかり見届けたい方は、三冊揃えないのでしたら是非ノベルス版を選択される方が良いと思います。ただ、こちらの文庫版もより小説らしく、重く凄みがあり、私は好きです。

この名作に出会えて良かったです。
今まで敬遠していた木原さん作品ですが、少し覚悟をもって、読んでいきたいと思います。

Blue Lust(1) コミック

ひなこ 

少し心が痛いお話。

当初1巻完結かと勘違いして購入しましたが、2巻へ続きがあります。続きがある分、描写が丁寧に描かれていていると感じました。
やはり丁寧な作品は読みごたえがあり、読んでよかった!と思えるお話でした。

男子高校生の同性愛、いじめ、トラウマが要素のお話が綺麗な絵で描かれています。二人のそれぞれの過去について心が痛くなる場面もあり、シリアスなトーンです。

転校生の奏真は同性愛者であることが原因でトラウマを抱え、一方主人公の隼人も、過去に男友達に告白され、それを面白おかしく話したことが原因で友達がホモといじめられ自殺未遂となった、というトラウマを抱えています。
隼人は以前のような過ちを繰り返したくないあまり、奏真に迫られても拒めない、流されていくような状態になっています。
最初から奏真は隼人に好きだと言っていますが、おそらく男だからということで、隼人はやっぱり無理…ということで苦悩する様子があります。私はこのあたりが、ノンケがすぐに絆される話が多い中で、リアリティがあって良いなと思いました。そんな彼もだんだん奏真に対して違う感情を持っていることに気付き始めるのですが。

この巻の最後は、過去とのまさかの再会で終わります。
これはびっくりしました!

続きが大変気になります。電子版も早く配信されることを祈りますー!

色々と禁断な

つまるところ、表紙絵がすべてを語っています!
名門画廊家の三兄弟の中で、美しい半盲の次男が、長男と三男から愛され求められるというお話です。(長男と次男は実の兄弟ですが、三男は遠縁の家から引き取ったという義弟です。)

美しく優しい半盲の次男・三輪は、あるきっかけで弟から真剣な愛の告白を受け、一線を超えるも、兄弟で関係を持つことに恐れを抱き、関係を無かったことにしようとします。それにショックを受けた弟は突然姿を消します。失って初めて弟を愛していたと気づく三輪。そんな失意の状態の中、兄が三輪を自分のものにしようと動き出します。そして数年間に及ぶ調教が始まります…
少々歴史も織り交ぜながら、そしてそれは汐月家の忌々しい過去と、今の兄弟の狂った関係にも繋がります。

兄の調教によって、次男の三輪は淫乱な体に仕上げられてしまいます。そのシーンもお道具など使ってとてもえろえろとなっています。また、三輪ラブな弟の目の前で、三輪が兄に責められるシーンなどありますが、最終的にはやはり三兄弟で仲良く?三輪が兄と弟から愛されるという結末です。兄弟、調教、3Pと過激ワードが沢山ですがこれらがお好きな方はぜひ!!

hontにて電子書籍版購入しましたが、イラストなしということに気付かず…(よくやってしまうのですが)美しい表紙ですのでかなり残念です。いつかイラスト入りにアップデートされて拝見できることを願います…涙

ミステリー要素もあり、ボリュームあり、禁断ものが好きなので楽しめた作品でした。

猫ファンタジー

想像以上にファンタジーなお話でした。

題名通り、主人公の受がある日突然猫耳としっぽが生えてしまい、それが一目ぼれと思われる攻めのイケメン料理講師(バイ)にしか見えていない…という序盤から始まるお話です。

他の方も書かれていますが、ストーリーに多々矛盾は感じます。特にストーリーの根幹である猫耳しっぽが急に生えた理由について、愛猫のハナさんが主人公を思って猫又様にお願いし授けたとのことでしたが、「30日までに愛する人を見つけあることをしないと耳としっぽは根付いてしまう」という条件は「??」でした。なぜそんな危ないことをお願いしてしまったんだ…ハナさん。

猫耳としっぽをいじりながらのえちシーンは良かったです。最終的には猫耳しっぽは消えてしまいますが、黒猫の提案通り、好きな人にだけ見えて最後のプレイで使いまくって欲しかったなぁと思います。

ちなみに電子書籍で購入しましたが、イラストが入っておらず。。。
猫耳しっぽが見たかったのにイラスト無しとは‼イラスト有だったらもっと世界観を楽しめたなーと思います。主人公の容姿の描写があまり無かったので、その点でもあまり入り込めなかったように思えます。
(よく見なかった自分がいけないのですが。電子書籍にはイラスト「入り」だけでなく、無しなら「無し」と注意書きして頂きたいものです…涙)

細かい矛盾はスルーして猫耳ファンタジーとしてお読みになるとよろしいかと思います。

盛りだくさんです。

薔の入院や常盤の怪我など多くの障害を乗り越えて、序盤ラブラブな二人から始まります。薔が常盤に会いに行ったことがきっかけで、常盤にとっての薔は庇護対象から対等な恋人に変化したようで、愛が深まっております。早速の月夜の屋上えち…!

今回はもう一つの越えなければいけない壁、常盤と薔が実の兄弟ではないということを薔に伝えるという試練が待っています。
風雅と薔の兄である榊の薔への接近によって、薔への告白は待ったなしの状況になり、常盤は決意します。
この榊兄さんも薔のことを愛おしく思っているようで、薔へのベタベタ具合から榊兄さんも薔のことをそっちの意味で好きなのかと思いましたが、どうやら違うようです。(ちょっと残念) 真の好みは常盤のようですね。薔の思っているイメージとは異なり、意外にも兄弟思いで不憫な境遇のお兄さんのようです。

その他、椿さんにも焦点が当てられ、常盤から離される展開になります。
また、ついに薔にお口ご奉仕のお許しが出ますので、そのあたりもお楽しみに!

それにしても、見目麗しい人間が多い団体・学園が舞台ということもあり、都度登場人物の美しさを称える表現がこれでもかという位がっちり描かれていて、その辺りもしっかり読んでいると少々疲れます笑
箸休め的な地味顔キャラが出てくるとありがたいなと思いつつ。

常盤と薔の関係の変化、家同士の事情、過去の真実、椿の処遇など盛り沢山な内容で楽しく一気に読ませて頂きました!
椿さんの今後や薔のこれからの運命は?
早く続きが読みたいです!

可愛くて癒されます

1巻で不完全燃焼のまま完結すると思っていたら…続いていたのですね!
嬉しい誤算。祝2巻発売です!
電子書籍は紙より遅いようでしたが、本棚に収めるには題名がちょっとアレな為、電子書籍化するのを待っていました。

相変わらず綺麗で可愛いケモミミちゃん達で満足です!!
画の綺麗さ、可愛さもさることながら、さりげない猫しぐさやにゃんにゃん言葉もしっかりケモワールドを形作っています。このベタベタな可愛さに、本作でケモミミ(猫)に目覚めました☆

もう最初からわかっていたお約束ではありますがw
狼くんと李、二人ともちゃんと自覚して無事に結ばれてよかったね、というお話になっています。李がどんどんえろくなってますね…w
生徒会長と副会長カプ編も載っています。

あとがきの様子ですと、続巻はなさそうですが、単発で他の作品に収録されたりするのかな?個人的にはとっても好きな設定なので、その後の二人やスピンオフでぜひぜひ続編を出して頂けますと幸いです!!

他、短編4編が入っています。一つはsexyアロマnightのスピンオフとなっています。全部エロエロです☆でも絵が綺麗な為か、胃もたれしないのが不思議です。
可愛さに癒される作品でした!