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サイコホラーBLとしてなら凄く面白い

個人的に面白いとは思ったし、絵も好きです。時々顔が伸びちゃうけど。
ただ「漫画として面白かったか」ではなく「BLとして萌えたか」という点においては一切の萌えがなかったのでこちらの評価。

終始いろんな意味でテンションが高く、登場人物や画面(絵面)の方向性が喜怒哀楽の感情にせわしなく極端にガンガン振り切れていくので、パニックムービーっぽい。だから読んでいて不安になる。
攻めと受けの精神が不安定過ぎて、このまま叫び出して窓から飛び降りでもするんじゃないのかと思っていたら、突然理解者たる経営者とその従業員が主人公達を取り囲み今までの流れを無視して「ハッピーエンド!!!!」と大声を張り上げるような強引に締めるスタイルで(実際に叫んでいるわけではない、念のため)、読了後はなんだか言い知れぬ恐怖心が残る。

最後に恐怖心が残るのは、それより前に街中で手を繋いで通行人に白い目で見られる、そしてそれに対し「他者と違う位置づけに置かれた状況」に慄く、という攻めの描写がかなりパンチ強めに描かれているのも一因。
あのシーンを経てからの、人前式のようなキスシーンの締めは、こちらに「……まさかどこかのタイミングで二人は死んだ? 死にゆく攻めか受けの幸せな妄想?」と思わせるような一種の異様さがある。

エピソードのひと塊ごとに、まるで別人みたいな精神不安定さが攻めにも受けにもあるし、やたら叫びだすところが現代邦画っぽい。
「出口と入口のテンションを揃えればなんとなくまとまって見える」という手法が、よりサイコホラー感を演出している。

お…俺の天使が……ッッwww

くそぅ返せ戻せっでも幸せになれよなあばよ! ξ三三三┏( ^o^)┛

で、感想を終えてもいいんですがwそれだけではなんなので。

子供の頃はあんなに可愛かった寛が…ッ。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
内容は、清廉潔白な王子様が、その純真さゆえに人を傷つけてしまった。
という感じでした。
相変わらずクズのような女が出てきますが、割と毒性は低めかな?
これくらいだと安心して読めますね!
(わたしの中の№1毒婦は信号機シリーズの光ちゃん?だっけ。だ)

読んでて「あー、ライカ。なるほど」と思った。
信じて信じて、懐いて、最後まで信じていたのに宇宙に消えたライカ犬。
受がまさにそういう感じだったのね。
ライカ犬は藻屑になったけど、このお話のライカはちゃんと王子様が悔いて迎えにきました。
よかったね。

……というか、実は途中までライカがあった「ひどいめ」っちゅーのは、まさか集団レイプとかじゃなかろうなとgkbrしてましたがそんなんじゃなくて残ね…いや、よかったです/(^p^)\w

そのほか、見知った方々が出てきてニヤニヤしました。
こういうの好き。スピンオフとか好きなもんで…へへ。
でも「止まり木」が思い出せなくて「うーんなんだっけこれなんだっけ」と悩みまくり、自分のレビューを読み返したw
そうか、『キスができない、恋をしたい』に出てきたあのバーか!
と気づいたのは皆川Jrが出てきたときだった。
皆川Jrはいい男であった。うむ。
で、オヤジ編のときにでてきたミチルさんが止まり木のマスターだったのか!と二つ目の驚き。そうかぜんぜん気付かなかったぜ!
こういうの見つけんの楽しいすなー。

イケメン×地味眼鏡

表題(表紙の二人の話)がすき(*´∀`*)
一冊まるっとこの話でも良かったですw

攻の真意がわからず悶々とする受も、受に焦れて色々やっちゃう攻もどっちもかわいい!
最初から好きだったんだね……俺にだけモテてればいいとか言ってくれるぜこんちくしょーwwww
兄に似ず体育会系な弟くんも可愛かった。

受が麻雀に強いのも個人的にツボでした^^
天和とかじゃなくて大三元であがるあたり、リアルに強そうwww

ポジティブ×ネガティブ

「地味受?それならこれがあるよ!」と友人に勧められたので買ってみました。

なにこれ萌えた。
斎藤がエロ可愛くてきゅんきゅん。降矢がいい男すぎる…たまらない。

地味受こと齋藤のマイナス思考が斜め後方にかっとんでも降矢(攻)が理解を示そうとしてくれるのがいい。
包容力あるな~。精神的に抜群の安定感がある。
その割に、仕事失敗して落ち込んじゃったりするのがかわいい。
失敗と言うか、三十って言ったら仕事が面白くなり始めると言われる頃で結果も出して自信もそこそこある男が同じく同年代の男にはねつけられるんだけど、まあそりゃ落ち込むよね。
でもそれをゆる~くフォローというか、彼の自尊心を突かずに保育園の先生みたいに「うん、そうだね。でもこういうところもあるんだよ。ほらね」と教える齋藤がいい。
ていうか、なんかわからんけど齋藤が可愛い(結局それだ…)。

