Krovopizza
『嘘つきは紳士のはじまり』の続編が、前作から7年の歳月を経てついに単行本化。
最終話がOPERA vol.47(2014年10月刊)に掲載されて以来音沙汰なしだったので、遂に単行本化され嬉しい限りです。
ちなみにこの最終話、単行本化にあたりほぼ全ページ改稿されています(後述)。
あらすじ:
上流階級出身で妻子持ちのポール・トーマス・ハスキンス教授(攻め・表紙右)と関係を持ってしまっ…
ドラマ化もされた『トクボウ』等で有名な青年漫画家さん・高橋秀武先生による初BLレーベル作品。
(『トクボウ』は大好きで、ドラマも楽しく観ておりました!)
画力といい内容といい流石の一言で、BLというより同性愛要素のある時代物として大変読み応えある作品です。
内容は既に詳しいレビューがあるので割愛しますが、一言で言うと、元やくざの青年と村の漢方医の交流を描いた義理人情物です。
抜…
ヘルハイシリーズ第3巻。
今回は1巻から小出しに語られてきたプロフェットの過去と、彼を苛む「幽霊」の正体に迫る怒涛のドラマが展開されます。
原書を読んで以来邦訳版の刊行をドキドキしながら待っていましたが、読み終わった今も興奮さめやらぬ状態です…!
あらすじ:
トム(表紙右)と一緒に暮らし始めたプロフェット(表紙左)は、元上官の依頼でトムと共にアフリカのジブチへ。
そこで、11年…
シリーズ第4巻は、外務省ルーキー編。
以前の全サ小冊子リクエスト企画でぶっちぎりで大人気だった武笠×深津の話です。
複数のカプの話が収録されていた既刊と異なり、今回は(描き下ろしを除き)一冊まるっとこの二人の話。
くっつくまでのすれ違いや想いが通じ合ってからの初々しいやり取り等、ラブ展開をじっくり堪能できる一冊です。
財閥御曹司の武笠と、親の借金を背負いボロ屋に暮らす苦労人・深津。…
大好きな山田ユギさんの20周年記念小冊子!
描き下ろし番外編やコメントなど盛り沢山で、ユギさんのサービス精神や、編集部の愛を感じられる内容でした。
歴代作品の色んなシーンをリーフ柄に透かしたカバーデザインも素敵です♪
■「うちの神様にはがっかりだ」×「一生続けられない仕事」コラボ番外編
奨和・悠人の二人とお茶する早坂。
奨和と早坂は、高校時代の先輩後輩。
奨和は当時から(魂が)…
CANISシリーズ新章。
前作に断片的に登場していたハロルド、岩城、サムの三人の物語になります。
ハロルドは、リョウ(前作攻め)が過去にいた組織の元ボス。
今まで曖昧だったリョウの過去関連の事情が遂に明らかになりそうで、期待が高まります。
物語は1980年、三人が11歳の頃からスタート。
ハル(ハロルド)、ノブ(岩城)、サム(サミュエル)は、アメリカの孤児院で同室に暮らしてい…
シリーズ第一作目。
ラブ展開としては決着しておらず、Hシーンもありませんが、そんなことは全く気にならない面白さでした!
あらすじ:
怪異を封じる拝み屋一家の長男・周(受け・23歳)は、いきなり訪ねてきた分家の親戚・西門(攻め・35歳)と、マンション管理の仕事をすることに。
マンションや人家に頻発する謎の霊『黒い手』の正体を、西門と共に追うことに…
除霊をテーマとする作品で、オ…
大正時代、貿易商と執事の十数年の歳月を描いた作品。
大正のビジネス界における一商家の一進一退も描かれており、大河小説のような壮大な物語が展開されます。
あらすじ:
文官の父を亡くし、執事見習いとして貿易商の宗方家で働き始めた弓削(受け・14歳〜)。
嫡男の鉄真(攻め・15歳〜)、弟の一誠と打ち解け、将来の夢を語り合う仲に。
しかしある夜、宗方家当主の部屋に呼び出されたことから、弓削の…