で、中盤でこの人たち出来上がっちゃうんですが、中盤でこれということはこの先きっとなんかあるよねーとざわざわしながら読み勧める。

来た。
来ましたよ。

すれ違い喧嘩!

この言い合いがリアルだなー。
私は思考回路が齋藤よりなので、齋藤の気持ちがわかるんだけど、降矢はポジティブシンキンなので齋藤の思考に「はあ?」となる。
わかるよ。「はあ?」ってなるよね。
でもネガティブシンキンはポジティブシンキンの「はあ?」がムカつくし傷つくんだよwww

でも自分たちの考え方の違いとか、己の欠点とかを自覚して真逆の思考回路の相手に整然と説明できる、という手法が取れるのが降矢の最大の強みかもしれない。
理路整然と「俺はこうでしたけど齋藤さんもこうでしたよね?」となって「うるさいムキー!」となる齋藤がかわいい(こればっかりだ)。
「あなたがこうできないのはわかります。でもおれもこうできません」と言えるのがすごいね。
あと男女の同年代だと有り得ない「齟齬のなさ」がある意味リアルかもしれない。

待望の最新作

そうか…優はずっと永遠のことが好きだと思っていたが、本命は永久だったのか…
このお兄ちゃんとお姉ちゃんと幼なじみの三角関係よみたすぎるw幸せになりそうwww
でもおねえちゃんが絡むとBLじゃなくなるから駄目だよね(´・ω・`)ショボーン
すごい読みたい。

肝心のメイン二人については、なんつうか恋人関係じゃなかったらしいことに驚いた。そーだったのか…
永遠はアホの子で可愛かったです。
ていうか、お兄ちゃんも結構なアホの子だと思うんだがどうだろうか。

みにくいあひるの子

発売延期になっていた、桃華異聞の第二弾。
今回は第一弾でもちょろっと出てきた莉英が主役です。
言うなれば「みにくいあひるの子」といったところでしょうか(しかし私は「みにくいあひるの子」が最後どうなったかは知らない……)。

前作で出てきたときは高慢で鼻持ちならない美人の莉英。
1ページ目から前作と同じ高慢クオリティで、登場。そんな彼の過去。

幼いころに患った皮膚病の所為で醜いと謗られ、ひどい扱いをうけても人を憎んだりせず、一緒に売られてきた兄の青林を慕い、心配する少年……なーんだ可愛いとこあんじゃん!
と思いはするものの、一体彼をあんな冷たくて高慢にさせたのはなんなのだろうともやもやする。

おおまかな流れはこんなんですが、いやー、莉英が可愛いんだこれが。
小さい頃の頑張り屋さんぶりとか、物慣れず初々しいところとか、どんな客でも(借金さえしなければ)誠心誠意尽くすところとか、いじらしくて可愛い。
ただそれは同じ男娼から見れば必ずしもそうじゃないんだろうけどね。
で、和泉センセーがあとがきで仰るには、莉英はツンデレだそうだ……ツンデレ、ではないな。うん。
つんつんしとる。
ああでもデレを忘れたツンであることは確かだ。

個人的には、兄の青林も気になる。
なんか意味深なんだよ……弟に対する感情とかが。(恋的な意味ではなく)
それは大我も多分感じてたんだろうけど。
でも、一瞬の真実はどうあれ青林が莉英を深く思いやっていて、莉英も兄を心から愛していたんだからそれはいいんだろうな。
出来ることなら兄の番外なんかも見たかったが、それはあまりにも可哀想で報われないからやめたほうがいいな……(つД`)

あと、最後の楊さんの呪いについては、もっとじっくり書いて欲しかったなー。
彼がどれだけ自分にコンプレックスを持っていてそれを気にしてるのかとか。なんか物語の時間的には結構あったんだろうけど、あっさりすぎちゃってちょっとザンネンだった(´・ω・`)

ところで前作『宵待の戯れ ~桃華異聞~ (幻冬舎ルチル文庫)』の二人も出てくるんだが、ちょっと思ったことがある。
娼館にはランク付けがあって、
1:閭
2:楼
3:家
となるらしいが、閭の売れっ子の方が楼の男娼たちよりも……なんというか、かわいくない気がする。
TOPは言葉遣いもあんまりだし、性格も高慢……。
途中の地の分に「それを補ってあまりある技」とかなんとか書いてあるんだけど、それにしたって……(´・ω・`)商売むずかしい

ヤンデレ攻(腹黒)がたまらない。

前回『奪われることまるごと全部』が面白かったので購入してみました。

ロン毛にやけ攻(レストランオーナー)×短髪三白眼受(料理人)。

もうビジュアルからツボなので、手にとってレジへの速攻。
中身ももう大好きで、今年一番身悶えたかもしれません。

私はどうも駄目な男が好きらしいなwww
オーナーも前回の受(鷹緒)も愛すべき駄目野郎でたまらない。
作者ご本人は「ハズレばかり」とおっしゃっていますが、だがそれがいい。
いっそもっと極限まで駄目でもいいと思います^^
ハズレ男ラブ。
前回のカップリングもちょこっと出てきますので、前回読んだかたは二度おいしいかと思います。
口が悪くて「めんどくせえこと嫌い」みたいな受が、案外面倒見よくて萌えた…(*´Д`*)なんだかんだいって料理食わせちゃうんですね!
駄目っこに構うツンデレかわゆい。

ハズレハズレ連呼するのもなんだかなあと思いまして。
念の為いい男いないかなーと思って探してみたらいたよ、いましたよ。
うっちーが!www
彼はちゃんといい男だと思う。うっちー!!!
優しいし面倒見がいいし顔もいい。でもノンケで脇役でいて欲しいなw 好きです。

イケメン幼児も二十歳超えればさえない君

ひたすら地味な「さえない君」が、「イケメン君」の死んだ彼女に憑依される……というどこまでも報われなさそうな三角関係。
三角関係というには、彼女→→←←←←イケメン君←?←さえない君という、ちょっとぼんやりとした不明瞭な関係。

憑依されている間、さえない君の意識はなく。
求められることに焦がれ、求められているのは己であって己ではない、というところに 地味に 葛藤する。
どこまでいってもさえない「さえない君」……。

BLっぽくはないというか、着地点で着地しきってない感じがするけど私は好きだなー。
というか、ニアホモであって、BLでは決してないとだけ付記しておきます。

「BLは心と心の結びつき。エロなんてないほうが胸に響くわ!」という方には読んでほしいw
「なにもねえのかよー。ちちくりあってこそのBLだろー」という方にはおすすめしないw

イケメンくんが「みーちゃん…」って泣いちゃうのが大変かわゆうございました。
けど、凄く可哀想になっちゃう泣き顔だったな。。。
なかないで!そんなに泣かないでおくれ…となるんですが、それを見せつけられるというのは心惹かれているさえない君にとっては結構辛いことなんじゃないだろうか。

あとさえない君が個人的にタイプですw

元マネージャー×元芸人

久我さんの芸人シリーズ第四弾。
待ってた。
雑誌掲載時からずっと待ってた。

実力はあるものの時流に乗れなかったため売れっ子になれなかった芸人(受)と、そのマネージャーをしつつ片思いをしていた大阪の劇場の支配人(攻)。
仕事出来るけどヘタレな攻とツッコミなのに受な美人。(日本語変だ)
割とそっけない(ツンデレまではいかない)受に、縋って縋って縋り捲くる攻がいい。情けないのに仕事が有能とかたまらんな。
受は普段ツンツンしてるというか、男らしい性格の割りにベッドでは甘えっ子になるそうです。なにそれ美味しい。

そして今回もシリーズ第一作目の「バンテージ」やら、第三作目(にあたるのかな?)「パイロットランプ」やらの先輩芸人、それと元芸人で夢破れた定食屋の彼の残り香が少し出てきて、シリーズ通してみてるこちらがいささか懐かしさを覚えました。
しかし毎回イラストレーターさんが違うので、彼らが挿絵に出てくることはないという…!w
ちきしょう!wwwだがそれもいいw

草間先生の、雑誌掲載時のコメント欄のイラストが再録されてたのが嬉しい。さすが久我先生、わかってらっしゃる!!!!

オレンジグミも怪しげで期待するが、その前に若飛のオッサンカップルを先に――!!!!!
先生ー!!!お願いしますー!